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レノボの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介

ゲーミングPC選びで悩むことの1つは、どのBTOを利用するかだ。数多くのBTOがある一方で、各BTOにどんな違いがあるのかが分かりにくい。

この記事では、レノボがどんなBTOなのかを、特に独自性に着目しながら解説する。

レノボと他BTOとの違いを知り、自分に合っているBTOかどうかを判断したい人は必見だ。

レノボの独自の特徴は海外風デザイン

レノボは海外(中国)のBTOということもあり、海外の雰囲気を感じるケースデザインが特徴だ。露骨ではないがかすかにサイバー感を醸し出していて、ゲーミング感が強い。

また、レノボのPCは世界シェア/日本シェアともに1位であり、世界で使用されているPCだ。(日本のゲーミングPC市場では劣る)

価格や品質においては目立つ特徴はないが、ゲーミング感のあるデザインを求めているならレノボは必見だ。

レノボの魅力を紹介

筆者が分析する、レノボの魅力は以下の通り。

  • ゲーミング感を感じる海外風デザイン
  • 一般PCにおいてシェア率トップ

ゲーミング感がある海外風デザイン

レノボのゲーミングPCは黒×LEDという、海外のゲーミングPCによく見られるデザインが特徴だ。画像のモデルで言えば、ガラスパネル右側のハチの巣状のデザインが特に目を引く。

最近だと国内BTOでもゲーミング感の強いPCを販売しているが、レノボにはレノボ独特の雰囲気を感じる。

このデザインを気に入ったなら、レノボのゲーミングPCを選ぼう。

一般PCにおいてシェア率トップ

レノボは世界シェアでも日本シェアでも1位の企業だ。富士通やNECを傘下に持っているのも大きい。

ただしゲーミングPCにおいては事情が異なる。世界ではゲーミングPC市場でもシェア率1位だが、日本のゲーミングPC市場では国内BTOが多くのシェアを占めている。

とはいえ、一般PCでは圧倒的な知名度を誇ることはレノボの魅力の1つと言って良い。

レノボの注意点・残念な点を紹介

筆者が分析する、レノボの残念な点は以下の通り。

  • カスタマイズ幅が狭い
  • カスタマイズ料金が高い
  • ラインナップが限定的
  • 過去の事件は知っておくべき

カスタマイズ幅が狭い

レノボでは、メモリ・ストレージ・電源くらいしかカスタマイズできない上に、各選択肢が非常に狭い。

一般的なBTOでは、例えば同じ1TB SSDでも、複数メーカーの製品を用意している。しかしレノボでは容量のみの選択であり、メーカーの指定はできない。

とはいえ、パーツのメーカーまでは気にならないという人にとっては、選択肢が狭いのは良いことだ。

カスタマイズ料金が高い

レノボのカスタマイズ料金は非常に高い。

以下は、安さが売りのフロンティアおよび、品質重視のサイコムとの比較だ。

カスタマイズレノボフロンティアサイコム
メモリ16GB→32GB22,000円
(DDR5-5600)
7,700円
(DDR4-3200)
6,050円
(DDR5-5600)
SSD 1TB→2TB22,000円9,900円10,560円
電源 500W→850W13,200円6,600円
(600W→850W)
7,950円
(650W→850W)
※2025年7月7日時点での情報

レノボのカスタマイズ料金は他BTOの2~3倍だ。標準構成がイマイチなモデルも多いのでカスタマイズを前提とすると、レノボのゲーミングPCはコスパで劣る。

ラインナップが限定的

レノボのゲーミングPCは、ラインナップが非常に限定的だ。

特に選べるCPUの幅が狭く、自分の用途に合ったCPUを選べない可能性がある。レノボではRyzen7やCore Ultra7が主流であり、5や9はほぼ見かけない。

一方で、メモリ容量を変えただけといったモデルや、同じに見えるモデルが別の価格で売られていたりと、ラインナップ面で不便に感じることがある。

過去の事件は知っておくべき

レノボは過去に事件を起こしていて、アメリカから輸入を拒否されるほどの事態になっている。(アメリカが中国を拒否するのは珍しくないが)

2014年に、レノボ製PCにプリインストールされていたSuperfishというアプリが、広告を表示させるためのアドウェアであったというだけでなく、セキュリティ上深刻な問題があることが判明したのだ。「レノボが仕掛けたバックドアか?」という声もあり、「レノボ」で調べると「やばい」「やめとけ」と出るのはこの事件によるものだ。

今のレノボは特に問題を起こしていないし、世界シェアでも日本シェアでも1位だ。過去の事件は判断材料として知っておくべきだが、神経質になりすぎる必要はないだろう。

レノボの評判を紹介

筆者がクラウドソーシングサービスを用いて、レノボの評判を集めた。一般PCではなくゲーミングPCに限定したからか、1件のレビューしか集まらなかった。

ポジティブな評判

ずっと使っている

レノボのノートパソコンをずっと使っていて、今回はレノボのゲーミングPCを買った。ずっと使っているが特に不満はないので、これからも継続すると思う。

ネガティブな評判

筆者の調査ではネガティブなレビューを集められなかったので、ネットでよく言われていることを紹介する。(ゲーミングPCに限定せず、一般PCの評判も含む)

レノボのPCについてよく言われるネガティブな評判は、「壊れた系」だ。しかし筆者の意見では、真に受けすぎる必要はない。レノボは日本シェアトップであり、出荷台数が非常に多いからだ。仮に不良品率が1%だとしても、数としては多くなってしまう。

「壊れた系」の悪評はどのBTOでも見られ、大手ほど多くなる。参考程度に留めておくのが良いだろう。

レノボは海外風デザインを気に入った人だけにおすすめ

レノボの独自の特徴は海外風のデザインであり、どことなく感じるサイバー感が売りだ。

逆に言えば、デザイン以外で特筆することはない。価格や品質が優れているわけではなく、それらを重視したいなら他のBTOを選ぶ方が良い。

とはいえレノボはPC市場で世界トップのシェア率を誇っているので、信頼性という意味では高い。デザインに惚れたならおすすめだ。

レノボで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧

シリーズ・外観特徴
Lenovo Legion Tower 5
レノボのPCケース
エントリー~ミドルハイクラスがラインナップ。
Lenovo Legion Tower 7
レノボのPCケース
ミドルハイクラス以上がラインナップ。

Lenovo Legion Tower 5

仕様
インターフェイス(上面)ヘッドセット ×1
USB Type-C ×1
USB Type-A ×1

Legion Tower 5はエントリー~ミドルハイがラインナップになっているシリーズだ。

※2025年7月7日時点での情報
IntelモデルU7 265KF
RTX5070Ti330,110
RTX5070260,810
276,749(3点セット)
293,810
304,954(3点セット)
RTX4060249,810(非BTO)
※2025年7月7日時点での情報

Lenovo Legion Tower 7

レノボのPCケース
仕様
インターフェイス(上面)ヘッドセット ×1
USB2.0 ×2
USB3.2 Gen1 ×1
USB3.2 Gen2 Type-C ×1

Legion Tower 7は、高性能シリーズだ。グラボ・CPUともに高性能なものを選ぶことができる。

IntelモデルU7 265KFU9 285K
RTX5080578,820
RTX5070Ti377,520
388,520
393,459(3点セット)
405,950(3点セット)
※2025年7月7日時点での情報

まとめ:レノボでゲーミング感の強いPCを手に入れよう

この記事では、レノボがどんなBTOなのかを、主に独自性に着目しながら解説した。

  • レノボのゲーミングPCは、海外風でゲーミング感のあるデザインが特徴
  • レノボはPC市場シェアで世界/日本トップ
  • カスタマイズやラインナップなど、明確な弱点がある

レノボはゲーミング感のあるデザインが独自性のBTOだ。デスク周りをゲーミング感で統一したい人にレノボをおすすめする。

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