ツクモは老舗のBTOショップであり、PCパーツショップとしても有名だ。価格と品質のバランスが非常に良い。
この記事では、ツクモがどんな評判で、どんな特徴を持つBTOショップなのかを解説している。
セール情報やPCケース、ゲーミングPC一覧なども紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってほしい。
ツクモの独自の特徴:価格と品質のバランス
- 価格と品質のバランスが良い
- 実店舗を持ち、知名度が高い
ツクモは秋葉原などに実店舗を持ち、自作er御用達のPCパーツショップでもあることを活かし、BTOゲーミングPCにも高品質なパーツを採用している傾向にある。
それでいて価格は比較的安い部類であり、価格と品質のバランスが優れているのだ。
逆に言えば、価格特化・品質特化というわけではない。価格に特化したBTOショップならフロンティアを、品質に特化したBTOショップならサイコムを選ぶと良い。
価格と品質のバランスが良い
ツクモでは、多くのパーツの型番を公開している。
他の大手BTOショップでは伏せられがちなマザーボードや電源の型番を公開しているモデルが多い。この2つのパーツはPC全体の品質にも関わってくるため、型番が公開されているのは非常に嬉しいポイントといえる。
それでいてツクモは、価格が売りのBTOショップに分類できる。最安ではないが、安価な部類だ。価格と品質のバランスが非常に良く、おすすめのBTOショップだ。
実店舗を持ち、知名度が高い
ツクモは秋葉原をはじめ、大阪や名古屋などに実店舗を持つ。自作erであれば確実に知っているであろうショップだ。
しかもツクモはヤマダ電機のショップブランドであり、そういう意味でも知名度が高く、安心感が強い。
ネットでの買い物に不安になる人であっても、ツクモであれば安心して利用できるはずだ。
ツクモの4つの魅力を紹介
- 品質と価格の絶妙なバランス
- 実店舗&ヤマダ電機で信頼性が高い
- 硬派な黒ケースが主流
- Webサイトがやや使いやすい
独自の特徴と重複するところもあるが、筆者が分析する、ツクモの魅力は以上の通り。
品質と価格の絶妙なバランス
常にセールを行っているフロンティアおよび、最大手BTOのドスパラと比較しよう。
比較1
Ryzen7 9700X×RTX5070Tiの構成で比較する。
| ツクモ | フロンティア | ドスパラ | |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
| CPU | Ryzen7 9700X | Ryzen7 9700X | Ryzen7 9700X |
| CPUクーラー | 120mm空冷 ID-COOLING FROZN-A410 | 120mm空冷 CPS RT400-BK | 120mm空冷 |
| グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
| マザーボード | ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI | MSI製 B650 | B850 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(32GB×1) DDR5 | 16GB(16GB×1) DDR5-4800 |
| SSD | 1TB Gen4 | 1TB Gen4 | 500GB Gen4 |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD CWT GPW750SB | 750W 80PLUS PLATINUM | 750W 80PLUS GOLD |
| 価格(税込) | 389,800円 | 389,800円 | 399,980円 |
ツクモは、最安クラスのフロンティアと同額だ。構成の多少の違いはあるが、ツクモはかなり安いと考えて良いだろう。
さらにツクモは、最大手のドスパラよりも安い。ドスパラの構成はB850のマザーボードではあるが、公開されているパーツや容量を見るに、ツクモの方がコスパが良いといえる。
型番を公開しているパーツも多く、価格が安いという点で、ツクモはかなりおすすめできるBTOショップだ。
比較2
Ryzen7 9800X3D×RX9070XTの構成で比較する。
| ツクモ | フロンティア | ドスパラ | |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
| CPU | Ryzen7 9800X3D | Ryzen7 9800X3D | Ryzen7 9800X3D |
| CPUクーラー | 120mm空冷 ID-COOLING FROZN-A410 | 120mm空冷 CPS RT400-BK | 240mm水冷 ASETEK 624S-M2 |
| グラボ | RX9070XT | RX9070XT ASRock製 | RX9070XT |
| マザーボード | ASUS TUF GAMING B850-PLUS WIFI | MSI製 B650 | B850 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(32GB×1) DDR5 | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
| SSD | 1TB Gen4 | 2TB Gen4 | 1TB Gen4 |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD CWT GPW750SB | 750W 80PLUS PLATINUM | 1000W 80PLUS GOLD |
| 価格(税込) | 457,800円 | 399,980円 | 499,980円 |
フロンティアのマザーボードはB650であることも影響し、ツクモの方が6万円弱高い。
とはいえドスパラと比べると約4万円も安い。ドスパラ側は240mm水冷を搭載しているぶん不利ではあるが、1000Wという過剰な電源を搭載していることも含め、ツクモの方が”良い”構成といえる。
実店舗&ヤマダ電機で信頼性が高い
ツクモは秋葉原を中心にいくつか実店舗を持っていて、各店舗ではPCパーツを購入したり、PCについて店員に相談したりできる。東京周辺に住んでいるPCオタクであれば、誰もが知っているような知名度だ。
さらにツクモはヤマダ電機が運営するショップであるという点も信頼性に繋がる。ヤマダ電機は業界最大手の企業なので、信頼性はバツグンと言っても過言ではない。
ネットで買い物をする上で、運営元の信頼性は非常に重要だ。
硬派な黒ケースが主流
大手BTOショップがこぞって白ケースを黒ケースと同列に扱うようになった一方で、ツクモは古き良き黒ケースをメインとしている。
メインのプレミアムミドルタワーシリーズはシンプルな黒ケースであり、他のシリーズに関しても黒ケースが主軸だ。
もちろん白ケース採用のシリーズも用意されているが、かなり数が少ない。
硬派な黒ケースを求めている人にピッタリのBTOショップだ。
Webサイトがやや使いやすい
ツクモのWebサイトはややバナーが多めで見にくいが、ゲーミングPC一覧が表になっているという点を評価したい。トップページから1クリックでその一覧表に辿り着けるのも分かりやすい。
他BTOの中には、バナーだらけで何がどこにあるのかが分からないサイトもあるのだが、ツクモは操作性に比較的優れている。Webサイトの動作に重さを感じることもないため、ストレスフリーだ。
ツクモの注意点・残念な点を紹介
- 悪く言えば、どっちつかずで特徴が薄い
- 特殊なシリーズは品切ればかり
悪く言えば、どっちつかずで特徴が薄い
ツクモは価格と品質のバランスが取れたBTOだが、悪く言えばどっちつかずで中途半端だ。
なるべく安い方がいい人であれば、フロンティアなどのBTOショップをえらんだ方が良いし、全パーツを高品質にしたいのであれば、サイコムなどのBTOショップを選ぶべきだ。
価格に振り切ると信頼性が不安だし、品質に振り切るとお金が不安という人も多いはずであり、ツクモのニーズもあるはずだが、いちおう注意点として挙げさせてもらった。
特殊なシリーズは品切ればかり
ツクモの標準的なシリーズである「プレミアムミドルタワーシリーズ」に関しては、品切れはほとんど見られない。
しかしASUSコラボシリーズやWhite Edition、ピラーレスケースシリーズなどに関しては、頻繁に品切れを起こしている。せっかく魅力的なシリーズを展開しているのだから、在庫には気を遣ってほしいものだ。
ツクモの評判を紹介
筆者がクラウドソーシングサービスを利用して、ツクモを利用したことがある人のレビューを集めた。
全部で13件のレビューが集まり、そのうち12件がポジティブなレビュー、1件がネガティブなレビューだった。
ポジティブな評判
ポジティブな評判をすべて掲載すると長くなってしまうため、似たような評判は代表1つに絞って紹介する。
リピートしてます
数年前もツクモでゲーミングPCを購入したが、今回も購入した。安定の品質なので満足している。
ヤマダ電機グループで安心感が強い
ヤマダ電機グループという点が一番の決め手でした。サポートも充実しているので、安心して購入できました。
安く手に入って満足
本当は欲しいモデルがセールになるのを待ちたかったが、そもそも他のBTOより安かったのですぐに買ってしまった。でもゲームを楽しめてるので後悔はしてないです。
ネガティブな評判
もっとカスタマイズしたい
ツクモはカスタマイズできるほうだと思うが、もう少し選択肢が多いともっと嬉しい。今後に期待したい。
今回筆者が直接集めたネガティブなレビューは1つだけだったが、ネット上には他のBTOと同じく、サポートに関する不満があるようだ。
しかしどのBTOでもサポート関連の悪評はあるため、神経質になって気にする必要はないと筆者は考えている。
ツクモのゲーミングPCのセール情報
現在、ゲーミングPCのセールは開催されていない。
ツクモで選べるPCケース&ゲーミングPC一覧
| シリーズ・外観 | 説明 |
|---|---|
G-GEAR![]() | ツクモの標準的なシリーズ。 プレミアムミドルタワー。 |
G-GEAR aim![]() | デザイン性とコンパクトさの両立を目指したシリーズ。 |
G-GEAR mini![]() | 小型シリーズ。 |
G-GEAR Powered by ASUS![]() | ASUSコラボシリーズ。 |
G-GEAR White Edition ミニタワー![]() | 白いミニタワーケース採用のシリーズ。 |
G-GEAR White Edition ピラーレス![]() | 白いピラーレスケース採用のシリーズ。 |
G-GEAR プレミアムミドルタワー

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×445mm×460mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.2 Type-A ×2 USB3.2 Type-C ×1 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×2 2.5インチシャドウベイ×2 |
| 搭載可能ファン | 前面×1/背面×1装着済み 前面×2追加可能 |
G-GEARプレミアムミドルタワーは「プレミアム」という名前だが、ツクモの標準的なシリーズだ。
シンプルな黒色のケースを採用していて、エアフロー・拡張性・メンテナンス性を特に重視している。
他のシリーズと違い、性能の選択肢が多いのも特徴だ。
| AMDモデル | R7 9700X R5 9600X | R7 9800X3D | R7 9850X3D | R9 9950X3D R9 9950X R9 9900X |
|---|---|---|---|---|
| RTX5090 | 899,800 | 1,099,800 | ||
| RTX5080 | 523,800 667,950 | 550,950 700,950 | ||
| RTX5070Ti | 389,800 | 479,800 616,800 | 499,800 | 499,800 649,800 |
| RTX5070 | 345,800 | 435,800 | ||
| RTX5060Ti (16GB) | 308,800 | 399,800 469,800 | 442,150 469,800 519,300 | |
| RTX5060Ti (8GB) | 297,800 | 388,800 458,800 | 458,800 | |
| RX9070XT | 367,800 | 457,800 | 469,800 | 477,800 |
| RX9060XT | 458,800 | 458,800 |
※2026年3月15日時点での情報
| Intelモデル | i7-14700F i5-14500 i5-14400F | U7 265K | U9 285K |
|---|---|---|---|
| RTX5090 | 899,800 | 954,800 1,049,800 | |
| RTX5080 | 490,950 650,950 | 705,950 | |
| RTX5070Ti | 379,800 | 439,800 599,800 | 654,800 |
| RTX5070 | 335,800 | 395,800 | |
| RTX5060Ti (16GB) | 379,800 429,800 | 484,800 | |
| RTX5060Ti (8GB) | 368,800 418,800 | ||
| RX9070XT | 357,800 | 424,950 | |
| RX9060XT | 368,800 418,800 |
※2026年3月15日時点での情報
G-GEAR Aim

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×415mm×400mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0×2 USB Type-C ×1 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×1 2.5インチシャドウベイ×2 |
| 搭載可能ファン | 前面×1/背面×1装着済み 天面×2追加可能 |
G-GEAR Aimはコンパクトさが売りのシリーズであり、スチールサイドパネルとガラスサイドパネルの2種類のケースから選べる。
ケースがコンパクトなのでミドルクラスまでのグラボしか搭載できないが、ほとんどの人にとっては十分な性能なのでそれほど気にならないだろう。
| AMDモデル | R7 7700 R5 7600 R5 7500F | R7 9700X R5 9600X | R7 9850X3D R7 9800X3D R7 7800X3D |
|---|---|---|---|
| RTX5060Ti (16GB) | 313,800 319,800 | 354,800 359,800 | |
| RTX5060Ti (8GB) | 249,800 279,800 | ||
| RX9060XT | 214,800 – |
※2026年3月15日時点での情報
※上段がスチールサイドパネル、下段がガラスサイドパネル
※2026年3月15日時点での情報
※上段がスチールサイドパネル、下段がガラスサイドパネル
G-GEAR mini

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 185mm×303mm×396mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A×2 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 2.5インチシャドウベイ×1 |
| 搭載可能ファン | 天面×1 |
G-GEAR miniは、コンパクトなゲーミングPCを目指したシリーズだ。
コンパクトなので搭載できるパーツに制限があり、高性能なグラボは採用できない。とはいえ、大衆向けのグラボを選ぶことはできる。
BTO非対応なので、カスタマイズできないことには注意。
| AMDモデル | R7 9700X |
|---|---|
| RTX5060Ti (16GB) | 299,880 |
※2026年3月15日時点での情報
| Intelモデル | U7 265KF |
|---|---|
| RTX5070Ti | 394,980 |
※2026年3月15日時点での情報
G-GEAR Powered by ASUS

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×430mm×465mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A×2 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×2 2.5インチシャドウベイ×2 ただし合計で3台まで |
| 搭載可能ファン | 前面×3 天面×3 背面×1 |
G-GEAR Powered by ASUSは、PCパーツメーカーとして世界的に有名なASUSとのコラボモデルであり、高品質なASUSのパーツを多く採用している。ケースはASUS A21 CASEだ。
即納モデルなのでカスタマイズできないという欠点はあるものの、高品質なASUS製のパーツを多く採用しているし、汎用性に優れて万人向けのラインナップとなっているため、さほどデメリットとは言えない。
G-GEAR White Edition ミニタワー

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×425mm×423mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A×2 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×2 2.5インチシャドウベイ×2 |
| 搭載可能ファン | 前面×3 天面×2 背面×1 |
このモデルは白いケースを採用したG-GEARのシリーズだ。ツクモといえば黒いケースだったので、完全に新しいタイプのケースと言える。
ただし、即納モデルでありBTOに対応していないため、カスタマイズはできない。デフォルトの構成でも十分ではあるが、こだわりたい人には向いていない。
| Intelモデル | U7 265KF |
|---|---|
| RTX5060Ti (16GB) | 344,980 |
※2026年3月15日時点での情報
G-GEAR White Edition ピラーレス

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 212mm×438mm×377.5mm |
|---|---|
| インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A×2 |
| 拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×1 2.5インチシャドウベイ×1 |
| 搭載可能ファン | 右側面×2 天面×2 背面×1 |
G-GEAR White Edition ピラーレスシリーズは、デザイン性に優れたピラーレスケースを採用している。しかもツクモ独自ケースではなく、PCパーツメーカーとして有名なThermaltake製ケースをカスタムしている。
BTO非対応であり、ラインナップも少ないというデメリットはあるが、デザイン性ではピカイチなシリーズだ。
| AMDモデル | R5 7600 |
|---|---|
| RTX5070 | 264,980 |
※2026年3月15日時点での情報
ツクモに関してよくある質問と回答
ツクモの納期はどのくらい?
ツクモの納期は1週間前後であることが多い。時期やモデル、カスタマイズ内容によって納期は前後する。
カスタマイズ画面で納期を確認できるので、注文前に確認しておきたい。
どのシリーズを選べば良い?
一番のおすすめはプレミアムミドルタワーシリーズだ。「プレミアム」という名前だが、ツクモの最も標準的なシリーズとなる。ラインナップが非常に多く、自分に合ったモデルを見つけやすい。
他のシリーズを選んでも損をすることはないが、ラインナップが限定されていたり、カスタマイズに対応していなかったりする。
プレミアムミドルタワーシリーズであれば、万人受けするためおすすめだ。
ツクモで分割払いはできる?
できる。
クレジットカード・ショッピングクレジット(ジャックス)・あと払い(ペイディ)で分割払いが可能だ。
詳しくは公式サイトを確認してほしい。
›ツクモのお支払方法(公式サイト)
まとめ:ツクモで価格と品質のバランスが取れたゲーミングPCを手に入れよう
この記事では、ツクモがどんな評判で、どんな特徴を持つBTOショップなのかを解説した。
ツクモは安さと品質のバランスを重視したい人向けのBTOショップであり、落ち着いた雰囲気の硬派な黒ケースが特徴だ。
安いだけだと不安だったり、高品質すぎるのは予算的に無理という人におすすめする。

















