どのBTOでゲーミングPCを購入するかは、特にPC初心者が悩む問題だ。というのも、BTOによって何が違うのかが分かりにくいからだ。
この記事では、フロンティアは安さが売りのBTOであるということを紹介し、世間の評判を通して、どのような人がフロンティアを選ぶべきなのかを解説している。
この記事を読めば、自分がフロンティアを選ぶべきなのかだけでなく、どんなゲーミングPCがあり、どれが自分に合っているのかを判断できる。
フロンティアの独自の特徴は、セール頻度と価格の安さ
フロンティアは、インバースネット株式会社が展開するPCブランドだ。インバースネットはヤマダ電機のグループ企業であり、信頼性は高いと言える。
筆者が分析するフロンティア最大の特徴は、セール頻度とセール対象のモデルの安さだ。週替わりセールと月替わりセールの2種類のセールが常に開催されていて、いつでもゲーミングPCをお得に手に入れられる。極端に性能が高く需要の低い構成はセール対象になりにくいが、需要の高い性能はセール対象になることが多い。
加えて、知名度の高いBTOにしては珍しく、ケース(シリーズ)のバリエーションが多い。シンプルなケースや光るケース、ピラーレスケースなど、多くのケース(シリーズ)から選択できる。
安いだけでなく、デザイン面の選択肢が多いという独自性を確立している。
フロンティアの魅力的な点を紹介
独自の特徴と重複するところもあるが、筆者が分析するフロンティアの魅力を紹介する。
- お得なセール価格
- 非セールモデルも安い
- ケースデザインのバリエーションが豊富
- 使いやすいWebサイト
お得なセール価格
フロンティアのセールでは、ゲーミングPCをお得に手に入れることができる。しかも週替わりセールと月替わりセールが常に開催されているので、フロンティアは常に安いというわけだ。おすすめは週替わりセールで、月替わりセールはサブのような立ち位置となっている。
以下はBTO最大手のドスパラとの比較だ。CPUはRyzen7 9800X3D、グラボはRX9070XTのモデル同士で比較する。
フロンティア | ドスパラ | |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Ryzen7 9800X3D |
CPUクーラー | CPS RT400-BK | ASETEK 624S-M2 |
マザーボード | AMD B650(MSI製) | AMD B650 |
グラボ | RX9070XT | RX9070XT |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-4800 |
SSD | 2TB Gen4(Crucial P3 Plus) | 1TB Gen4 |
電源 | 850W PLATINUM | 1000W PLATINUM |
価格(税込) | 329,980円 | 369,980円 |
細かいパーツで違いはあるが、フロンティアのほうが4万円安いという結果になった。しかもフロンティア側は、高額になりやすい光るモデルでの比較なので本来は不利になるはずなのにである。
ドスパラは最大手BTOであり、価格の安さが1つの売りなのだが、フロンティアはドスパラ以上に価格で優位性があるのだ。フロンティア側はセール価格なので有利ではあるが、常にこのお得さなのは大きな強みと言える。
非セールモデルも安い
フロンティアの最大の目玉はセールモデルだが、実は非セールモデルも安い。
先ほどと同じRyzen7 9800X3D×RX9070XT搭載モデルにおいて、非セールモデル(364,800円)ですら、ドスパラの369,980円より安い。
セールモデル | 非セールモデル | |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D | Ryzen7 9800X3D |
CPUクーラー | CPS RT400-BK | MSI MAG CORELIQUID I240 |
マザーボード | AMD B650(MSI製) | AMD B650(MSI製) |
グラボ | RX9070XT | RX9070XT |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 2TB Gen4(Crucial P3 Plus) | 2TB Gen4(Crucial P3 Plus) |
電源 | 850W PLATINUM | 850W PLATINUM |
価格(税込) | 329,980円 | 364,800円 |
セールモデルと非セールモデルで価格が違うのは当然として、搭載されているパーツも少し異なる。上の例では、セールモデルは空冷クーラーを採用しているが、非セールモデルではより高価なMSI製の水冷クーラーを採用している。
セール価格の差だけでなく搭載パーツの差によって、価格差はそれなりに大きいが、非セールモデルですら安い部類に入るのだ。
ケースデザインのバリエーションが豊富
フロンティアは、シリーズ数が多く、ケースデザインのバリエーションが広い。
以下はフロンティアが展開している主なシリーズ・ケースの一覧だ。
シリーズ | 採用ケース |
---|---|
GHLシリーズ | ![]() |
GK/GKシリーズ | ![]() ![]() |
MFGシリーズ (MSIコラボ) | ![]() |
AFシリーズ (ASUSコラボ) | ![]() |
GPLシリーズ | ![]() |
GB/GBLシリーズ | ![]() ![]() |
フロンティア独自のミニタワー・ミドルタワー・フルタワー・ピラーレスケースだけでなく、MSIやASUSといった有名パーツメーカー製のケースを採用したシリーズもある。
数年前のフロンティアのケースは黒一色でデザインもダサかったが、今では見違えるほどにデザイン性に優れたシリーズを展開している。
これほどデザイン性に優れたシリーズを多数展開している高知名度なBTOはほぼないため、フロンティアの独自の特徴の1つと言える。
使いやすいWebサイト
フロンティアのWebサイトはスッキリしていて、どこをクリックすればゲーミングPCを見れるのかが分かりやすい。特にセールのページは、サイトに入って一番上の大きなバナーからアクセスできるため、お目当てのセールモデルにたどり着きやすいのだ。
各モデルのページからカスタマイズ画面に入るときに読み込みが遅いという欠点はあるが、その欠点以外でWebサイトについての不満はない。
他BTOだと、バナーが大量に貼られていて情報がごちゃごちゃしていると感じるだけでなく、Webサイト自体が重いと感じることも多い。
どんなモデル・シリーズがあるのかを把握するときや、複数のモデルを比較検討するときは、Webサイトの使いやすさが大事になってくる。Webサイトが使いやすいフロンティアは優れたBTOと言える。
フロンティアの注意点・残念な点を紹介
筆者が分析するフロンティアの注意点や残念な点を紹介する。
- セールのラインナップはやや限定的
- 納期がはやいとは言えない
- メーカー指定できないパーツが多い
セールのラインナップはやや限定的
フロンティアはセールが目玉の1つだが、セールのラインナップはやや限定的だ。大衆受けが良いエントリー~ミドルクラスの性能が多く、需要の低いハイクラス以上のモデルはほとんど見られない。
例えば、Ryzen7 9800X3DやCore Ultra7のようなCPUを搭載したモデルは多いが、Ryzen9やCore Ultra9を搭載したモデルはかなり少ない。
超高性能なゲーミングPCを求めている人には、フロンティアは合わない可能性が高い。
納期がはやいとは言えない
フロンティアの納期は1~2週間ほどが目安だ。BTOとしては一般的な納期の長さではあるが、はやいとは言えない。例えば2025年5月24日時点で、GHLシリーズ(Ryzen7 9800X3D×RX9070XT)は5月30日出荷予定だ。
BTOの中には注文当日や翌日に発送してくれるショップもあるので、フロンティアが納期の面で優れているとは言えない。
即納モデルもあるが、カスタマイズができない上にラインナップが非常に限定的なので、おすすめはしづらい。
メーカー指定できないパーツが多い
他の大手BTOと同じく、フロンティアではメーカー指定できないパーツが多い。例えば電源やメモリはどのメーカーなのか分からないし、マザーボードメーカーも分からないことが多い。
メーカーが記載されていない理由は、時期によってメーカーが異なるからか、有名ではないメーカーのパーツを使っているからのどちらかだ。PCへの造詣が深い人からすれば、メーカーが分からないことに恐怖を感じるはずだ。
ちなみにフロンティアでは、MSIやASUSといった有名パーツメーカーとのコラボシリーズが充実していて、信頼性の高いパーツで固めたシリーズもある。安さと信頼性を両立させたい人は必見だ。
フロンティアの評判を紹介
2025年3月~5月のフロンティアの評判を見てみると、9割弱がポジティブな評判、1割強がネガティブな評判だった。
ポジティブな評判
以下の点でのポジティブな評判が多い。
- 価格
- デザイン
ネガティブな評判
以下の点でのネガティブな評判が多い。
- 品質
- サポート
- 納期
フロンティアは価格を最重要視する人におすすめ
フロンティアのセール価格の安さは非常に評判であり、安さが理由でフロンティアを選ぶ人も多い。単純に安いシリーズだけでなく、デザイン性に優れていながら安いシリーズもあるという点も評価ポイントだ。
一方で耐久性に関しての悪評も目立ち、不安が残る。「安かろう悪かろう」というスタンスの人は避けた方が良い。回避策として、有名パーツメーカーとのコラボモデルを選ぶという選択肢もある。価格だけで見れば優位性はなくなるが、信頼性が底上げされる。
総じて、フロンティア最大の特徴は価格の安さであり、価格に魅力を感じた人が選ぶべきBTOだ。
フロンティアで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧
シリーズ・外観 | 説明 |
---|---|
GHLシリーズ![]() | フロンティアの標準的なシリーズの1つ。 光るため、価格はGKシリーズより高い。 |
GK/GKシリーズ![]() ![]() | フロンティアの標準的なシリーズの1つ。 小型で低価格。 |
MFGシリーズ![]() | MSIコラボシリーズ。 信頼性の高いMSI製パーツを多く搭載している。 |
AFシリーズ![]() | ASUSコラボシリーズ。 信頼性の高いASUS製パーツを多く搭載している。 |
GPLシリーズ![]() | ピラーレスケース採用シリーズ。 |
GB/GBLシリーズ![]() ![]() | フロンティアのフラグシップ(高級志向)シリーズ。 |
フロンティアでは、シリーズごとに異なるコンセプトのゲーミングPCを展開している。
GHLシリーズ:標準的なLEDライティングシリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×500mm×465mm |
インターフェイス(上面) | ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1 USB3.2 Type-A ×1 USB3.2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチ×2 2.5インチ×2 |
搭載可能ファン | ケースファン4基 水冷CPUクーラーファン3基 |
GHLシリーズは、フロンティアの標準的なシリーズの1つだ。LED搭載パーツを採用しているため、価格は最安とはいかないが、デザインと価格のバランスは優れている。
セール対象モデルも多いため、お得に手に入れやすい。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9800X3D |
---|---|---|
RTX5080 | 439,800 | |
RTX5070Ti | 309,800 | |
RTX5070 | 279,800 | |
RX9070XT | 277,800 | 309,800 |
RX7900XT | 272,800 | 287,800 |
RX7800XT | 239,800 |
※2025年6月13日時点の情報
Intelモデル | i7-14700F | U7 265F |
---|---|---|
RTX5080 | 379,800 | |
RTX5070Ti | 309,800 | 299,800 |
RTX5070 | 269,800 | |
RTX5060Ti | 234,800(8GB) | |
RX9070XT | 289,800 |
※2025年6月13日時点の情報
GK/GKLシリーズ:標準的な小型シリーズ
- GK
- GKL


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×347mm×401mm |
インターフェイス(上面) | ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1 USB3.2 Type-A ×2 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチ×1 2.5インチ×1 |
GKシリーズは、フロンティアの標準的なシリーズの1つで、最安のシリーズだ。セール対象にもなりやすく、コスパで優れていることが多い。
GKLシリーズは光るシリーズだが、セールでの扱いはほぼない。ラインナップも少ないため、お目にかかることはほとんどないだろう。
AMDモデル | R7 5700X | R7 7800X3D | R7 9700X |
---|---|---|---|
RTX5070 | 214,800 | 249,800 279,800(光) | |
RTX5060Ti | 159,800(8GB) | ||
RTX5060 | 149,800 | ||
RTX4060Ti | 166,980 | ||
RX9070 | 269,800(光) | ||
RX9060XT | 149,980(8GB) | ||
RX7800XT | 179,800 | 224,800 |
※2025年6月13日時点の情報
Intelモデル | i7-14700F |
---|---|
RTX5070 | 239,800 |
RTX5060Ti | 199,800(8GB) |
RTX4060Ti | 199,800 |
RX9060XT | 194,800(16GB) |
RX7800XT | 199,800 |
※2025年6月13日時点の情報
MFGシリーズ:MSIコラボシリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 231mm×497mm×474mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力(3極)×1 USB3.2 Type-A ×2 USB3.2 Type-C ×1 |
MFGシリーズは、PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIとのコラボシリーズだ。MSIの高品質パーツを多数採用しているため価格はやや高いが、信頼性が売りのシリーズとなる。
セールのラインナップはやや限定的だが、お得度は高い。
AMDモデル | R7 5700X | R7 7800X3D | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5080 | 389,800 | ||
RTX5070Ti | 329,980 | ||
RTX5070 | 299,800 | ||
RTX5060Ti | 185,800(8GB) | ||
RX9060XT | 176,800(16GB) 174,800(8GB) |
※2025年6月13日時点の情報
Intelモデル | i7-14700F | U7 265F | U7 265K | U9 285K |
---|---|---|---|---|
RTX5090 | 699,800 | |||
RTX5080 | 379,800 | 414,800 | ||
RTX5070Ti | 314,800 | 329,800 | 319,800 | |
RTX5070 | 289,800 | |||
RTX5060Ti | 254,800(16GB) | |||
RTX4060Ti | 234,800 |
※2025年6月13日時点の情報
AFシリーズ:ASUSコラボシリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 205mm×360mm×460mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力(3極)×1 USB3.2 Type-A Gen1×2 USB3.2 Type-C Gen1 ×1 |
AFシリーズは、マザーボードをはじめとするPCパーツで世界的に有名なASUSとのコラボシリーズだ。信頼性の高いASUS製パーツを多く採用しているため価格はやや高いが、性能だけでなく品質も売りのシリーズとなっている。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 306,800 | 353,800 | |
RTX5070 | 300,800 | ||
RTX5060Ti | 214,800(8GB) | ||
RX9070XT | 309,800 |
※2025年6月13日時点の情報
GPLシリーズ:ピラーレスケース採用シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×500mm×453mm |
インターフェイス(上面) | ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1 USB3.2 Type-A ×1 USB3.2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチ×2 2.5インチ×3 |
搭載可能ファン | ボトム:120mm×3 リア:120mm×1 サイド:120mm×2 水冷クーラー:3 |
GPLシリーズは、ピラーレスケースを採用している。ピラーレスケースはそもそもコストがかかることに加え、セール対象にもほとんどならないため、他のシリーズと比較するとコスパには劣る。
とはいえ、ピラーレスケースを扱っているBTOは珍しく、刺さる人には刺さるシリーズだ。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 359,800(黒) | 384,800(白) | |
RTX5070 | 299,800(黒) | ||
RX9070XT | 319,800(白) | 344,800(白) 309,800(黒) | |
RX9070 | 294,800(黒) |
※2025年6月13日時点の情報
Intelモデル | i7-14700F | U5 225F | U7 265F |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 439,800(黒) | 364,800(白) 344,800(黒) | |
RTX5070 | 319,800(黒) | 289,800(黒) | |
RX9070XT | 394,800(白) | 299,800(白) | 314,800(白) |
RX9070 | 274,800(黒) |
※2025年6月13日時点の情報
GB/GBLシリーズ:高級志向のフラグシップシリーズ
- GB
- GBL


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 232mm×493mm×496mm |
インターフェイス(上面) | ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1 USB3.2 Type-A ×2 USB3.2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチ×2 2.5インチ×2 |
GB/GBLシリーズは、フロンティアのフラグシップシリーズで、高級志向となっている。ラインナップが非常に限定的であり、セール対象になることもほぼない。価格の安さ目当てでフロンティアを選ぶ人とはミスマッチか。
フロンティアに関してよくある質問と回答
フロンティアはどこの国のBTO?
フロンティアのゲーミングPCは山口県の自社工場で生産されている。一部モデルは海外で生産されている。
フロンティアブランドを所有している株式会社インバースネットは神奈川県に本社を置く企業で、ヤマダ電機の子会社だ。
フロンティアのパソコンは壊れやすい?
「フロンティア」で検索しようとすると、「壊れやすい」「やめとけ」のようなサジェストワードが出ることがあり、不安になる人もいる。
しかしフロンティアのゲーミングPCが壊れやすいとは言えない。高い品質基準をクリアできるようにパーツ選定をしてPCを組み立てているからだ。
確かにBTO黎明期は、フロンティアだけでなくBTO全体として、特に電源周りの品質が低いという問題があった。しかし今では改善されている。
精密機械なので初期不良を0にはできないことや、出荷台数が多くハズレ個体が存在してしまうのは事実だが、フロンティアが壊れやすいとは言えない。
フロンティアはなぜ安い?
安くてコスパの良いパーツを多く採用しているのは前提として、仕入れ値が安いからという理由も大きい。
PCパーツの多くは台湾などの海外メーカー産のものだが、フロンティアは仕入れ数が多いため、国内代理店を通さずに海外メーカーと直接取引をしている。
代理店を通さないことで余計な手数料がかからず、安い価格でパーツを仕入れることができるのだ。
フロンティアはいつが一番安い?
フロンティアは常にセールを開催しているため、常に安い。他のBTOと違って、夏のボーナス時期や年末年始に安いということはない。
フロンティアのセール価格は毎回数千円程度の幅で変動していることが多く、先週より3,000円安いと思えば、翌週には5,000円高くなっているということもよくある。
狙っているモデルが翌週のセール対象になるかどうかも分からないので、時期にこだわりすぎる意味はない。
まとめ:フロンティアは価格を最重要視する人におすすめのBTO
この記事では、フロンティアの独自の特徴や世間の評判を解説し、どんなゲーミングPCを選べるのかを紹介した。
- フロンティアは常にセールを開催していて、ゲーミングPCをいつでもお得に手に入れられるという独自性がある
- 価格の安さを評価する人が非常に多い。デザイン面を評価する声もある
- 耐久性に関する悪評がある。大手BTOにはありがちな悪評だが、心に留めておくべき
フロンティアは、価格を何より重要視する人におすすめする。価格重視のシンプルシリーズだけでなく、デザインや信頼性重視のシリーズなど、幅広く展開していることも評価できる。価格を重視しつつも、多くのユーザーの需要をくみ取ってくれるBTOだ。