ゲーミングPCを購入する際、どのBTOを選ぶべきなのかが気になる人は多い。サイコムは数あるBTOの内の1つであり、PC玄人御用達の隠れた名店的存在だ。
この記事では、他BTOにはないサイコム独自の特徴を紹介し、世間の評判を通してどのような人におすすめなのかを解説する。
この記事を読めば、サイコムが自分に合ったBTOなのかを判断でき、後悔のないゲーミングPC選びができる。
サイコムの独自の特徴は、品質への徹底的なこだわり
サイコムは、埼玉県八潮市に本社を置くBTOだ。1999年の創業以来、品質にこだわったPCを提供し続けている。
サイコム独自の特徴は、誰でも高品質なゲーミングPCを手に入れられることだ。標準構成とカスタマイズ候補が有名メーカー製の高品質パーツで固められているため、どうやっても高品質になる。価格を下げるために品質を下げている大手BTOにはない特徴だ。
もう1つの独自性としては、「デュアル水冷」だ。デュアル水冷とは、CPUだけでなくグラボも水冷式で冷やすことにより、静音性とパフォーマンス向上を実現したシステムであり、サイコムが開発した。
「冷却性や静音性に優れた高品質ゲーミングPCを求めているならサイコム」と言えるほど、独自性があり、おすすめできるBTOだ。
サイコムの魅力的な点を紹介
独自の特徴と重複することもあるが、筆者が分析するサイコムの魅力を紹介する。
- 有名メーカーのパーツを採用している
- デュアル水冷の存在
- Webサイトが使いやすい
有名メーカーのパーツを採用している
サイコムでは、冷却性や静音性、耐久性を重視したパーツ選定を行っていて、高品質なパーツのみを扱っている。例えば標準構成の空冷クーラーは、最強と名高いNoctua製だ。
以下は、サイコムの標準的なゲーミングPCである「G-Master Spearシリーズ(AMD)」の標準構成だ。
パーツ | 型番 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen7 9700X |
CPUグリス | CPUクーラー付属グリス |
CPUクーラー | Noctua NH-U12S redux |
マザーボード | ASUS TUF GAMING X870-PLUS WIFI |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | Crucial T500 CT1000T500SSD8 |
グラボ | MSI製 RTX5060Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS |
ケース | CoolerMaster CM694 |
電源 | SilverStone SST-DA750R-GMA |
メモリだけはメーカーが記載されていない。どうやらメモリは繊細なパーツであり、マザーボードなどの構成に最適なメモリを選別しているらしく、時期などによってもどのメーカー製なのかが変わるらしい。ちなみに定番中の定番であるCrucial製が多いらしく、筆者が購入したときもCrucial製だった。
›【参考】サイコムでメモリが選べない理由(外部サイト)
品質は定量的に測ることができず、恩恵が分かりにくいので軽視されがちだが、PCにこだわる人からすれば他のBTOにはない大きな魅力となる。
デュアル水冷の存在
デュアル水冷とは、CPUだけでなくグラボも水冷式で冷やすことで、冷却性と静音性を実現したシステムだ。
サイコムによるRTX5080を用いた検証によれば、高クロックの維持とコア温度の低下が見られたそうだ。
›【参考】サイコムによるRTX5080の水冷化検証(外部サイト)
ハイエンドグラボを選ぶ人のさらに何割かしか注目しないニッチなシステムなので、他のBTOでは全く見かけないと言って良い。以前はマウスコンピューターでも扱っていたが、今では見かけない。
ニッチすぎる需要に応えて、高品質なゲーミングPCを提供しようとするサイコムの姿勢は賞賛に値するだろう。
Webサイトが使いやすい
サイコムのWebサイトは無駄なバナーなどの装飾が少なく、動作が軽いので使いやすい。しかも標準構成からCPUやグラボも変更するという仕様上、各シリーズ1モデルずつしかないため、非常に選択しやすくなっている。
BTOの中にはバナーばかりだったり、(筆者の主観だが)ゲーミングらしいサイトデザインを変に意識するあまり逆に見にくくなっていたりするショップもある。
Webサイトが使いやすく、目的の製品にたどり着きやすいのは大きなメリットと言える。
サイコムの注意点・残念な点を紹介
筆者が分析する、サイコムの注意点や残念な点は以下の通り。
- 価格は高い
- 売切れのパーツが目立つ
- 納期が遅いこともある
価格は高い
サイコムは高品質なパーツしか搭載していないため、価格はどうしても高くなる。
以下はサイコムの「G-Master Spear X870A」を基に、最大手BTOであるドスパラのモデルにできるだけ構成を合わせて比較した表だ。
サイコム | ドスパラ | |
---|---|---|
ケース | ![]() CoolerMaster CM694 | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Ryzen7 9800X3D |
CPUクーラー | ASETEK 624S-M2+Noctua NF-F12 PWM ×2(サイコムオリジナル) | ASETEK 624S-M2 |
マザーボード | ASRock B650 Pro | AMD B650 |
グラボ | RX9070XT XFX Swift RX9070XT Triple Fan Gaming Edition | RX9070XT |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
SSD | 1TB Gen4 Crucial T500 CT1000T500SSD8 | 1TB Gen4 |
電源 | 850W 80PLUS GOLD SilverStone SST-DA850R-GMA | 1000W 80PLUS PLATINUM |
価格(税込) | 403,090円 | 369,980円 |
サイコムはドスパラより約3.3万円高いという結果になった。
この3.3万円をどう捉えるかは人それぞれだ。「3.3万円も高いならサイコムを選ばない」と思う人もいるし、筆者のように「信頼性に3.3万円なら安い」と思う人もいる。
何にしても、安さだけを重要視するならサイコム以外を選ぶべきだ。
売切れのパーツが目立つ
サイコムはパーツの選択肢が比較的広いが、売切れも目立つ。例えば、同じRTX5060TiでもMSI製やASUS製というように選択肢があるのは嬉しいが、MSI製がいつ見ても売り切れ、というような状況だ。
サイコムは大きな企業ではないので、仕入れの数を絞っているというような事情は仕方がないが、ユーザーからしてみれば関係のない話だろう。
カスタマイズ性や品質が売りのBTOなのに、売切れが目立つというのは残念だ。
納期が遅いこともある
サイコムの納期は1~3週間程度であり、時期によって大きく変動する。繁忙期や、パーツの供給が間に合っていない場合などは納期が長くなる。ちなみに筆者が利用したときは5日ほどで発送のメールが届いた。
BTOの中には注文当日や翌日に発送するショップもあるにはあるため、サイコムの納期は少なくともはやいとは言えない。
サイコムの評判を紹介
筆者がクラウドソーシングを利用して、サイコムの利用したことがある人のレビューを集めた。12個のレビューが集まり、11個がポジティブな評判、1個がネガティブな評判だった。
ポジティブな評判
すべてのレビューを掲載すると長くなるので、似た内容は代表1つを選んで掲載している。
知識がなくても高品質なゲーミングPCが手に入った
自作PCを検討していたが、知識がないと難しそうだと思った。サイコムなら安心して高品質なPCにできたのでよかった。
静音性に優れたPCをゲットできた
静音性にこだわりたかったので、静音シリーズを選んだ。期待通り、静かで快適な環境にできた。
自分でパーツを選ぶ楽しさを味わえました
自作するほどのスキルはありませんが、自分でパーツを選びたいという気持ちがありました。サイコムは安心してパーツを選べました。
長く使えている
PCを長く使いたいと思っていたところ、サイコムを知った。4、5年前に購入したが、いまだにしっかりと動いてくれている。
ネガティブな評判
他のショップより高かった
知り合いにおすすめされてサイコムを選んだが、購入した後に他のショップを見てみたところ、数万円安く売られててショックだった。
サイコムは冷却性・静音性・耐久性を求める人におすすめ
サイコムの売りは品質であり、有名メーカーの高品質パーツのみを採用している。「品質にこだわっています」と言いながら搭載パーツを公開しない大手BTOとは違い、サイコムは型番まで公開しているのが特徴だ。
冷却性はPCの寿命だけでなく、パフォーマンスにも関わってくる。冷却力が低いと、パーツが性能を出し切る前に限界が来てしまうのだ。静音性は快適さに繋がってくるし、耐久性は言うまでもなく重要となる。
品質の重要性を理解しきれておらず、品質に魅力を感じないならサイコムを選ぶ理由はない。特に初心者は価格を重視してしまうことが多い。
品質にこだわりたいPC玄人にサイコムをおすすめする。
サイコムで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧
シリーズ・外観 | 説明 |
---|---|
G-Master Spear![]() ![]() ![]() | サイコムの標準的な高品質シリーズ。 標準構成からケースを変えることで、白いケースを選べる。 |
G-Master Spear Mini![]() ![]() ![]() | G-Master Spearを小型化したシリーズ。 |
G-Master Velox Ⅱ![]() ![]() | サイコムのコスパ重視シリーズ。 コスパ重視と言っても高品質。 |
G-Master Velox Mini![]() ![]() | G-Master Veloxを小型化したシリーズ。 選べるCPUが多いので、単に小型なだけではない。 |
G-Master Hydro![]() ![]() | CPUとグラボの両方を水で冷やす「デュアル水冷」シリーズ。 |
G-Master Hydro Cube![]() ![]() | G-Master Hydroを小型化したデュアル水冷シリーズ。 |
G-Master Luminous![]() | 「より美しく、より魅せるゲーミングPC」を目指したコンセプトシリーズ。 |
G-Master Spear
- 1
- 2
- 3



- 1
- 2
- 3
仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×493mm×506mm |
インターフェイス(上面) | マイク、ヘッドホン USB3.0 Type-A ×2 USB3.1 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 5インチベイ ×2 3.5/2.5インチシャドウベイ×6(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×469mm×447mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A ×2 USB3.1 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5/2.5インチシャドウベイ×2(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 240mm×475mm×547mm |
インターフェイス(上面) | マイク、ヘッドホン USB2.0 ×2 USB3.0 ×2 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 5インチベイ ×1 3.5/2.5インチシャドウベイ×3(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
G-Master Spearは、サイコムの標準的な高品質シリーズだ。デフォルトのケースはCooler Master製だが、カスタマイズでFractal Design製に変更できる。
パーツ(変更可) | AMD標準構成 | Intel標準構成1 | Intel標準構成2 | Intel標準構成3 |
---|---|---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | Core Ultra7 265K | Core i7-14700K | Core i7-14700 |
グラボ | RTX5060Ti 16GB | RTX5060Ti 16GB | RTX5060Ti 16GB | RTX5060Ti 16GB |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 313,820円 | 319,140円 | 299,850円 | 280,840円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Spear Mini
- 黒
- 白
- 黒+木



仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 194mm×321.5mm×443mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A ×2 USB3.1 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5/2.5インチシャドウベイ×1(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 背面:120mm×1(サイコム専用) |
G-Master Spear Miniは、G-Master Spearの品質はそのままに、小型化したシリーズだ。ケースはLian Li製だ。
パーツ(変更可) | AMD標準構成 | Intel標準構成 |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | Ultra7 265K |
グラボ | RTX5060Ti 16GB | RTX5060Ti 16GB |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD |
価格(税込) | 291,680円 | 294,260円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Velox Ⅱ
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×454mm×473.5mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0 Type-A ×2 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 5.25インチベイ×2(サイコムでは使用不可) 3.5/2.5インチシャドウベイ×2(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 前面:120mm×2 背面:120mm×1 |
G-Master Velox Ⅱはコスパを重視したシリーズだ。有名メーカーのパーツの採用はそのままに、グレードを少し下げることで、高品質高価格なサイコムの中ではリーズナブルな価格を実現している。ケースはFractal Design製だ。
パーツ(変更可) | AMD標準構成 | Intel標準構成 |
---|---|---|
CPU | Ryzen5 5600XT | Core i5-14400F |
グラボ | RTX5060 | RTX5060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 | 16GB(8GB×2) DDR4-3200 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 179,150円 | 182,180円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Velox Mini
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 200mm×283.5mm×336mm |
インターフェイス(側面) | オーディオ ×1 USB3.0 Type-A ×2 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5/2.5インチシャドウベイ×1(共用) |
搭載可能ファン | 背面:120mm×1(サイコム側で取り付け済み) |
G-Master Velox Miniは、G-Master Veloxを小型化したシリーズで、廉価版の立ち位置だ。ただしCPUの選択肢がG-Master Veloxより多く、ただの小型化版ではない。ケースはDeepCool製だ。
パーツ(変更可) | Intel標準構成1 | Intel標準構成2 |
---|---|---|
CPU | Core Ultra5 225F | Core i5-14400F |
グラボ | RTX5060 | RTX5060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD |
価格(税込) | 211,290円 | 190,750円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Hydro
- 黒
- 白


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 240mm×475mm×547mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB2.0×2 USB3.0×2 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 5インチベイ×1 3.5/2.5インチシャドウベイ×3(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 前面:140mm×2 背面:140mm×1 |
G-Master Hydroは、CPUとグラボの両方で水冷式クーラーを採用した「デュアル水冷」シリーズだ。熱を発しやすい高性能なグラボのみが選択肢になっている。
デュアル水冷はサイコムが開発した独自のシステムであり、従来の空冷と比べて性能と静音性の両方で高いパフォーマンスを出すことができる。
パーツ(変更可) | AMD標準構成 | Intel標準構成 |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 445,910円 | 446,360円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Hydro Cube
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 202mm×286mm×451mm |
インターフェイス(上面) | オーディオコンボ×1 USB3.0 Type-A ×2 USB Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5/2.5インチシャドウベイ×1(共用) 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 側面:120mm×1 or なし(グラボ水冷の大きさによる) 背面:120mm×1(サイコム専用) |
G-Master Hydro Cubeは、G-Master Hydroを小型化したデュアル水冷シリーズだ。ケースはSilverStone製だ。
パーツ(変更可) | AMD標準構成 | Intel標準構成 |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | Ultra7 265K |
グラボ | RTX5070Ti | RTX5070Ti |
メモリ | 16GB(8GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD | 1TB Gen4 SSD |
価格(税込) | 425,930円 | 440,240円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる | 公式サイトで見てみる |
G-Master Luminous

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 285mm×400mm×469mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×1 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 側面:120mm×3 背面:120mm×1 底面:120mm×3 |
G-Master Luminousは、RGBによる美しいゲーミングPCを目指したコンセプトシリーズだ。美しさだけでなく、もちろん品質にもこだわっている。ケースはAntec製だ。
Intelモデルしかないため、AMD派の人は選べないことに注意。
Intel標準構成 | |
---|---|
CPU | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5080 |
メモリ | 64GB(16GB×4) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 674,820円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる |
サイコムに関してよくある質問と回答
サイコムのゲーミングPCはなぜ他のBTOより高いの?
サイコムのゲーミングPCには、高品質なパーツが採用されているため価格が高い。冷却性、静音性、耐久性に優れたパーツが選定されている。
大手BTOは価格が安いが、品質で劣るパーツを採用している。「同じものなのに価格差がある」のではなく、「良いものを使っている」からサイコムは割高に見えるというわけだ。
サイコムでセールは開催される?
サイコムでは、夏と冬に大型セールが開催される。期間はそれぞれ2か月ほどあることが多く、PCの構成によっては数万円レベルで値引きしてくれる。
大型セール以外にも、細かいセールが随時開催されていることがある。パーツごとの値引きであり、「〇〇製のグラボが値引き!」といったセールだ。
まとめ:サイコムで高品質なゲーミングPCを手に入れよう
この記事では、サイコムがどんなBTOなのかを解説し、サイコムで選べるゲーミングPCを紹介した。
- ゲーミングPCに品質を求める人にサイコムはおすすめ
- サイコムの売りは品質の高さであり、他BTOでは見られない独自性となっている
- 価格に関してはネガティブな意見もあるが、それでも品質を評価する声が多い
サイコムの高品質さはBTOとしてはかなり珍しく、特に大手BTOにはない特徴だ。自作のように品質にこだわりたい人や、自作に疲れた自作erにサイコムはおすすめだ。