ゲーミングPCの購入を検討するとき、10~20万円程度の予算を組む人は多い。20万円以上は出したくないと思う心理は理解できる。
この記事では、10万円台のBTOゲーミングPCを紹介している。
10万円台のゲーミングPCの特徴を知り、ゲーミングPCを安く買いたいと考えている人は必見だ。
10万円台のおすすめBTOゲーミングPCを紹介
10万円台のおすすめBTOゲーミングPCを、種類ごとに分けて紹介する。
各BTOショップにはそれぞれ特徴があり、自分にあった特徴を持つBTOショップを利用することで、自分にとって無駄のないゲーミングPCを手に入れることができる。
価格を最重要視したい人におすすめ
フロンティアの10万円台のゲーミングPC
構成 | |
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外観 | ![]() |
CPU | Ryzen7 5700X |
グラボ | RTX5060Ti 8GB |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR4-3200 |
SSD | 1TB |
価格(税込) | 155,800円 |
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フロンティアは常にセールを開催していて、いつでもゲーミングPCをお得に手に入れることができるBTOショップだ。
Ryzen7 5700X×RTX5060Ti(8GB)という組み合わせで、価格を意識している。
高度なクリエイティブ作業には向いていないが、PC入門機としては十分な構成となっている。
マウスコンピューターの10万円台のゲーミングPC
構成 | |
---|---|
外観 | ![]() |
CPU | Ryzen7 7700 |
グラボ | RX9060XT |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5200 |
SSD | 1TB |
価格(税込) | 189,700円 |
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マウスコンピューターはBTOショップの中で最高クラスの知名度を誇り、特にNEXTGEARシリーズはデザイン性と価格の両方で優れている。
Ryzen7 7700×RX9060XTの組み合わせであり、ゲーミングPC入門機としての1つの正解だ。
価格面だけでなく、デザイン性と必要十分な性能という点において優れている。
品質を最重要視したい人におすすめ
パーツ(変更可) | AMD構成例 | Intel構成例 |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen5 5600XT | Core i5-14400F |
グラボ | RTX5060 | RTX5060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 187,280円 | 190,310円 |
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サイコムは最も品質に力を入れているBTOショップの1つと言えるほどに、高品質なパーツのみを採用している。
例えば、最強メーカーと言われるNoctuaの空冷クーラーを標準構成の時点で搭載していたり、グラボや電源のメーカーを選べたりする。
サイコムであれば、誰でも簡単に高品質なゲーミングPCを手に入れることができるのだ。
カスタマイズ幅を最重要視したい人におすすめ
パーツ(全て変更可能) | AMD構成 | Intel構成 |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 7700 | Core i5-14400F |
グラボ | RTX5060 | RTX5060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 1TB | 1TB |
価格(税込) | 199,980円 | 197,780円 |
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※基本的には、週替りセール対象モデルから選定
SEVENはカスタマイズ性に優れたBTOショップであり、ケースやCPUなどを含む全てのパーツを幅広い選択肢から変更できる。
価格重視の構成にするのも良し、デザイン性重視の構成にするのも良し、自分好みのゲーミングPCに仕上げることができるのだ。
10万円台のBTOゲーミングPCの魅力
10万円台のゲーミングPCの魅力は、最安の価格帯であることだ。中古などを含めれば10万円未満でも手に入るが、新品で最低限の性能を求める場合、10万円以上となる。
最安とは言っても、フルHDでゲームを楽しむ分には問題ない性能だ。RTX5060やRTX5060TiといったフルHD向けグラボが搭載されている。
ゲーミングPCの入門機として、10万円台は非常に優れた価格帯だ。
10万円台のBTOゲーミングPCの注意点
CPU性能は弱め
10万円台のゲーミングPCに搭載されているCPUは弱いことが多い。Ryzen5やCore i5のような6コアのCPUや、Ryzen7 5700Xのような8コアだが最新ではないCPUが搭載されている。CPU性能が重要になりやすいクリエイティブ作業を行うクリエイターは、CPUが強い20万円以上のゲーミングPCを選んだ方が良い。
›20万円台のBTOゲーミングPCを紹介&魅力や注意点も解説
とはいえ、性能に対して神経質な人でない限り気になることはないし、趣味程度の動画編集くらいなら、10万円台のゲーミングPCでも余裕でこなせる。PC初心者の場合、高度な作業をするとは考えにくいので、さほどデメリットにはならないだろう。
拡張性が低いことが多い
10万円台のゲーミングPCは、数年後に自分でCPUなどを取り換えようと思ったときに、他パーツまで丸ごと買い替える必要がある可能性が高い。
例えば、CPUとマザーボードは互換性があり、CPUだけを取り換えることはできない場合がある。古いCPUを搭載している場合、マザーボードも古く、最新のCPUに対応していないのだ。つまり、CPUやグラボを買い替えようとする際、マザーボードや電源といった別のパーツまで買い替える必要性がある可能性が高い。
もちろん、今最新のものを買ったとしても、同じような事態になる可能性はあるため、10万円のゲーミングPC特有の欠点ではないが、注意しておきたい。
まとめ:高コスパな10万円台のBTOゲーミングPCを手に入れよう
この記事では、10万円台のゲーミングPCを選べるBTOを紹介した。
BTO | 特徴 |
---|---|
フロンティア(公式サイト) | セール頻度と価格が売りのBTO。 |
マウスコンピューター(公式サイト) | 知名度と価格、デザイン性が売りのBTO。 |
サイコム(公式サイト) | 高品質なパーツ選定が売りのBTO。 |
SEVEN(公式サイト) | パーツのカスタマイズ幅が売りのBTO。 |
10万円台のゲーミングPCは性能面で物足りないこともあるが、最安の価格帯であり、特にPC初心者の入門機として優れている。高コスパな10万円台で、ゲーミングPCデビューをしよう。