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マウスコンピューターの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介

PC初心者にとって、どのBTOでゲーミングPCを購入するかは非常に難しい問題だ。ネットで紹介されているどのBTOも同じように見えて、何が違うのかが分かりづらい。

この記事では、マウスコンピューターの独自の特徴を紹介し、他のBTOと何が違うのかを解説する。

マウスコンピューターの独自性を知り、自分がマウスコンピューターを利用すべきなのかどうかを判断したい人は必見だ。

マウスコンピューター独自の特徴はケースデザイン

マウスコンピューターはケースデザインが秀逸であり、かっこよくウケの良いケースを採用している。一般的な大手BTOのケースデザインはダサい傾向にあるのだが、マウスコンピューターでは早くから白いケースやデザイン性に優れたケースを採用している。

マウスコンピューターは広告を多く出していた成果もあり、知名度が高いことも特徴の1つだ。アイドルなどを起用した広告を見たことがある人は多いはず。

おしゃれなデザインと、高い知名度による信頼性を兼ね揃えているのがマウスコンピューターだ。

マウスコンピューターの魅力を紹介

筆者が分析する、マウスコンピューターの魅力は以下の通り。

  • ケースデザインが独特でおしゃれ
  • NEXTGEARシリーズの価格は安い
  • Webサイトが使いやすい

ケースデザインが独特でおしゃれ

シリーズ名・外観特徴
NEXTGEAR
NEXTGEARの白ケースNEXTGEARの黒ケース
オンライン・直営店限定のシリーズ。
AMD Ryzen CPUを採用し、コスパとデザインが売り。
エントリー~ミドルハイまでがラインナップ。
G TUNE ミニタワー
DGシリーズの白ケース
ミニタワーシリーズ。白いケースは黒より価格が高い。
エントリー~ミドルまでがラインナップ。
G TUNE 新フルタワー
新フルタワー採用のフラグシップシリーズ。ミドルクラス以上がラインナップになっている。
G TUNE フルタワー
G TUNEフルタワー
旧版フルタワー採用シリーズ。ラインナップは非常に狭い。(いずれ消える?)

表を見れば分かるように、ミニタワー以外のケースデザインは他BTOでは見かけないタイプだ。ミニタワーも白いほうはスタイリッシュな印象を受ける。

マウスコンピューターのケースはマウスコンピューターでしか手に入らないので、ケースデザインのカッコよさはマウスコンピューターを選ぶ理由になる。

NEXTGEARシリーズの価格は安い

マウスコンピューターは基本的には高額な部類だが、NEXTGEARシリーズに関しては安い。

以下は、セールを常時開催しているフロンティアと、最大手BTOのドスパラとの比較だ。(Ryzen7 7800X3D×RTX5070で比較)

NEXTGEARG TUNEミニタワーフロンティアドスパラ
外観NEXTGEARの白ケースGHLシリーズのケースドスパラのケース
CPURyzen7 7800X3DRyzen7 7800X3DRyzen7 7800X3DRyzen7 7800X3D
CPUクーラー240mm水冷240mm水冷CPS RT400-BK(空冷)ASETEK 624S-M2
グラボRTX5070RTX5070RTX5070RTX5070
マザーボードAMD A620AMD A620AMD B650(MSI製)AMD B650
メモリ16GB(8GB×2)
DDR5-5200
32GB(16GB×2)
DDR5-5200
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
32GB(16GB×2)
DDR5-4800
SSD1TB1TB1TB1TB
電源750W 80PLUS BRONZE750W 80PLUS BRONZE750W 80PLUS GOLD750W 80PLUS GOLD
価格(税込)259,700円344,800円249,800円294,980円
※2025年6月22日時点での情報

マウスコンピューターのG TUNE ミニタワーは圧倒的に高額な一方で、NEXTGEARはフロンティアに迫る安さとなっている。常時セールのフロンティアより約1万円高いが、BTO最大手のドスパラより約3.5万円も安い。

NEXTGEARであればかなり安く、コスパが良い。価格重視のユーザーにおすすめできる。

Webサイトが使いやすい

トップページから1回の遷移で、ゲーミングPC一覧があるページに辿り着けるのは評価に値する。しかも一覧が表になっているので価格差などが非常にわかりやすい。

他のBTOだとバナーやタブが多すぎて何がどこにあるのか分からないことがあり、なかなかゲーミングPCまでたどり着けない。

Webサイトの使いやすさは、地味だが非常に重要な要素だ。

マウスコンピューターの注意点・残念な点を紹介

筆者が分析する、マウスコンピューターの残念な点は以下の通り。

  • G TUNEシリーズの価格は高い
  • 搭載パーツのメーカーや型番がほぼ分からない

G TUNEシリーズの価格は高い

ネット上ではよく「マウスコンピューターは安い」と書かれているが、先ほど見たようにNEXTGEARシリーズはかなり安いものの、G TUNEシリーズに関してはむしろ高い部類に入る。

最大手BTOであるドスパラと比較すると以下の通り。(Ryzen5 9600X×RTX5060のエントリークラス、Core Ultra9 285K×RTX5080のハイクラスで比較)

G TUNE ミニタワードスパラ1G TUNE 新フルタワードスパラ2
外観ドスパラのケースドスパラのケース
CPURyzen5 9600XRyzen5 9600XCore Ultra9 285KCore Ultra9 285K
CPUクーラーCooler Master Hyper 212 Black(12cm空冷)12cm空冷360mm水冷ASETEK 624S-M2
グラボRTX5060RTX5060RTX5080RTX5080
マザーボードAMD A620AMD A620 m-ATXインテル Z890インテル Z890
メモリ16GB(8GB×2)
DDR5-5600
16GB(8GB×2)
DDR5-4800
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
64GB(32GB×2)
DDR5-5600
SSD1TB500GB2TB2TB
電源750W 80PLUS BRONZE650W 80PLUS BRONZE1200W 80PLUS PLATINUM1000W 80PLUS GOLD
価格(税込)244,800円209,980円599,800円569,980円
※2025年6月22日時点での情報

RTX5060搭載モデルとRTX5080搭載モデルの両方で、約3万円高いという結果となった。ドスパラは安い部類だが最安ではないことを加味すると、マウスコンピューターのG TUNEは決して安くない。

搭載パーツのメーカーや型番がほぼ分からない

他の大手BTOと同じく、マウスコンピューターも搭載パーツのメーカーや型番をほぼ公開していない。型番が見れるのは、一部のCPUクーラーや一部のSSDくらいであり、電源などの重要なパーツの詳細を知ることはできない。

PC初心者からすると「パーツのメーカーを気にする」という発想すらないと思うが、PC玄人ならかなり怖く感じるはず。メーカーや型番を知りたいPC玄人は、中小BTOを選んだ方が良い。

マウスコンピューターの評判を紹介

筆者がクラウドソーシングサービスを使って、マウスコンピューターを利用したことがある人のレビューを集めた。16個のレビューが集まり、そのうち14個がポジティブな評判、2個がネガティブな評判だった。

ポジティブな評判

ポジティブな評判をすべて記載すると無駄に長くなってしまうため、内容が似ているものは代表1つを紹介している。

コスパ最高!

ゲーム用に購入しました。他社と比較しても安く手に入り、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれています。とても満足です。

安心感がある

高い買い物なので少し不安だったが、マウスコンピューターは有名なところらしいので、ここに決めた。特に問題なく届いてくれたので安心した。

ケースがかっこいい

NEXTGEARをyoutuberが紹介していて、ケースの見た目が気に入ったので買ってみた。実物を見てもかっこよく、デスク環境がかっこよくなった。

ネガティブな評判

サポートが終わってる

PCから異音が発生したから修理に出したのに、異常なしとして返ってきた。それから異音は続いて、結局故障した。もう絶対に利用しない。

初期不良でガッカリ

電源を入れても起動しなかった。交換対応はしてもらえたが、楽しみにしていた分、残念な気持ちになりました。

マウスコンピューターはケースデザインに惚れた人向けのBTO

マウスコンピューターは、搭載パーツの品質が売りなわけでもないし、価格が特別安いわけでもない(NEXTGEARシリーズは非常に安い)。マウスコンピューターの売りは独自性のあるケースデザインと、高い知名度から来る信頼感だ。

ケースデザインを気に入った人のみがマウスコンピューターを選ぶべきであり、そういう人にはおすすめできるBTOだ。

逆にケースに対して特に何も思わない人や、できるだけ安いゲーミングPCを求めている人、搭載パーツの詳細を知りたい人などはマウスコンピューターを選ぶ意味がない。

NEXTGEARシリーズや新フルタワーシリーズはかなり独自性の高いケースデザインなので、それ目当てであれば非常におすすめしたい。

マウスコンピューターで選べるPCケース&シリーズごとのゲーミングPC一覧

シリーズ名・外観特徴
NEXTGEAR
NEXTGEARの白ケースNEXTGEARの黒ケース
オンライン・直営店限定のシリーズ。
AMD Ryzen CPUを採用し、コスパとデザインが売り。
エントリー~ミドルハイまでがラインナップ。
G TUNE ミニタワー
DGシリーズの白ケース
ミニタワーシリーズ。白いケースは黒より価格が高い。
エントリー~ミドルまでがラインナップ。
G TUNE 新フルタワー
新フルタワー。ミドルクラス以上がラインナップになっている。
G TUNE フルタワー
G TUNEフルタワー
フルタワーの旧版。ラインナップは非常に狭い。

NEXTGEAR(ホワイト)

NEXTGEARの白ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
220mm×390mm×411mm
上面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
ドライブベイ2.5インチシャドウ×2

NEXTGEARは、筆者が最もおすすめするシリーズだ。エントリー~ミドルハイまでがラインナップになっていて、ほとんどの人におすすめできる。CPUの性能幅が広く、用途や予算に合わせて調整しやすいのもポイントだ。

※2025年6月22日時点での情報
※(セット)はマウスやキーボードなど、一式セットになっているモデル

NEXTGEAR(ブラック)

NEXTGEARの黒ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
220mm×390mm×411mm
上面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
ドライブベイ2.5インチシャドウ×2

NEXTGEARは筆者が最もおすすめするシリーズだ。エントリー~ミドルハイまでがラインナップになっていて、ほとんどの人におすすめできる。CPUの性能幅が広く、用途や予算に合わせて調整しやすいのもポイントだ。

※2025年6月22日時点での情報
※(セット)はマウスやキーボードなど、一式セットになっているモデル

G TUNE ミニタワー

  • Black
  • White
G TUNEミニタワーの黒ケース
DGシリーズの白ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
189mm×390mm×396mm
前面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
USB3.0 Type-A×2
ドライブベイ2.5インチシャドウ×2
3.5インチシャドウ×1

ゲーミングブランド「G TUNE」のミニタワーシリーズ。ミニタワーということで、ミドルクラスまでがラインナップとなっている。

標準構成が黒ケースのモデルでも、カスタマイズで追加料金を払うことで白ケースに変更できる。

※2025年6月22日時点での情報
※2025年6月22日時点での情報

G TUNE 新フルタワー

G TUNE新フルタワー
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
240mm×479mm×500mm
上面インターフェイスヘッドセット×1
USB3.0 Type-A×2
USB3.2 Type-C×1
ドライブベイ2.5/3.5インチ共有×1

ゲーミングブランド「G TUNE」の新フルタワーシリーズ。旧フルタワーより、さらにデザインが洗練された印象を受ける。

高級なフラグシップシリーズに位置づけられるので、ミドルクラス以上の扱いしかない上に、価格自体も高級志向だ。

※2025年6月22日時点での情報
※2025年6月22日時点での情報

G TUNE フルタワー

G TUNEフルタワー
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
215mm×481mm×490mm
前面インターフェイスヘッドセット×1
USB2.0 Type-A×2
USB3.0 Type-A×2
ドライブベイ2.5インチシャドウ×2
3.5インチシャドウ×1

ゲーミングブランド「G TUNE」の旧フルタワーシリーズ。おそらくだが、ラインナップが増えることはないし、今の在庫がなくなったら取り扱いも終了すると思われる。

ラインナップが限定的で、最新世代のグラボは扱われていない。

AMDモデルR7 7700XR7 9700XR7 9800X3D
RTX4070269,800284,900304,800
RX7900XTX379,800399,800
RX7800XT269,800
RX7700XT254,800
※2025年6月22日時点での情報
Intelモデルi7-14700KF
RTX4070269,800
※2025年6月22日時点での情報

マウスコンピューターに関してよくある質問と回答

結局どのシリーズ・モデルを選べば良いの?

筆者の意見では、NEXTGEARシリーズがおすすめだ。NEXTGEARのデザインは独自性があるだけでなく、価格が安くコスパが良い。

モデルに関しては、自分に合った性能を選ぼうとしか言えない。一応おすすめは、CPUはRyzen7 9800X3D、グラボはRTX5060Ti(16GB)かRTX5070あたりだ。フルHD~WQHDで快適なゲームプレイが可能になる。(もちろんプレイするゲームによって快適さは変わる)

買い時はいつ?セールはあるの?

マウスコンピューターは頻繁にセールを行っている。公式のトップページにあるセールのバナーからセール会場に移動できる。ラインナップは毎回大きく変わる傾向にあるため、目当てのモデルを見逃さないようにしたい。

この記事で紹介しているモデル一覧も、セールモデルであればきちんと反映されているので安心してほしい。

納期はどのくらいかかる?

注文・支払い完了から7営業日以内で出荷されることが多い。モデルによって4営業日だったり6営業日だったりする。BTOとしては標準的~早い納期だ。

カスタマイズ時に、2,200円の翌営業日出荷サービスを利用すれば、翌営業日に出荷してくれる。ただし13時までに注文・入金を済ませておく必要がある。

まとめ:マウスコンピューターでデザイン性の高いゲーミングPCを手に入れよう

この記事では、マウスコンピューターがどんな独自性を持つBTOで、どんな人が選ぶべきなのかを解説した。

  • マウスコンピューターの最大の売りは、ケースデザインの独自性
  • 知名度が非常に高く、NEXTGEARシリーズの価格は非常に安い
  • パーツのメーカーを選べないし、一部シリーズは割高感がある
  • ポジティブな評判が8割以上だが、サポート関連のネガティブな評判が少し見られる

マウスコンピューターは他の大手BTOと同じような評価だが、NEXTGEARシリーズに関しては独自性が高く、デザインと価格の両方で非常に優れている。NEXTGEARシリーズでカッコいいゲーム環境を構築しよう。

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