価格からゲーミングPCを探す人は多い。ゲーミングPCは高価であるという性質上、予算を決めることが重要だからだ。
この記事では、20万円台のBTOゲーミングPCを紹介している。
予算20万円台でゲーミングPCを考えている人は必見だ。
20万円台のおすすめBTOゲーミングPCを紹介
20万円台のおすすめBTOゲーミングPCを、種類ごとに分けて紹介する。
各BTOショップにはそれぞれ特徴があり、自分にあった特徴を持つBTOショップを利用することで、自分にとって無駄のないゲーミングPCを手に入れることができる。
価格を最重要視したい人におすすめ
フロンティアの20万円台のゲーミングPC
構成 | |
---|---|
外観 | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RX9070XT |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 2TB |
価格(税込) | 279,800円 |
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フロンティアは常にセールを開催していて、いつでもゲーミングPCをお得に手に入れることができるBTOショップだ。
Ryzen7 9800X3D×RX9070XTという組み合わせで、ゲームからクリエイティブ用途まで、高いパフォーマンスを発揮できる。
ゲーム、クリエイティブ問わず様々な用途に対応できるモデルだ。
マウスコンピューターの20万円台のゲーミングPC
構成 | |
---|---|
外観 | ![]() |
CPU | Ryzen7 9700X |
グラボ | RTX5060Ti 16GB |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 1TB |
価格(税込) | 239,800円 |
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マウスコンピューターはBTOショップの中で最高クラスの知名度を誇り、特にNEXTGEARシリーズはデザイン性と価格の両方で優れている。
Ryzen7 9700X×RTX5060Ti(16GB)の組み合わせであり、ゲーミングPC入門機としては十分すぎる性能だ。
価格面だけでなく、デザイン性と必要十分な性能という点において優れている。
品質を最重要視したい人におすすめ
パーツ | AMD構成例 | Intel構成例 | Intel構成例2 |
---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9700X | Core Ultra7 265K | Core i7-14700K |
グラボ | RTX5060 | RTX5060 | RTX5060 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
SSD | 1TB | 1TB | 1TB |
価格(税込) | 289,070円 | 291,390円 | 266,050円 |
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サイコムは最も品質に力を入れているBTOショップの1つと言えるほどに、高品質なパーツのみを採用している。
例えば、最強メーカーと言われるNoctuaの空冷クーラーを標準構成の時点で搭載していたり、グラボや電源のメーカーを選べたりする。
サイコムであれば、誰でも簡単に高品質なゲーミングPCを手に入れることができるのだ。
カスタマイズ幅を最重要視したい人におすすめ
パーツ(全て変更可能) | AMD構成 | Intel構成 |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 7800X3D | Core Ultra7 265F |
グラボ | RTX5070 | RTX5070 |
メモリ | 32GB(32GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 1TB | 1TB |
価格(税込) | 298,980円 | 285,780円 |
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※基本的には、週替りセール対象モデルから選定
SEVENはカスタマイズ性に優れたBTOショップであり、ケースやCPUなどを含む全てのパーツを幅広い選択肢から変更できる。
価格重視の構成にするのも良し、デザイン性重視の構成にするのも良し、自分好みのゲーミングPCに仕上げることができるのだ。
20万円台のBTOゲーミングPCの魅力
多くの人に合う程よい性能
20万円台のBTOゲーミングPCはRTX5060やRTX5060Ti、RTX5070を搭載していることが多く、ほとんどの人にピッタリの性能だ。
RTX5060やRTX5060Ti(8GB)はフルHDゲーミングに適したグラボであり、多くの人にちょうど良い。RTX5060Ti(16GB)やRTX5070はWQHDにも対応できる性能だが、フルHDで運用しても無駄感はさほどない。
20万円台のゲーミングPCは、ほとんどの人が性能を使い切れて無駄がない。
安いだけではない、程よい信頼感
10万円台の安いゲーミングPCもあるが、型落ちパーツを採用していて性能があまりにも低かったり、信頼性に劣るパーツを採用してコストを下げたりしていることが多い。
もちろん安いゲーミングPCでもゲームをプレイすることは可能だが、長期間快適に使いたいということを考えると、安いだけのゲーミングPCを選ぶべきではないというのが筆者の考えだ。
20万円台であれば、性能だけでなく品質も重視したゲーミングPCを手に入れることができる。
20万円台のBTOゲーミングPCの注意点
高性能ではない
20万円台のゲーミングPCは、ほとんどの人にとって十分な性能ではあるが、高性能ではない。フルHD~WQHDでのゲームや、趣味程度の動画編集であれば余裕だ。一方で、4Kでゲームをしたいような人にとっては性能不足だ。
巷では「RTX5060Tiでも4Kゲーミングは可能」などと言われていることもあるが、軽いfps系のゲームでのことだったり、4K低設定でのことだったりして現実的ではない。fpsを4Kでプレイする人はいないし、4Kなのに低設定なのは何をしたいのかが分からない。
4Kゲーミング向けの高性能PCを求めるなら、30万円後半~40万円以上は必要になると思って良い。
最安ではない
20万円台はゲーミングPCとしては一般的だが、最安ではない。新品のゲーミングPCの最安は、10万円ちょっとだ。
ただし、10万円ちょっとのゲーミングPCは型落ちのCPUやグラボを搭載しているので、汎用性や将来性は低い。もちろんフルHDでゲーム内設定を下げれば大抵のゲームはプレイ可能ではあるが、一部のゲームはプレイ負荷だったり、高いフレームレートを出せなかったりする。
20万円台のゲーミングPCは最安ではないものの、性能や品質の面から、汎用性や将来性に優れている。
20万円台のBTOゲーミングPCを手に入れよう
この記事では、20万円台のBTOゲーミングPCを紹介した。
BTO | 特徴 |
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フロンティア(公式サイト) | セール頻度と価格が売りのBTO。 |
マウスコンピューター(公式サイト) | 知名度と価格、デザイン性が売りのBTO。 |
サイコム(公式サイト) | 高品質なパーツ選定が売りのBTO。 |
SEVEN(公式サイト) | パーツのカスタマイズ幅が売りのBTO。 |
20万円台のBTOゲーミングPCは、フルHD~WQHDにピッタリな性能であり、ほとんどの人は性能を持て余すことがない。ぜひ無駄のないゲーミングPC選びをしてほしい。