「100万円でゲーミングPCを組む」というような動画などを観て、100万円のゲーミングPCに興味が沸く人も多い。100万円という数字はキリが良いし、大人なら出せない額ではないというのも大きい。
この記事では、100万円の最強BTOゲーミングPCを紹介し、魅力や注意点を解説している。
100万円のBTOゲーミングPCに興味があり、どんな構成なのかを知りたい人は必見だ。
100万円の最強BTOゲーミングPCを紹介
BTO | 特徴 |
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SEVEN(公式サイト) | 幅広いカスタマイズ幅が売りのBTO。 奇抜なデザインのケースも扱う。 |
皆が知っているような大手BTOは安さを重視しているため、100万円のゲーミングPCは扱っていないことが多い。
複数の中小BTOで100万円のゲーミングPCは扱われているが、独自性やカスタマイズのしやすさなどの点で優秀なBTOのみを紹介する。
SEVENで選べる100万円の最強ゲーミングPC
SEVENはカスタマイズ性が売りのBTOだ。1つ1つのパーツを広い選択肢から選ぶことができる。パーツには画像と説明が記載されていて、カスタマイズしやすいことも評価できる。
選べるケースのバリエーションも豊富だ。NZXTなどのパーツメーカーのケースを選べることは当然として、無難なデザインから奇抜なデザインまで幅広く揃えている。
内部のパーツだけでなくケースに関しても幅広い層に刺さるという独自性があるBTOだ。
›SEVENの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec P20C採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×490mm×469mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec P20Cが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
ASUS ROG Hyperion GR701 White採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 268mm×639mm×659mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×2 USB3.2 Gen1 ×4 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×2 2.5インチベイ ×5 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm×3 or 140mm ×3 背面:120mm×1 or 140mm×1 |
ASUS ROG Hyperion GR701 Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 128GB | 2TB+2TB | 1,295,580円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+4TB | 1,291,180円 |
Cooler Master MasterBox CM694 (TG)採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 224mm×506mm×493mm |
前面インターフェイス | USB3.1 Type-C ×1 USB3.0 ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 5.25インチ ×2 2.5/3.5インチ共用 ×6 2.5インチ ×8 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×2 前面:120mm×3 or 140mm×2 背面:120mm×1 |
Cooler Master MasterBox CM694 (TG)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | i7-14700KF | RTX5090 | 64GB | 2TB | 988,680円 |
Cooler Master HAF 700 EVO (特別仕様)採用PC
- 通常
- 特別


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 291mm×626mm×666mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 ×4 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 2.5/3.5インチ共用 ×12 |
搭載可能ファン | 上面:200mm×2 or 140mm×3 or 120mm×6 前面:200mm×2 or 140mm×3 背面:120mm×2 側面:140mm×3 or 120mm×4 底面:120/140mm×3 |
Cooler Master HAF 700 EVO (特別仕様)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,154,780円 |
Cooler Master COSMOS C700M採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 306mm×651mm×650mm |
前面インターフェイス | USB3.1 Type-C ×1 USB3.0 Type-A ×4 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 5.25インチ ×1 2.5/3.5インチ共用 ×4 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm×3 前面:140/120mm×3 背面:140/120mm×1 底面:140/120mm×2 |
Cooler Master COSMOS C700Mが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | U9 285 | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,138,280円 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×471mm×478mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm×3 or 140mm ×3 底面:120mm×3 or 140mm ×3 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 128GB | 2TB+2TB | 1,204,280円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,119,580円 |
NZXT H9 Elite White採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×495mm×466mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 側面:120mm ×3 底面:120mm ×3 or 140mm ×2 |
NZXT H9 Elite Whiteが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
100万円の最強ゲーミングPCの魅力
100万円の最強ゲーミングPCの魅力は以下の通り。
- 最強性能が手に入る
- 圧倒的な所有感
最強性能が手に入る
100万円のゲーミングPCともなれば、性能も最強クラスであることが多い。グラボは最強のRTX5090確定と言って良く、CPUはRyzen9やCore Ultra9のような最高グレードを搭載している傾向にある。
メモリやストレージに関してもかなりの大容量であることが多く、性能に関して隙はないだろう。
圧倒的な所有感
性能だけで100万円になることは稀で、多くの場合、デザインや信頼性の面で価格が加算されて100万円に到達する。
デザインについては分かりやすく、大きめのハイエンドケースだったり、奇抜なデザインのケースだったりすると、価格が高くなる。
信頼性とは品質であり、耐久性のあるマザーボードや冷却力の高いCPUクーラーといった、直接的には性能に表れにくいところだ。
つまり100万円のゲーミングPCには、性能だけでなくデザインや信頼性にもこだわっているという、圧倒的案所有感を得ることができる。
100万円の最強BTOゲーミングPCを購入する際の注意点
100万円の最強BTOゲーミングPCを購入する際の注意点は以下の通り。
- いつまでも最強性能ではない
- 自己満足でしかない
いつまでも最強性能ではない
ゲーミングPCの性能の肝でもあるグラボやCPUは、1~2年程度で新しい世代が開発され、性能が更新されてしまう。現在最強のゲーミングPCを買ったとしても、1~2年後には最強の座から降ろされてしまうことは知っておきたい。
とはいえ、購入時点で最強性能を選んでおけば、故障するまで性能面で不満なく使える可能性は非常に高い。特に最近の最強グラボは準最強と比べても飛び抜けた性能なので、大衆向けのグラボがすぐに追いつくことは難しいのだ。
自己満足でしかない
最強性能だけならまだしも、デザインを深く追及したり、謎のこだわりを発揮したりするのは自己満足でしかないことに注意したい。
わざわざ高額なPCケースを選んだり、4つのメモリスロットをすべて埋めたいという理由だけで使いもしない128GBを選択したりするのは、コスパがあまりにも悪い。一度冷静に立ち止まる必要がある。
しかし同時に、どうせ大金をかけるならば、徹底的にこだわった一品に仕上げるべきであり、自己満足で良いという思いもあるため、一概には言えないのが難しいところだ。
まとめ:100万円の最強BTOゲーミングPCを手に入れよう
この記事では、100万円の最強BTOゲーミングPCを紹介した。
BTO | 特徴 |
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SEVEN(公式サイト) | 幅広いカスタマイズ幅が売りのBTO。 奇抜なデザインのケースも扱う。 |
100万円のBTOゲーミングPCは、性能だけでなくデザインや信頼性にもこだわった究極のゲーミングPCであり、自己満足の域でしかないという注意点もある。
とはいえ、ゲーミングPCには自己満足が大事になるという側面もある。冷静に考えた上で、100万円のBTOゲーミングPCを検討してほしい。