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パソコン工房の評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介

ゲーミングPCを検討する際、どのBTOを利用するかは頭を悩ませる問題だ。PC初心者はBTOごとにどんな違いがあるのか分からず、すべて同じに見えてしまう。

この記事では、有名BTOの1つであるパソコン工房がどんな特徴のBTOで、どんな人が選ぶべきなのかを解説する。

パソコン工房について知り、自分にふさわしいBTOなのかどうかを判断して、自分に合ったゲーミングPCを手に入れたいと思っている人は必見だ。

BTOからPCを選ぶ
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パソコン工房の独自の特徴は、価格幅の広さとコラボモデルの多さ

有名BTOの1つであるパソコン工房は、ラインナップの価格幅が広い。他BTOでも扱っているような定番の構成はもちろん、CPU性能を落として価格を下げたモデルも扱っている。そういった意味で低価格なモデルがあることが、パソコン工房の人気の理由の1つと言える。

パソコン工房は有名BTOということもあり、コラボモデルが多いのも特徴だ。多くの配信者とのコラボモデルを販売していて、オリジナルグッズも付いてくる。

自分の予算に合わせてゲーミングPCの性能を柔軟に選びたい人や、配信者のリスナー・ファンにパソコン工房をおすすめする。

パソコン工房の魅力的な点を紹介

筆者が分析する、パソコン工房の魅力は以下の通り。

  • 価格が安いモデルがある
  • ネット活動者とのコラボモデルが多い
  • 知名度が高い

価格が安いモデルがある

低価格モデルの存在は、パソコン工房の最大の売りだ。型落ちのCPUや、一般的なBTOではあまり見かけないCPUとグラボの組み合わせを選べるため、選ぶモデルによっては安く済む。

例えば2025年6月20日時点での、Ryzen5 4500×RTX5060搭載モデルは129,800円だ。一般的なゲーミングPCは安くて15万円であり、20万円用意しておくと安心だと考えられている。それを加味すると、CPUがRyzen5 4500でかなり弱いとはいえ、価格だけを見ると非常に魅力的だ。

選べるCPUの幅が広く、低価格のゲーミングPCがあるのはパソコン工房のメリットと言える。

単純な価格も安い

パソコン工房は、CPUの下限が低いことによって価格の安さを実現しているが、同じ構成で比べたときの安さも優れていて高コスパだ。

以下は常にセールが開催されているフロンティアと、BTO界で最も有名なドスパラとの比較表となる。

パソコン工房フロンティアドスパラ
外観パソコン工房の白ケースGHLシリーズのケースドスパラのケース
CPURyzen7 7800X3DRyzen7 7800X3DRyzen7 7800X3D
CPUクーラー240mm水冷CPS RT400-BK(空冷)Asetek 612X-M2(水冷)
グラボRTX5070RTX5070RTX5070
マザーボードAMD A620MSI製 AMD B650AMD A620
メモリ16GB(8GB×2)
DDR5
32GB(16GB×2)
DDR5-5600
16GB(8GB×2)
DDR5-4800
SSD500GB1TB500GB
電源750W 80PLUS BRONZE750W 80PLUS GOLD750W 80PLUS GOLD
価格(税込)264,800円249,800円274,980円
※2025年6月20日時点での情報

BTOで最安クラスのフロンティアと比べると1.5万円高いが、BTO最大手であるドスパラと比べると約1万円安いという結果になった。

フロンティアに価格で負けるのは仕方がない。常にセールを開催しているフロンティアは、価格面で非常に優秀だ。
フロンティアの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介

一方で、BTOで最も有名なドスパラに勝っているのは評価に値する。ドスパラも高額なわけではなく、むしろ安い部類に入るのだが、パソコン工房はドスパラの上を行く安さだ。

ネット活動者とのコラボモデルが多い

パソコン工房は、配信者やVTuberとのコラボモデルを多く展開している。コラボモデルは基本的に通常のモデルと同じだが、オリジナルグッズが付属しているので、ファンは必見だ。

以下は2025年6月20日時点でのコラボ対象となる。

  • ZETA DIVISION
  • 父ノ背中
  • RIDDLE
  • NIRU
  • ドズル社
  • えなこ
  • 篠崎こころ
  • 篠原みなみ
  • えい梨
  • みゃこ
  • 東雲うみ
  • すずら
  • にゃんたじあ!
  • いぬぬこ
  • 蒼井ミュウ
  • たここ
  • ズズ
  • はんじょう
  • ゆにれいど!
  • Vlash
  • Ragis
  • SPYGEA
  • hapi
  • NENE × YOCHU
  • Rush Gaming
  • だんたい
  • 声優e-Sports部
  • N/S高eスポーツ部
  • SBI e-Sports
  • 石黒千尋

知名度が高い

パソコン工房は知名度が高いBTOの1つであり、信頼性が高い。PCにある程度詳しい人に「有名なBTOのトップ5と言えば?」と質問すれば、確実に入ってくるはずだ。日本各地に実店舗があるのも安心感につながる。

ネットで購入するとなると、信頼性を重視したいと考える人も多く、パソコン工房の知名度の高さは大きな特徴と言える。

パソコン工房の注意点・残念な点を紹介

筆者が分析する、パソコン工房の残念な点は以下の通り。

  • Webサイトが非常に使いづらい
  • パーツのメーカーの指定がほぼ不可能

Webサイトが非常に使いづらい

パソコン工房のメリットをすべて吹き飛ばすほどのデメリットが、Webサイトの使いづらさだ。バナーやタブが大量にあり、何がどこにあるのかが全く分からない

モデル選択の画面に辿り着いたとしても、同じようなモデルが縦にずらーっと並んでいるだけなので、違いが分からず比較検討しづらい。グラボで絞り込んだり、価格順に並べたりはできるものの、そもそもモデル数が無駄に多いせいで選択が難しい。

カスタマイズ画面も無駄に装飾が多く、枠に対して文字が小さいというアンバランスさも相まって見づらいと感じる。

筆者の考えでは、Webサイトの使いづらさは致命的であり、「だったら数千円高いとしても、別のBTOでサクッと選ぼう」と思ってしまう。

パーツのメーカー指定がほぼ不可能

安さが売りの大手BTOによくあることだが、搭載パーツのメーカー指定はできない上に、メーカーの記載もない。SSDだけはカスタマイズによってメーカー記載ありのものを選べるようだが、他のパーツに関しては確認できなかった。

PC初心者であれば「メーカーによって違いがある」という発想すらないと思うので気にならないだろうが、ある程度の知識がある人であれば、メーカーが分からないことに怖さを感じるはずだ。

「安かろう悪かろう」とまでは言わないが、安さには理由があることは知っておきたい。

パソコン工房の評判を紹介

筆者がクラウドソーシングシステムなどを利用して、パソコン工房を利用したことがある人のレビューを集めた。全部で18個のレビューが集まり、16個がポジティブな評判、2個がネガティブな評判だった。

内容としては他の大手BTOとおおよそ同じであり、価格の安さや信頼性を評価する声がある一方で、耐久性やサポートの質に対する低評価が見られた。

ポジティブな評判

16個のポジティブな評判の内、内容が似ているものは代表を1つ選んで紹介している。

安くて予算内で買えた

他のBTOも見たけど、パソコン工房が一番安かった。予算が多くなかったから、パソコン工房を選んだ。

知名度が高いから安心

知名度が高いから信頼できる。ド〇パラなんかも知名度は高いけど、なんとなくパソコン工房推し。

ネガティブな評判

何度も壊れた

一度壊れて修理してもらったのに、すぐにまた壊れた。もうパソコン工房では買いたくない。

サポートがクソ

壊れたから修理出したのに、問題ないと言われて修理されなかった。案の定壊れたままだった。もう利用しません。

パソコン工房は、CPU性能より安さを優先したい人におすすめ

パソコン工房の一番の売りは、価格の下限の低さだ。Ryzen5 4500のような型落ちCPUを採用したモデルを用意することで、非常に低価格なモデルを選ぶことができる。

型落ちCPUだけでなく、他BTOではあまり見かけないようなCPU×グラボの組み合わせによって、低価格を実現しているという面もある。例えば、RTX5090にはRyzen9かCore Ultra9(i9)を組み合わせているBTOが多いが、パソコン工房では1グレード下のRyzen7やCore Ultra7(i7)を組み合わせたモデルも用意されている。

Webサイトが非常に使いづらく、目当てのモデルに辿り着けないという大きなデメリットはあるが、パソコン工房が有名BTOであることから分かるように、それでも多くの人に受け入れられている。

定番のCPU×グラボの組み合わせからCPU性能を下げることで、安さを優先したいという人はパソコン工房がおすすめだ。

パソコン工房で選べるPCケース&シリーズ一覧

パソコン工房のWebサイトは非常に使いづらいことに関連して、シリーズも分かりづらい。すべてのシリーズがごちゃまぜになっているので、モデルを選ぶ際も苦労する。

LEVEL∞

  • Black
  • White
パソコン工房の黒ケース
パソコン工房の白ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
220mm×441mm×411mm
前面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
USB3.0×1
USB2.0×2
ドライブベイ3.5/2.5インチ共有×2
2.5インチ×2

最も基本的だと思われるシリーズ。従来のダサいケースに似ているが、サイドがガラスパネルであることと、フロントパネルのデザインの改善から、スタイリッシュな印象のケースに仕上がっている。流行りの白ケースを選べるのもポイントだ。

LEVEL∞ ピラーレスモデル

  • Black
  • White
LEVEL∞ピラーレスモデルの黒
LEVEL∞ピラーレスモデルの白
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
210mm×392mm×350mm
前面インターフェイスヘッドセット×1
USB3.0×2
ドライブベイ3.5/2.5インチ共有×1
3.5インチ×1
2.5インチ×1

最も基本的だと思われるシリーズのピラーレスケース採用型。通常ケース採用型より数千円高いが、ピラーレスケース採用としては安い。黒だけでなく白ケースを選べるのも評価できる。

他のシリーズよりケースが小さいので、狭いスペースでも設置できるというメリットもある。

LEVEL∞ R-Class

  • Black
  • LED
LEVEL∞ R-Classの黒ケース
LEVEL∞ R-Class LEDの黒ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
220mm×465mm×493mm
前面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
USB3.0×2
USB3.0 Type-C×1
ドライブベイ3.5/2.5インチ共有×2
2.5インチ×2

パソコン工房のミドルタワーシリーズ。以前はこのダサいケースのシリーズが基本だったが、今ではミドル~エントリークラスにおいて、主流ではなくなった。ハイエンドクラスはいまだにこのダサいケース採用のシリーズが主流となっている。

LEVEL∞ R-Class RGB Build

LEVEL∞ R-Class RGB
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
213mm×495mm×474mm
前面インターフェイスヘッドフォン×1
マイク×1
USB3.0×2
USB3.0 Type-C×1
ドライブベイ3.5インチ×2
2.5インチ×2

パソコン工房のミドルタワーである、R-Classの光るシリーズ。通常のR-Classと、このRGB Buildはケースの寸法から違い、別のシリーズだと考えた方が良い。

LEVEL∞ M-Class

  • Black
  • Black LED
  • White LED
LEVEL∞ M-Classの黒ケース
LEVEL∞ M-Classの黒ケース
LEVEL∞ M-Classの白ケース
大きさ
(幅×高さ×奥行き)
206mm×411mm×432mm
前面インターフェイスヘッドセット×1
USB3.0×2
ドライブベイ3.5/2.5インチ共有×2
2.5インチ×2

パソコン工房のミニタワーシリーズだ。ただの黒い箱、黒×LED、白×LEDの3種類が用意されている。ミニタワーは排熱効率がミドルタワーに比べて劣るため、発熱の多いハイエンドグラボは搭載されていない。

まとめ:パソコン工房で安いゲーミングPCを見つけよう

この記事では、パソコン工房がどんなBTOなのかを、筆者の主観と世間の評判から紹介した。

  • パソコン工房は、CPU性能を下げることで価格を下げている
  • 他BTOと性能を揃えた上で価格を比較すると、最安ではないが安い
  • 配信者などとのコラボが多い
  • Webサイトが使いづらいという致命的な弱点がある
  • 世間的には価格や知名度が好評。逆に耐久性やサポートで不満の声がある

パソコン工房への世間の評価は、おおよそ他の大手BTOと同じような内容だ。

筆者的には、CPUの選択幅による価格の自由度を評価したい。CPU性能を低くして、PC全体の価格を下げたい人にパソコン工房はおすすめだ。

BTOからPCを選ぶ
arkのロゴ
ark
フロンティアのロゴ
Frontier
レノボのロゴ
Lenovo
MDL.makeのロゴ
MDL.make
マウスコンピューターのロゴ
mouse
パソコン工房のロゴ
パソコン工房
SEVENのロゴ
SEVEN
ストームのロゴ
Storm
サイコムのロゴ
Sycom
ツクモのロゴ
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