ゲーミングPCの価格は上を見ればキリがないし、かといって安すぎるのも不安になる。
この記事では、BTOショップのラインナップやゲーマーの使用ハードウェアから、ゲーミングPCの予算の目安を紹介している。
どの価格帯のゲーミングPCを選べば良いのかを迷っている人は、ぜひ最後まで見ていってほしい。
BTOゲーミングPCの価格帯から予算を把握しよう
- 価格重視BTOショップの場合:15~35万円が多い
- 品質重視BTOショップの場合:25~45万円が多い
- カスタマイズ性重視BTOショップの場合:35万円以上が多い
BTOショップには大きく分けて、価格重視・品質重視・カスタマイズ性重視の3種類がある。それぞれのゲーミングPCの価格帯を見ていこう。
価格重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、フロンティアのセールモデルと、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズ(ブラック)を集計した。
価格重視のBTOショップでは、15~35万円が主なラインナップであり、全体の9割弱を占める。35万円もあれば、ほとんどのモデルに手が届くということだ。
品質重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、サイコムのゲーミングPCを集計した。標準構成からCPUは変更せず、グラボだけを変更した。
品質重視のBTOショップであれば、25~45万円が主なラインナップだ。最も多いのは30~35万円で、品質を重視したいなら30万円の予算は用意しておきたい。
カスタマイズ性重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、arkのゲーミングPCを集計した。
カスタマイズ性重視のBTOショップでは、約半分が50万円以上だ。50万円以下で見ると、どの価格帯もほぼ同じ量だが、35~50万円のラインナップがやや多い。
SteamのデータからゲーミングPCの予算を把握しよう
大手ゲームプラットフォームであるSteamでは、ユーザーが使っているハードウェアを集計してくれている。
この集計データを見ることで、世界中のゲーマーがどんなゲーミングPCでプレイしているのかを把握できる。
ただし使用されているグラボがあまりにもバラバラで、古いグラボを含めてもあまり意味はないと判断したため、RTX30~50シリーズに絞って集計した。(ゲーミングノートは含めない)
やはり人気なのは60番台や70番台(RTX5060やRTX5070)で、全体の7割ほどを占めていることが分かる。
SteamにおけるRTX50シリーズの使用者
RTX5060~RTX5070の使用者が圧倒的に多い。
RTX50は最新シリーズであり、特にPC玄人で乗り換えた人も多いのか、RTX5070TiやRTX5080も少なくない。
とはいえ主流はRTX5060~RTX5070であり、エントリー~ミドルクラスの人気が高いことが分かる。
SteamにおけるRTX40シリーズの使用者
RTX4060~RTX4070Superの使用者が圧倒的に多い。特にRTX4060は、RTX40シリーズ使用者の3割を占めていて、非常に高い人気を誇っていることが分かる。
SteamにおけるRTX30シリーズの使用者
RTX3050~RTX3070の使用者が多い。特に多いのはRTX3060で、RTX30シリーズ使用者の4分の1以上を占めている。
RTX3070Ti以上を見てみると、RTX3080の使用者がやや多い。RTX30シリーズが現役の時にRTX3080を購入し、今まで使っているということかもしれない。実際、ハイクラスグラボを選んでおけば、性能に困ることなく長期間使用できるのは間違いない。
RTX5060,5060Ti,5070搭載BTOゲーミングPCの価格帯
Steamのデータによって、RTX5060~RTX5070を使っているゲーマーが多いことが分かった。そこでRTX5060~RTX5070搭載BTOゲーミングPCの価格帯を見ていこう。
RTX5060搭載BTOゲーミングPCの価格帯
- 価格重視BTOショップの場合:15~25万円
- 品質重視BTOショップの場合:25~35万円が多い
- カスタマイズ性重視BTOショップの場合:15~25万円が多い
価格重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、フロンティアのセールモデルと、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズ(ブラック)を集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen5 4500 Ryzen5 7500F Ryzen7 5700X Ryzen7 7700 |
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価格重視BTOショップの場合、RTX5060搭載のゲーミングPCは15~25万円であり、20~25万円の方が多いことが分かる。
品質重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、サイコムのゲーミングPCを集計した。グラボをRTX5060に設定し、CPUを変更しての集計だ。
品質重視BTOショップの場合、RTX5060搭載のゲーミングPCは25~40万円であることが多い。特に25~35万円の価格帯は全体の6割を超えている。
カスタマイズ性重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、arkのゲーミングPCを集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen5 5600 Ryzen5 7500F Ryzen5 9600(X) Ryzen7 5700X Ryzen7 9700X Core i5-14400F Core Ultra5 225F Core Ultra5 235 Core Ultra5 245K(F) Core Ultra7 265 |
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カスタマイズ性重視BTOショップの場合、RTX5060搭載のゲーミングPCは15~30万円であることが多い。特に15~25万円の価格帯は、全体の6割を超えている。
RTX5060Ti搭載BTOゲーミングPCの価格帯
- 価格重視BTOショップの場合:20~30万円が多い
- 品質重視BTOショップの場合:30~45万円が多い
- カスタマイズ性重視BTOショップの場合:35~45万円が多いが、バラつきがある
価格重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、フロンティアのセールモデルと、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズ(ブラック)を集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen5 4500 Ryzen5 7500F Ryzen7 5700X Ryzen7 7700 Ryzen7 7800X3D Ryzen7 9700X Ryzen7 9800X3D Core Ultra5 225F |
|---|
価格重視BTOショップの場合、RTX5060Ti搭載のゲーミングPCは20~30万円であることが多く、全体の8割を占めている。
品質重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、サイコムのゲーミングPCを集計した。グラボをRTX5060Tiに設定し、CPUを変更しての集計だ。
品質重視BTOショップの場合、RTX5060Ti搭載のゲーミングPCは30~40万円であることが多く、40~45万円も十分に多い。
カスタマイズ性重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、arkのゲーミングPCを集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen5 7500F Ryzen5 9600 Ryzen7 5700X Ryzen7 9700X Core i5-14400F Core Ultra5 225F Core Ultra5 235 Core Ultra5 245KF Core Ultra7 265(K) |
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カスタマイズ性重視BTOショップの場合、RTX5060Ti搭載のゲーミングPCは35~45万円が多い。
しかし全体的にばらけていて、価格帯の幅が広い。コスパを重視した構成があれば、高級志向の構成もあり、個人のニーズによって幅広い選択肢から選ぶことができる。
RTX5070搭載BTOゲーミングPCの価格帯
- 価格重視BTOショップの場合:25~35万円
- 品質重視BTOショップの場合:30~45万円
- カスタマイズ性重視BTOショップの場合:35万円~
価格重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、フロンティアのセールモデルと、マウスコンピューターのNEXTGEARシリーズ(ブラック)を集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen7 5700X Ryzen7 7700 Ryzen7 7800X3D Ryzen7 9700X Ryzen7 9800X3D Core Ultra7 265KF |
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価格重視BTOショップの場合、RTX5070搭載のゲーミングPCは25~35万円に収まっている。搭載するCPUによって、25~30万円なのか、30~35万円なのかが変わる。
品質重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、サイコムのゲーミングPCを集計した。グラボをRTX5070に設定し、CPUを変更しての集計だ。
品質重視BTOショップの場合、RTX5070搭載のゲーミングPCは30~45万円であることが多い。特に35~45万円が多いが、30~35万円でも十分なラインナップがある。
カスタマイズ性重視のBTOショップの場合
2026年2月24日時点での、arkのゲーミングPCを集計した。
| 搭載しているCPU | Ryzen7 5700X Ryzen7 7800X3D Ryzen7 9700X Ryzen7 9800X3D Ryzen9 9900X Core i5-14400F Core Ultra7 265(K) Core Ultra9 285 |
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カスタマイズ性重視BTOショップの場合、RTX5070搭載のゲーミングPCは40~45万円が最も多い。しかし全体的にばらけていて、35万円以上と思って良い。
RTX5070搭載ともなると、標準となっているCPU性能も高いものが多いため、35万円以下のモデルはほとんど存在しない。
ゲーミングPC初心者におすすめの予算・価格帯はいくらか?
ここまでを踏まえると、PC初心者におすすめの予算・価格帯は20~30万円だ。
理由は以下の通り。
- 価格重視・品質重視・カスタマイズ性重視のBTOショップで、一定以上の選択肢がある
- 多くのゲーマーが選んでいるRTX5060、RTX5060Ti搭載モデルにおいて、一定の選択肢があることが多い(価格重視BTOであれば、RTX5070搭載モデルも選べる)
当然、ゲーミングPCをどのように使うかによっておすすめは変わってくるものだが、PC初心者にはとりあえず20~30万円をおすすめする。
まとめ:ゲーミングPCのおすすめ予算は20~30万円!
この記事では、ゲーミングPCのおすすめ予算を、BTOショップのラインナップや、ゲーマーの使用しているハードウェアを参考に紹介した。
初心者におすすめの予算・価格帯は20~30万円だ。この予算であれば、性能的にもこだわり的にも十分なゲーミングPCが手に入る。
しっかりと予算を設定して、過不足のないゲーミングPCを手に入れよう。



















