HP(OMEN)は海外のBTOショップであり、国内BTOショップが人気の日本においては主流ではない。ちなみにHPはショップ名で、OMENはゲーミングブランド名だ。
この記事では、HP(OMEN)がどんな評判で、どんな特徴を持つBTOショップなのかを解説している。
この記事を読めば、HP(OMEN)が自分に合ったBTOショップなのかを判断できるようになるため、ぜひ最後まで見ていってほしい。
HP(OMEN)の独自の特徴:ケースのデザインとセール時の価格
- 海外風のケースデザイン
- セール対象モデルの価格が安い
HP(OMEN)はアメリカのBTOショップであり、海外風のケースデザインが特徴だ。
頻繁にセールを行っていて、セール対象モデルであれば非常にコスパが良いのも見逃せない。
海外風のケースデザイン
HP(OMEN)はアメリカのBTOショップであり、海外風のサイバー感のあるケースデザインが特徴だ。
最近だと国内BTOショップでも、派手なケースデザインのシリーズが増えているため、HP(OMEN)の優位性は薄れてきてはいる。
とはいえ、デザインに惹かれたのであればおすすめできるBTOショップだ。
セール対象モデルの価格が安い
HP(OMEN)はセールを開催していることが多く、セール対象モデルは非常に安く手に入れられる。
セールのラインナップが限定的すぎるというデメリットはある。しかし多くの人が選ぶようなエントリークラスのモデルはセール対象になりがちだ。
HP(OMEN)の4つの魅力を紹介
- 海外風のデザイン
- セール対象モデルの価格が安い
- 納期が比較的はやい
- HPのパソコンメーカーシェアは日本2位
独自の特徴と重複するところもあるが、筆者が分析する、HPの魅力は以上の通り。
海外風のデザイン
| シリーズ・外観 | 特徴 |
|---|---|
OMEN 16L![]() ![]() | ミニタワーシリーズ。 エントリークラスの性能を搭載している。 |
OMEN 35L![]() ![]() | ミドルタワーシリーズ。 ミドル~ハイクラスの性能を搭載している。 |
OMEN 45L![]() | フルタワーシリーズ。 ハイエンドクラスの性能を搭載している。 |
HP(OMEN)は国内BTOショップではあまり見かけなかったタイプの海外風デザインであり、特にLEDの派手さが印象的だ。
最近では各BTOショップが、自作に負けない派手なデザインを販売し始めているため、HP(OMEN)の特徴も薄れてきてはいるが、それでも国内BTOにはない海外風のゲーミング感の強い雰囲気は健在だ。
一般的なBTOと同じく独自ケースを採用しているので、ケースのデザインはHPの魅力と言って良いだろう。
正直このデザインが、HP(OMEN)を選ぶ一番の理由であり、デザインを気に入らないなら選ぶ意味はない。
セール対象モデルの価格が安い
HPでは定期的にキャンペーンを開催していて、対象モデルが大幅に値引きされている。
以下は、価格の安さで有名なフロンティアとの比較だ。
| HP | フロンティア | |
|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() |
| CPU | Core Ultra7 265F | Core Ultra7 265F |
| CPUクーラー | 120mm空冷 | 120mm空冷 CPS RT400-BK |
| グラボ | RTX5070 | RTX5070 |
| マザーボード | B860 | MSI B860 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 Kingston FURY | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
| SSD | 2TB | 2TB Crucial P3 Plus |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD |
| 価格(税込) | 269,800円 | 264,800円 |
HPの通常価格は正直言って非常に高額だが、42%オフという凄まじい値引きによって、最安クラスのフロンティアに並ぶ価格となっている。
パーツの中身を見てみると、フロンティアは3パーツでメーカーを公開しているのに対し、HPはメモリしか公開していない。中身の違いはあるが、ここまでの低価格を実現しているのは評価に値する。
キャンペーンモデルに限って言えば、HPは非常に高コスパでおすすめのBTOだ。
納期が比較的はやい
HP(OMEN)の納期は5日~7日程度だ。
国内BTOショップと同程度の納期で、海外BTOショップとしてはかなり早い。
繁忙期には1週間以上待たされることもあることには注意したい。
HPのパソコンメーカーシェアは日本2位
ゲーミングPCとしては定番ではないが、一般PCであればHPのシェアは非常に高い。
実際、HPのノートPCはかなり定番であり、採用している企業も多い。それだけ定番な企業だということだ。
HP(OMEN)の3つの注意点・残念な点を紹介
- キャンペーンモデル以外の価格は非常に高い
- カスタマイズができない
- 性能の選択肢が狭い
キャンペーンモデル以外の価格は非常に高い
HPのゲーミングPCは高額なものが多い。
以下は、価格が売りのフロンティアと、高額な部類であるマウスコンピューターのG-TUNEシリーズとの比較だ。すべての構成を同じにはできなかったが、価格感は伝わるはず。
| HP | フロンティア | マウスコンピューター | |
|---|---|---|---|
| 外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
| CPU | Core Ultra7 265F | Core Ultra7 265F | Core Ultra7 265 |
| CPUクーラー | 120mm空冷 | 120mm空冷 CPS RT400-BK | 240mm水冷 |
| グラボ | RTX5070 | RTX5070 | RTX5070 |
| マザーボード | B860 | MSI B860 | B860 |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 Kingston FURY | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
| SSD | 2TB | 2TB Crucial P3 Plus | 1TB |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS BRONZE |
| 価格(税込) | 465,300円 | 264,800円 | 389,800円 |
HPは、国内BTOの中でかなり高額な部類に入るマウスコンピューターのG-TUNEシリーズより7万円以上高い。最安クラスのフロンティアと比べると約20万円の差であり、HPの通常モデルは低コスパだと分かる。
搭載パーツに関しても、少なくともスペック表上では特別なところはなく、メモリ以外はメーカーが伏せられている。海外BTOにはよくあることだが、HPも謎に高額というわけだ。
カスタマイズができない
HPのゲーミングPCはメモリやSSDすらもカスタマイズできず、セキュリティソフトなどのソフト系や周辺機器のカスタマイズのみとなっている。基本的にはメモリ32GB、SSD1TBなので十分だが、一部モデルのメモリは16GBであり心もとない。
カスタマイズしたい場合は、フロンティアやマウスコンピューターをおすすめする。どちらもデザインに優れたPCケースを採用していて、価格も安いBTOショップだ。
性能の選択肢が狭い
HPのゲーミングPCのラインナップは、性能の選択肢がかなり狭い。特にCPUの選択の余地はほぼない。
一般的なBTOだと、CPUの選択肢が多い。価格重視のRyzen7 5700XやCore i5、バランス重視のRyzen7やCore i7、高いゲーム性能が売りのRyzen X3Dシリーズといったように、需要に合わせたラインナップを用意してくれている。HPでは、限られた選択肢から選ばなければならない。
グラボの選択肢も限定的であり、シリーズに応じて選べるグラボが極端に狭い。
CPUやグラボの選択肢の狭さは、初心者にとっては迷わないためメリットにもなるが、よく吟味したい人にとってはデメリットだ。
HPの評判を紹介
筆者がクラウドソーシングサービスで、HPのゲーミングPCを購入したことがある人の評判を集めた。
全部で5件のレビューが集まり、ポジティブなレビューが4件、ネガティブなレビューが1件だった。
ポジティブな評判
ポジティブな評判4件の内、同じようなレビューは1つに絞って紹介している。やはり見た目に関するレビューとセールに関するレビューが見られた。
ビジュが最高すぎる
いろんなBTOを漁ったが、HPのデザインが良すぎてここに決めた。中身に関しては後から自分で取り換えれば良いと思ってるから、そこまで気にしてない。(※筆者補足:増設・換装によって故障した場合はメーカー保証の対象外となる)
セールが安すぎる
以前からHPのOMENには目を付けていたが、セールで半額くらいになっていたので即決した。
ネガティブな評判
集まった5件のレビューの内、1つがネガティブなレビューだった。
冷却が全然ダメ
CPUとグラボの冷却がダメ。全然冷えなくて温度が高すぎる。
HP(OMEN)のPCケース&おすすめゲーミングPC一覧
| シリーズ・外観 | 特徴 |
|---|---|
OMEN 16L![]() ![]() | ミニタワーシリーズ。 エントリークラスの性能を搭載している。 |
OMEN 35L![]() ![]() | ミドルタワーシリーズ。 ミドル~ハイクラスの性能を搭載している。 |
OMEN 45L![]() | フルタワーシリーズ。 ハイエンドクラスの性能を搭載している。 |
OMEN 16L
- Black
- White


| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 155mm×308mm×337mm |
|---|---|
| 天面インターフェイス | ヘッドセット×1 USB Type-C ×1 USB Type-A ×3 ※モデルによってはこれ以上 |
| ドライブベイ | – |
OMEN 16Lはかなりの小型シリーズだ。小型なのでデスク上にも置きやすいというメリットがあるが、排熱性能が弱いためエントリークラスの性能しか搭載できない。
さらに例えばCPUクーラーを換装する際に選択肢が限られる可能性が高く、購入後のカスタマイズで不自由があることにも注意したい。
| AMDモデル | R5 8400F | R7 8700F |
|---|---|---|
| RTX5060 | 209,800(黒) | 269,800(黒) |
※太字はキャンペーン対象モデル
| Intelモデル | i7-14700F | U7 265F |
|---|---|---|
| RTX5060 | 279,800(黒) | 299,800(白) |
※太字はキャンペーン対象モデル
OMEN 35L
- Black
- White


| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×410mm×408mm |
|---|---|
| 天面インターフェイス | ヘッドセット×1 USB Type-C ×1 USB Type-A ×2 |
| ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用×1 |
OMEN 35Lは中型のミドルタワーシリーズで、一般的なケースサイズだ。ミドルクラス~ハイクラスの性能がラインナップになっている。性能やデザイン面から見て、多くの人がこのシリーズを選ぶことになるだろう。
| AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9800X3D |
|---|---|---|
| RTX5080 | 629,800(黒) | |
| RTX5070Ti | 519,800(黒) | |
| RTX5070 | 429,800(黒) |
※太字はキャンペーン対象モデル
| Intelモデル | U7 265F | U7 265K |
|---|---|---|
| RTX5070Ti | ||
| RTX5070 |
※太字はキャンペーン対象モデル
OMEN 45L

| 大きさ (幅×高さ×奥行き) | 204mm×555mm×470mm |
|---|---|
| 天面インターフェイス | ヘッドセット ×1 マイク ×1 USB Type-A ×2 SuperSpeed USB Type-A ×2 |
| ドライブベイ | 2.5インチ×1(使用済み) |
OMEN 45Lはフルタワーのフラグシップシリーズだ。ラインナップが非常に限定的で、最高の構成となっている。最強の性能を求めている人におすすめだ。
| Intelモデル | U9 285K |
|---|---|
| RTX5090 | 868,800 |
※太字はキャンペーン対象モデル
HP(OMEN)に関してよくある質問
HPはどこの国のメーカー?
HPはアメリカの企業だ。
しかし日本HPとして、公式オンラインストアや国内コールセンターなどが充実していて、PCの組み立ても東京で行っている。
HP(OMEN)の納期はどのくらい?
HP(OMEN)の納期は5~7日程度だ。
東京で組み立てを行っているため、一般的な海外BTOショップより納期が短く、輸送の際に起こりがちな初期不良のリスクも低い。
ただし繁忙期には納期が長くなることがある。カート内で納期を確認できるため、購入前に確認しておこう。
HP(OMEN)のサポートの評判はどう?
可もなく不可もなしといった感じで、他のBTOショップと同じだ。
しっかり対応してくれたという評判もあるし、対応してくれなかったという評判もある。
とはいえHPはパソコンメーカーシェアで第2位であり、定番のメーカーといえる。そういう意味では信頼性は高い。
まとめ:海外風デザインが特徴のHP(OMEN)キャンペーンモデルを手に入れよう
この記事では、HP(OMEN)がどんな評判で、どんな特徴を持つBTOショップなのかを解説し、OMENのPCケースやおすすめゲーミングPCを紹介した。
HP(OMEN)は海外風のデザインと、キャンペーンモデルの安さが売りのBTOショップであり、デザインに惹かれた人におすすめできる。
海外風のゲーム部屋を作りたい人であれば、HP(OMEN)のキャンペーンモデルは必見だ。

















