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フロンティアの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介

どのBTOでゲーミングPCを購入するかは、特にPC初心者が悩む問題だ。というのも、BTOによって何が違うのかが分かりにくいからだ。

この記事では、フロンティアは安さが売りのBTOであるということを紹介し、世間の評判を通して、どのような人がフロンティアを選ぶべきなのかを解説している。

この記事を読めば、自分がフロンティアを選ぶべきなのかだけでなく、どんなゲーミングPCがあり、どれが自分に合っているのかを判断できる。

  1. フロンティアの独自の特徴は、セール頻度とデザインの豊富さ
  2. フロンティアの魅力を紹介
    1. お得なセール価格
    2. 非セールモデルも安い
    3. ケースデザインのバリエーションが豊富
    4. 使いやすいWebサイト
  3. フロンティアの注意点・残念な点を紹介
    1. セールのラインナップはやや限定的
    2. 納期がはやいとは言えない
    3. メーカー指定できないパーツが多い
  4. フロンティアの評判を紹介
    1. ポジティブな評判
    2. ネガティブな評判
  5. フロンティアは価格を最重要視する人におすすめ
  6. フロンティアで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧
    1. FREX∀R Zシリーズ:次世代ゲーミングPC
    2. FREX∀R Xシリーズ:次世代ゲーミングの小型PC
    3. GHLシリーズ:標準的なLEDライティングシリーズ
    4. GKシリーズ:標準的な小型シリーズ
    5. MFGシリーズ:MSIコラボシリーズ
    6. AFPシリーズ:ASUSコラボシリーズ&ピラーレスケース採用
    7. AFシリーズ:ASUSコラボシリーズ
    8. GPLシリーズ:ピラーレスケース採用シリーズ
    9. GB/GBLシリーズ:高級志向のフラグシップシリーズ
  7. フロンティアに関してよくある質問と回答
    1. どのシリーズを選べば良いの?
    2. どのモデルを選べば良いの?
    3. フロンティアはいつが一番安い?
    4. フロンティアはなぜ安い?
    5. フロンティアはどこの国のBTO?
    6. フロンティアのパソコンは壊れやすい?
  8. まとめ:フロンティアは価格を最重要視する人におすすめのBTO

フロンティアの独自の特徴は、セール頻度とデザインの豊富さ

フロンティアは、インバースネット株式会社が展開するPCブランドだ。インバースネットはヤマダ電機のグループ企業であり、信頼性は高いと言える。

筆者が分析するフロンティア最大の特徴は、セール頻度とセール対象のモデルの安さだ。週替わりセールと月替わりセールの2種類のセールが常に開催されていて、いつでもゲーミングPCをお得に手に入れられる。極端に性能が高く需要の低い構成はセール対象になりにくいが、需要の高い性能はセール対象になることが多い。

加えて、知名度の高いBTOにしては珍しく、ケース(シリーズ)のバリエーションが多い。シンプルなケースや光るケース、ピラーレスケースなど、多くのケース(シリーズ)から選択できる。

安いだけでなく、デザイン面の選択肢が多いという独自性を確立している。

フロンティアの魅力を紹介

独自の特徴と重複するところもあるが、筆者が分析するフロンティアの魅力を紹介する。

  • お得なセール価格
  • 非セールモデルも安い
  • ケースデザインのバリエーションが豊富
  • 使いやすいWebサイト

お得なセール価格

フロンティアのセールでは、ゲーミングPCをお得に手に入れることができる。しかも週替わりセールと月替わりセールが常に開催されているので、フロンティアは常に安いというわけだ。おすすめは週替わりセールで、月替わりセールはサブのような立ち位置となっている。

以下はBTO最大手のドスパラとの比較だ。CPUはRyzen7 9800X3D、グラボはRX9070XTのモデル同士で比較する。

フロンティアドスパラ
外観GHLシリーズのケースドスパラのケース
CPURyzen7 9800X3DRyzen7 9800X3D
CPUクーラーCPS RT400-BKASETEK 624S-M2
マザーボードAMD B650(MSI製)AMD B650
グラボRX9070XTRX9070XT
メモリ32GB(16GB×2)
DDR5-5600
32GB(16GB×2)
DDR5-4800
SSD2TB Gen4(Crucial P3 Plus)1TB Gen4
電源850W PLATINUM1000W PLATINUM
価格(税込)329,980円369,980円
※2025年5月24日時点での情報

細かいパーツで違いはあるが、フロンティアのほうが4万円安いという結果になった。しかもフロンティア側は、高額になりやすい光るモデルでの比較なので、本来は不利になるはずなのにである。

ドスパラは最大手BTOであり、価格の安さが1つの売りなのだが、フロンティアはドスパラ以上に価格で優位性があるのだ。フロンティア側はセール価格なので有利ではあるが、常にこのお得さなのは大きな強みと言える。

非セールモデルも安い

フロンティアの最大の目玉はセールモデルだが、実は非セールモデルも安い。

先ほどと同じRyzen7 9800X3D×RX9070XT搭載モデルにおいて、非セールモデルですら、ドスパラより安いのだ。

セールモデル非セールモデルドスパラ
外観GHLシリーズのケースGHLシリーズのケースドスパラのケース
CPURyzen7 9800X3DRyzen7 9800X3DRyzen7 9800X3D
CPUクーラーCPS RT400-BKMSI MAG CORELIQUID I240ASETEK 624S-M2
マザーボードAMD B650(MSI製)AMD B650(MSI製)AMD B650
グラボRX9070XTRX9070XTRX9070XT
メモリ32GB(16GB×2)
DDR5-5600
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
32GB(16GB×2)
DDR5-4800
SSD2TB Gen4(Crucial P3 Plus)2TB Gen4(Crucial P3 Plus)1TB Gen4
電源850W PLATINUM850W PLATINUM1000W PLATINUM
価格(税込)329,980円364,800円369,980円
※2025年5月24日時点での情報

セールモデルと非セールモデルで価格が違うのは当然として、搭載されているパーツも少し異なる。上の例では、セールモデルでは空冷クーラーを採用しているが、非セールモデルではより高価なMSI製の水冷クーラーを採用している。

セール価格の差だけでなく搭載パーツの差によって、価格差はそれなりに大きいが、非セールモデルですら安い部類に入るのだ。

ケースデザインのバリエーションが豊富

フロンティアはシリーズ数が多く、ケースデザインのバリエーションが広い。他の大手BTOは多くても5種類程度であることを考えると、フロンティアのデザインの幅は圧倒的だ。

以下はフロンティアが展開している主なシリーズ・ケースの一覧だ。

シリーズ採用ケース
FREX∀R ZシリーズFREX∀R Zシリーズの白ケースFREX∀R Zシリーズの黒ケース
FREX∀R XシリーズFREX∀R Xシリーズの白ケースFREX∀R Xシリーズの黒ケース
GHLシリーズGHLシリーズのケース
GKシリーズGKシリーズのケース
MFGシリーズ
(MSIコラボ)
MFGシリーズのケース
AFPシリーズ
(ASUSコラボ)
AFPシリーズのケース
AFシリーズ
(ASUSコラボ)
フロンティアのAFシリーズ
GPLシリーズGPLシリーズのケース
GB/GBLシリーズGBシリーズのケースGBLシリーズのケース

フロンティア独自のミニタワー・ミドルタワー・フルタワー・ピラーレスケースだけでなく、MSIやASUSといった有名パーツメーカー製のケースを採用したシリーズもある。

数年前のフロンティアのケースは黒一色でデザインもかなりダサかったが、今では見違えるほどにデザイン性に優れたシリーズを展開している。

これほどデザイン性に優れたシリーズを多数展開している高知名度なBTOはほぼないため、フロンティアの独自の特徴の1つと言える。

それぞれのシリーズに十分な数のモデルが用意されているのも見逃せない。

使いやすいWebサイト

フロンティアのWebサイトはスッキリしていて、どこをクリックすればゲーミングPCを見れるのかが分かりやすい。特にセールのページは、サイトに入って一番上の大きなバナーからアクセスできるため、お目当てのセールモデルにたどり着きやすいのだ。

各モデルのページからカスタマイズ画面に入るときに読み込みが遅いという欠点はあるが、その欠点以外でWebサイトについての不満はない。

他BTOだと、バナーが大量に貼られていて情報がごちゃごちゃしていると感じるだけでなく、Webサイト自体が重いと感じることも多い。

どんなモデル・シリーズがあるのかを把握するときや、複数のモデルを比較検討するときは、Webサイトの使いやすさが大事になってくる。Webサイトが使いやすいフロンティアは優れたBTOと言える。

フロンティアの注意点・残念な点を紹介

筆者が分析するフロンティアの注意点や残念な点を紹介する。

  • セールのラインナップはやや限定的
  • 納期がはやいとは言えない
  • メーカー指定できないパーツが多い

セールのラインナップはやや限定的

フロンティアはセールが目玉の1つだが、セールのラインナップはやや限定的だ。大衆受けが良いエントリー~ミドルハイクラスの性能が多く、需要の低いハイクラス以上のモデルはほとんど見られない。

例えば、Ryzen7のようなCPUを搭載したモデルは多いが、Ryzen9を搭載したモデルはかなり少ない。

超高性能なゲーミングPCを求めている人には、フロンティアは合わない可能性が高い。

納期がはやいとは言えない

フロンティアの納期は1~2週間ほどが目安だ。BTOとしては一般的な納期の長さではあるが、はやいとは言えない。例えば2025年5月24日時点で、GHLシリーズ(Ryzen7 9800X3D×RX9070XT)は5月30日出荷予定であり、6日後に出荷される。

BTOの中には注文当日や翌日に発送してくれるショップもあるので、フロンティアが納期の面で優れているとは言えない。

即納モデルもあるが、カスタマイズができない上にラインナップが非常に限定的なので、おすすめはしづらい。

メーカー指定できないパーツが多い

他の大手BTOと同じく、フロンティアではメーカー指定できないパーツが多い。例えば電源やメモリはどのメーカーなのか分からないし、マザーボードメーカーも分からないことが多い。

メーカーが記載されていない理由は、時期によってメーカーが異なるからか、有名ではないメーカーのパーツを使っているからのどちらかだ。PCへの造詣が深い人からすれば、メーカーが分からないことに恐怖を感じるはず。

ちなみにフロンティアでは、MSIやASUSといった有名パーツメーカーとのコラボシリーズが充実していて、信頼性の高いパーツで固めたシリーズもある。安さと信頼性を両立させたい人は必見だ。

フロンティアの評判を紹介

筆者がクラウドソーシングサービスを使って、フロンティアでゲーミングPCを購入したことがある人のレビューを集めた。22個のレビューが集まり、そのうち18個がポジティブな評判、4個がネガティブな評判だった。

ポジティブな評判

全てのレビューを紹介すると非常に長くなってしまうため、同じような内容のレビューは代表1つを選んで紹介している。

価格が安かった

他のBTOを見た感じだと、フロンティアが一番安かった。安くしたかったので、フロンティアを選んだ。

サポート体制がしっかりしていると感じた

もし何かトラブルがあったとしても、フロンティアならサポートが受けられるという安心感があった。

初心者でも安心して利用できた

PCの知識があまりない自分でも、ウェブサイトがわかりやすく、パーツ選びをしやすかった。

ゲーミングPCを専門知識なしで組めた

最新のゲームを快適にプレイできるPCが欲しかったが、どのパーツを選べばいいのかがわからなかった。フロンティアのモデルを参考に、安心してゲーミングPCを注文できた。

ネガティブな評判

納期が思ったより長かった

もう少し早く届くと思っていたが、実際に届くまでに時間がかかった。すぐに使いたかったので、もう少し早く届いてほしかった。

サポートの対応が酷かった

パソコンに不具合が出たときに問い合わせたが、返答に時間がかかったりした。

音がうるさい

CPUクーラーか電源かわからないが、駆動音がうるさい。特にゲームをすると音が酷くなるので、後悔している。

フロンティアは価格を最重要視する人におすすめ

フロンティアのセール価格の安さは非常に評判であり、安さが理由でフロンティアを選ぶ人も多い。単純に安いシリーズだけでなく、デザイン性に優れていながら安いシリーズもあるという点も評価ポイントだ。

一方で耐久性に関しての悪評も目立ち、不安が残る。「安かろう悪かろう」というスタンスの人は避けた方が良い。回避策として、有名パーツメーカーとのコラボモデルを選ぶという選択肢もある。価格だけで見れば優位性はなくなるが、信頼性が底上げされる。

総じて、フロンティア最大の特徴は価格の安さであり、価格に魅力を感じた人が選ぶべきBTOだ。

フロンティアで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧

シリーズ・外観説明
FREX∀R Zシリーズ
FREX∀R Zシリーズの白ケースFREX∀R Zシリーズの黒ケース
フロンティアの新シリーズ。
品質だけでなくサポート面でも進化している。
FREX∀R Xシリーズ
FREX∀R Xシリーズの白ケースFREX∀R Xシリーズの黒ケース
フロンティアの新シリーズ。小型。
品質だけでなくサポート面でも進化している。
GHLシリーズ
GHLシリーズのケース
フロンティアの標準的なシリーズの1つ。
光るため、価格はGKシリーズより高い。
GKシリーズ
GKシリーズのケース
フロンティアの標準的なシリーズの1つ。
小型で低価格。
MFGシリーズ
MFGシリーズのケース
MSIコラボシリーズ。
信頼性の高いMSI製パーツを多く搭載している。
AFPシリーズ
AFPシリーズのケース
ASUSコラボシリーズ。
信頼性の高いASUS製パーツを多く搭載している。
AFシリーズ
フロンティアのAFシリーズ
ASUSコラボシリーズ。
信頼性の高いASUS製パーツを多く搭載している。
GPLシリーズ
GPLシリーズのケース
ピラーレスケース採用シリーズ。
GB/GBLシリーズ
GBシリーズのケースGBLシリーズのケース
フロンティアのフラグシップ(高級志向)シリーズ。

FREX∀R Zシリーズ:次世代ゲーミングPC

  • White
  • Black
FREX∀R Zシリーズの白ケース
FREX∀R Zシリーズの黒ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
230mm×502mm×457mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A ×2
USB3.2 Type-C ×1
USB2.0 Type-A ×2

FREX∀Rはフロンティアの新ゲーミングブランドであり、既存のブランドと比べると品質面が強い。全モデルで水冷クーラーを採用し、マザーボードのグレード選択が可能なモデルもあり、基本保証期間が1年→3年となっている。

AMDモデルR7 5700XR7 7800X3DR7 9800X3DR9 9950X3D
RTX5090796,800(白)
709,800(黒)
RTX5070Ti409,800(白)
399,800(白)
372,800(黒)
354,800(黒)
RTX5070229,800(白)
229,800(黒)
289,800(白)
289,800(黒)
RTX5060Ti
(8GB)
186,800(白)
184,800(黒)
RX9070XT354,800(白)
334,800(白)
345,800(黒)
324,800(黒)
RX9060XT
(16GB)
186,800(白)
184,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
IntelモデルU5 225FU7 265KFU7 265KU9 285K
RTX5080509,800(白)
472,800(黒)
RTX5070Ti379,800(白)
334,800(黒)
399,800(白)
354,800(黒)
RTX5070299,800(白)
299,800(黒)
RTX5060Ti
(8GB)
245,800(白)
244,800(黒)
RX9070XT339,800(白)
329,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

FREX∀R Xシリーズ:次世代ゲーミングの小型PC

  • White
  • Black
FREX∀R Xシリーズの白ケース
FREX∀R Xシリーズの黒ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
235mm×366mm×467mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A Gen1 ×1
USB3.2 Type-C Gen1 ×1

FREX∀Rはフロンティアの新ゲーミングブランドであり、既存のブランドと比べると品質面が強い。全モデルで水冷クーラーを採用し、基本保証期間が1年→3年となっている。

XシリーズはZシリーズよりケースが小さく冷却性能に劣るため、ハイクラス以上はラインナップになっていない。とはいえ需要の高いエントリー~ミドルクラスから選べるため安心だ。

AMDモデルR7 9700XR7 9800X3D
RTX5070279,800(白)
279,800(黒)
RX9070XT339,800(白)
329,800(黒)
RX9060XT
(16GB)
234,800(白)
234,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
IntelモデルU5 225FU7 265KF
RTX5070Ti374,800(白)
329,800(黒)
RTX5070294,800(白)
294,800(黒)
RTX5060Ti
(8GB)
239,800(白)
234,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

GHLシリーズ:標準的なLEDライティングシリーズ

GHLシリーズのケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
230mm×500mm×465mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A ×1
USB3.2 Type-C ×1
拡張ベイ
(※構成によって変動)
3.5インチ×2
2.5インチ×2
搭載可能ファンケースファン4基
水冷CPUクーラーファン3基

GHLシリーズは、フロンティアの標準的なシリーズの1つだ。LED搭載パーツを採用しているため、価格は最安とはいかないが、デザインと価格のバランスは優れている。

セール対象モデルも多いため、お得に手に入れやすい。

※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
Intelモデルi7-14700FU7 265KF
RTX5080354,800
RTX5070Ti269,800285,800
RTX5060Ti215,800(8GB)
RX9060XT224,800(16GB)
214,800(8GB)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

GKシリーズ:標準的な小型シリーズ

GKシリーズのケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
215mm×347mm×401mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A ×2
拡張ベイ
(※構成によって変動)
3.5インチ×1
2.5インチ×1

GKシリーズは、フロンティアの標準的なシリーズの1つで、最安のシリーズだ。セール対象にもなりやすく、コスパで優れていることが多い。

※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
Intelモデルi7-14700FU7 265F
RTX5070226,800
RTX5060Ti202,800
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

MFGシリーズ:MSIコラボシリーズ

MFGシリーズのケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
231mm×497mm×474mm
インターフェイス(上面)マイク入力×1
ヘッドホン出力(3極)×1
USB3.2 Type-A ×2
USB3.2 Type-C ×1

MFGシリーズは、PCパーツメーカーとして世界的に有名なMSIとのコラボシリーズだ。MSIの高品質パーツを多数採用しているため価格はやや高いが、信頼性が売りのシリーズとなる。

セールのラインナップはやや限定的だが、お得度は高い。

AMDモデルR7 5700XR7 7800X3DR7 9800X3DR9 9950X3D
RTX5090604,800
RTX5080375,800
RTX5070Ti314,800
RTX5070294,800
RTX5060Ti164,800(8GB)
RX9060XT179,800(16GB)
174,800(8GB)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

AFPシリーズ:ASUSコラボシリーズ&ピラーレスケース採用

AFPシリーズのケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
236mm×460mm×456mm
インターフェイス(上面)ヘッドセット ×1
USB3.2 Type-A Gen1×2
USB3.2 Type-C Gen1 ×1

AFPシリーズは、マザーボードをはじめとするPCパーツで世界的に有名なASUSとのコラボシリーズだ。信頼性の高いASUS製パーツを多く採用しているため価格はやや高いが、性能だけでなく品質やデザイン性も売りのシリーズとなっている。

AMDモデルR5 7500FR7 9700XR7 9800X3D
RTX5070Ti369,800
RTX5070279,800
RTX5060Ti199,800(8GB)
RX9070XT339,800
RX9060XT184,800(16GB)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

AFシリーズ:ASUSコラボシリーズ

フロンティアのAFシリーズ
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
205mm×360mm×460mm
インターフェイス(上面)マイク入力×1
ヘッドホン出力(3極)×1
USB3.2 Type-A Gen1×2
USB3.2 Type-C Gen1 ×1

AFシリーズは、マザーボードをはじめとするPCパーツで世界的に有名なASUSとのコラボシリーズだ。信頼性の高いASUS製パーツを多く採用しているため価格はやや高いが、性能だけでなく品質も売りのシリーズとなっている。

※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
IntelモデルU5 225FU7 265F
RTX5070Ti367,800
RTX5070279,800307,800
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

GPLシリーズ:ピラーレスケース採用シリーズ

GPLシリーズのケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
230mm×500mm×453mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A ×1
USB3.2 Type-C ×1
拡張ベイ
(※構成によって変動)
3.5インチ×2
2.5インチ×3
搭載可能ファンボトム:120mm×3
リア:120mm×1
サイド:120mm×2
水冷クーラー:3

GPLシリーズは、ピラーレスケースを採用している。ピラーレスケースはそもそもコストがかかることに加え、セール対象にもほとんどならないため、他のシリーズと比較するとコスパには劣る。

とはいえ、ピラーレスケースを扱っているBTOは珍しく、刺さる人には刺さるシリーズだ。

AMDモデルR7 7800X3DR7 9700XR7 9800X3D
RTX5070Ti339,800(黒)349,800(白)
RTX5070289,800(黒)
246,800(黒)
RX9070XT309,800(白)329,800(白)
305,800(黒)
RX9060XT224,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報
Intelモデルi7-14700FU5 225FU7 265F
RTX5070Ti309,800(黒)324,800(白)
339,800(黒)
RTX5070259,800(黒)284,800(黒)
RX9070XT279,800(白)299,800(白)314,800(白)
RX9070274,800(黒)
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

GB/GBLシリーズ:高級志向のフラグシップシリーズ

  • GB
  • GBL
GBシリーズのケース
フロンティアで選べるPCケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
232mm×493mm×496mm
インターフェイス(上面)ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1
USB3.2 Type-A ×2
USB3.2 Type-C ×1
拡張ベイ
(※構成によって変動)
3.5インチ×2
2.5インチ×2

GB/GBLシリーズは、フロンティアのフラグシップシリーズで、高級志向となっている。ラインナップが非常に限定的であり、セール対象になることもほぼない。価格の安さ目当てでフロンティアを選ぶ人とはミスマッチか。

AMDモデルR7 9800X3DR9 9950X3D
RTX5090729,800
RTX5080414,800
RTX5070Ti369,800
※太字はセールモデル
※2025年10月31日時点の情報

フロンティアに関してよくある質問と回答

どのシリーズを選べば良いの?

その質問には意味がない。各シリーズには特徴があり、自分の要望に合った特徴のシリーズを選べば良い。

例えば価格を最重要視するなら、最も安いGKシリーズを選ぼう。デザインを重視したいなら、GHLシリーズやGPLシリーズがおすすめだ。

自分にとって合わないシリーズはあっても、絶対的に良くないシリーズはないため、自分の要望に合わせたシリーズ選びをすれば良い。

どのモデルを選べば良いの?

おすすめだけを言うなら、CPUはRyzen7 9800X3D、グラボはRX9070XTを搭載したモデルがおすすめだ。

Ryzen7 9800X3Dはトップクラスのゲーム性能を誇るだけでなく、クリエイティブ用途でも十分に高いパフォーマンスを発揮できる。フロンティアではRyzen7 9800X3D搭載モデルを多く扱っているという点から見てもおすすめだ。

RX9070XTはRTX5070Tiと同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮することもあるグラボで、価格が安くコスパに非常に優れる。ハイクラスのRTX5080やRTX5090には及ばないが、価格と性能の両取りができるグラボだ。

正直なところ、おすすめのモデルを挙げるのは難しい。ゲーミングPCに何を求めるか、どれほどの性能が欲しいのか、予算はどれくらいなのかなどによって、おすすめは変わるからだ。相手の都合を無視したおすすめに意味はないのだ。

フロンティアはいつが一番安い?

フロンティアは常にセールを開催しているため、常に安い。他のBTOと違って、夏のボーナス時期や年末年始に特に安くなるということはない。

フロンティアのセール価格は毎回数千円程度の幅で変動していることが多く、先週より3,000円安いと思えば、翌週には5,000円高くなっているということもよくある。なお、連続で価格が上がったり、連続で下がったりすることはほぼない。

狙っているモデルが翌週のセール対象になるかどうかも分からないので、時期にこだわりすぎる意味はない。

フロンティアはなぜ安い?

安くてコスパの良いパーツを多く採用しているのは前提として、仕入れ値が安いからという理由も大きい。

PCパーツの多くは台湾などの海外メーカー産のものだが、フロンティアは仕入れ数が多いため、国内代理店を通さずに海外メーカーと直接取引をしている。

代理店を通さないことで余計な手数料がかからず、安い価格でパーツを仕入れることができるのだ。

フロンティアはどこの国のBTO?

フロンティアのゲーミングPCは山口県の自社工場で生産されている。一部モデルは海外で生産されている。

フロンティアブランドを所有している株式会社インバースネットは神奈川県に本社を置く企業で、ヤマダ電機の子会社だ。

フロンティアのパソコンは壊れやすい?

「フロンティア」で検索しようとすると、「壊れやすい」「やめとけ」のようなサジェストワードが出ることがあり、不安になる人もいる。

しかしフロンティアのゲーミングPCが壊れやすいとは言えない。高い品質基準をクリアできるようにパーツ選定をしてPCを組み立てているからだ。

確かにBTO黎明期は、フロンティアだけでなくBTO全体として、特に電源周りの品質が低いという問題があった。しかし今では改善されている。

精密機械なので初期不良を0にはできないことや、出荷台数が多くハズレ個体が存在してしまうのは事実だが、フロンティアが壊れやすいとは言えない。

まとめ:フロンティアは価格を最重要視する人におすすめのBTO

この記事では、フロンティアの独自の特徴や世間の評判を解説し、どんなゲーミングPCを選べるのかを紹介した。

この記事のまとめ
  • フロンティアは常にセールを開催していて、ゲーミングPCをいつでもお得に手に入れられるという独自性がある
  • 価格の安さを評価する人が非常に多い。デザイン面を評価する声もある
  • 大手BTOにはありがちな悪評がある

フロンティアは、価格を何より重要視する人におすすめする。価格重視のシンプルシリーズだけでなく、デザインや信頼性重視のシリーズなど、幅広く展開していることも評価できる。価格を重視しつつも、多くのユーザーの需要をくみ取ってくれるBTOだ。

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