ピラーレスケース採用のゲーミングPCをBTOで探すのはなかなか難しい。ピラーレスケースを採用していないBTOが多く、特に大手BTOでは扱われていない傾向にあるからだ。
この記事では、ピラーレスケース採用のBTOゲーミングPCを紹介し、ピラーレスケースの魅力や注意点まで解説する。
ピラーレスケース採用の、自作のように美麗なBTOゲーミングPCを手に入れ、オシャレなゲーム環境を整えたいと考えている人は必見だ。
ピラーレスケースを選べるBTO | 特徴 |
---|---|
SEVEN(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
ark(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
フロンティア(公式サイト) | 価格の安さが売り |
サイコム(公式サイト) | 品質の高さが売り |
マイニングベース(公式サイト) | ピラーレスケースと派手さが売り |
ストーム(公式サイト) | ピラーレスケースと配線の奇麗さが売り |
ピラーレスケースとは

ピラーレスケースは、フロントパネルと左サイドパネルが強化ガラスであり、両者の間にある柱(=ピラー)がないデザインが特徴のケースだ。
従来のケースには柱があり、強化ガラスを採用するにしても左サイドパネルだけであることがほとんどだ。ピラーレスケースでは強化ガラスパネル同士を直接、もしくは最小限の柱で繋ぎ合わせることで、内部のPCパーツがショーケースのように見えるようになっている。
ピラーレスケースの視認性は、RGBで光るファンやメモリ、デザイン性の高いグラフィックボードなどを搭載する際に役に立つ。ゲーミングPCをただの箱ではなく、魅せるインテリアにしてくれるのだ。
魅せるPCに仕上げたい人にとって、ピラーレスケースは最高の選択肢の1つとなる。
ピラーレスケース採用のBTOゲーミングPCを紹介
ピラーレスケースを採用したゲーミングPCを選べるBTOは以下の通り。
ピラーレスケースを選べるBTO | 特徴 |
---|---|
SEVEN(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
Ark(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
フロンティア(公式サイト) | 価格の安さが売り |
サイコム(公式サイト) | 品質の高さが売り |
マイニングベース(公式サイト) | ピラーレスケースと派手さが売り |
ストーム(公式サイト) | ピラーレスケースと配線の奇麗さが売り |
これら以外にもピラーレスケースを選べるBTOはあるが、知名度が低すぎたり、パーツを選びにくかったりなどの欠点が目立つため省いている。
SEVENで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
外観 | ケース型番 |
---|---|
![]() | ASUS TUF Gaming GT502 Black |
![]() | Lian Li O11D EVO RGB Black |
![]() | NZXT H9 Elite White |
![]() ![]() | NZXT H6 Flow White/Balck |
SEVENでは、各パーツを広い選択肢から選ぶことができる。各パーツに画像と解説が記載されていて、非常に選びやすい。標準構成からケースを含むすべてのパーツをカスタマイズできることも、選びやすさに貢献している。
PCについてある程度の知識がある人向けのBTOではあるが、PC内部が見えるピラーレスケースだからこそ、パーツにこだわれるSEVENはおすすめだ。
›SEVENの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
ASUS TUF Gaming GT502 Black採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 285mm×450mm×446mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 側面:120mm×3 底面:120mm×3 |
ASUS TUF Gaming GT502 Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | R9 9900X3D | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 504,680円 |
公式サイト | i7-14700KF | RTX5070Ti | 64GB | 2TB | 461,780円 |
公式サイト | R9 9900X | RX9070XT | 32GB | 1TB | 405,680円 |
公式サイト | U7 265KF | RTX5070 | 32GB | 1TB | 357,280円 |
Lian Li O11D EVO RGB Black採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×471mm×478mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm×3 or 140mm ×3 底面:120mm×3 or 140mm ×3 |
Lian Li O11D EVO RGB Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 128GB | 2TB+2TB | 1,204,280円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,119,580円 |
公式サイト | U9 285K | RTX5070Ti | 128GB | 2TB+2TB | 593,780円 |
公式サイト | U9 285K | RTX5080 | 64GB | 2TB | 577,280円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5070Ti | 64GB | 2TB | 483,780円 |
NZXT H9 Elite White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×495mm×466mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 側面:120mm ×3 底面:120mm ×3 or 140mm ×2 |
NZXT H9 Elite Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 64GB | 2TB | 1,071,180円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB | 1,033,780円 |
公式サイト | R9 9950X | RX9070XT | 64GB | 2TB | 511,280円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5070Ti | 32GB | 2TB+2TB | 494,780円 |
公式サイト | U9 285K | RTX5070Ti | 64GB | 1TB | 494,780円 |
NZXT H6 Flow White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285 | RTX5070Ti | 64GB | 2TB | 480,480円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RX9070XT | 32GB | 1TB | 369,380円 |
公式サイト | U7 265F | RTX5060Ti 16GB | 32GB | 1TB | 298,980円 |
公式サイト | U7 265KF | RTX5060 | 16GB | 1TB | 241,780円 |
arkで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
外観 | ケース型番 |
---|---|
![]() ![]() | Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black |
![]() ![]() | Antec CX200M RGB Elite White/Black |
![]() ![]() | Antec CX500M RGB Black/White |
![]() ![]() | NZXT H9 Flow RGB+ 2025 WHITE/BLACK |
![]() ![]() | NZXT H6 Flow RGB White/Black |
arkは広いカスタマイズ幅が売りのBTOであり、各パーツを広いカスタマイズ幅から選ぶことができる。各パーツに仕様や画像が記載されているため選びやすい。ケースに関しては、基本的には色のみを変えられる。
内部が見えるピラーレスケースだからこそ、各パーツには細かくこだわりたい。カスタマイズ幅が広いarkはピラーレスケースとの相性が良いと言える。
›arkの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 303mm×476mm×464mm |
前面インターフェイス | Type-C 10Gbps ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 or 160mm×2 背面:120mm×1 or 140mm×1 側面:120mm ×3 or 140mm ×2 底面:120mm×3 or 140mm×3 or 160mm×2 |
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB | 819,800円 |
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 64GB | 2TB | 799,800円 |
公式サイト | U7 265K | RTX5080 | 32GB | 2TB | 519,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5080 | 32GB | 2TB | 489,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 469,800円 |
公式サイト | i7-14700F | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 399,800円 |
Antec CX200M RGB Elite White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×392mm×350mm |
前面インターフェイス | USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×1 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×1 2.5インチシャドウベイ ×1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×2 or 140mm ×2 背面:120mm×1 |
Antec CX200M RGB Elite White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U7 265 | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 379,800円 |
公式サイト | R7 9700X | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 369,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5070 | 32GB | 2TB | 284,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RX9060XT 16GB | 32GB | 2TB | 282,800円 |
公式サイト | U7 265 | RTX5070 | 32GB | 2TB | 264,800円 |
公式サイト | U7 265 | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 2TB | 254,800円 |
公式サイト | R7 9700X | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 2TB | 254,800円 |
公式サイト | R5 9600 | RTX5060 | 16GB | 1TB | 179,800円 |
Antec CX500M RGB Black/White採用PC
- 黒
- 白


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×446mm×436mm |
前面インターフェイス | Type-C 3.2 Gen2 ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×1 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×1 2.5インチシャドウベイ ×1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 側面:120mm ×2 |
Antec CX500M RGBが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U7 265K | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 399,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 399,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RX9070XT | 32GB | 2TB | 359,800円 |
公式サイト | U7 265K | RTX5070 | 32GB | 2TB | 294,800円 |
公式サイト | R7 9700X | RTX5070 | 32GB | 2TB | 284,800円 |
公式サイト | R7 5700X | RTX5060Ti 16GB | 16GB | 1TB | 199,800円 |
NZXT H9 Flow RGB+ 2025 WHITE/BLACK採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 315mm×506mm×481mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2×2 Type-C ×1 USB3.2 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm ×3 or 140mm ×3 背面:120mm ×1 底面:120mm ×3 or 140mm ×3 |
NZXT H9 Flow RGB+ 2025 WHITE/BLACKが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB | 849,800円 |
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 64GB | 2TB | 819,800円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 489,800円 |
公式サイト | U7 265K | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 469,800円 |
NZXT H6 Flow RGB White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow RGB White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
フロンティアで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×500mm×453mm |
インターフェイス(上面) | ヘッドセットオーディオジャック(CTIA4極)×1 USB3.2 Type-A ×1 USB3.2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチ×2 2.5インチ×3 |
搭載可能ファン | ボトム:120mm×3 リア:120mm×1 サイド:120mm×2 水冷クーラー:3 |
フロンティアのGPLシリーズは、ピラーレスケースを採用している。フロンティアの独自ケースであり、メーカー製のケースではない。
フロンティアは価格の安さが売りのBTOであり、特に常に開催されているセール対象のモデルは非常にお得だ。GPLシリーズに関しては、残念ながら最近はセール対象になることはない。とはいえそれでもピラーレスケース採用モデルとしては安いため、おすすめできるBTOだ。
›フロンティアの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 359,800(黒) | 384,800(白) | |
RTX5070 | 299,800(黒) | ||
RX9070XT | 319,800(白) | 344,800(白) 309,800(黒) | |
RX9070 | 294,800(黒) |
※2025年6月13日時点の情報
Intelモデル | i7-14700F | U5 225F | U7 265F |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 439,800(黒) | 364,800(白) 344,800(黒) | |
RTX5070 | 319,800(黒) | 289,800(黒) | |
RX9070XT | 394,800(白) | 299,800(白) | 314,800(白) |
RX9070 | 274,800(黒) |
※2025年6月13日時点の情報
サイコムで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 285mm×400mm×469mm |
インターフェイス(上面) | マイク入力×1 ヘッドホン出力×1 USB3.0×2 USB3.2 Gen2 Type-C ×1 |
拡張ベイ (※構成によって変動) | 3.5インチシャドウベイ×1 2.5インチシャドウベイ×2 |
搭載可能ファン | 側面:120mm×3 背面:120mm×1 底面:120mm×3 |
サイコムのG-Master Luminousシリーズは、Antec Constellation C5 ARGB Whiteを採用している。Intelモデルしかないことには注意。
サイコムは品質を重視したBTOであり、カスタマイズ幅はそこそこだが、選択肢が高品質なパーツで固められている。標準構成の時点で冷却性や静音性に優れているため、カスタマイズしなくても高品質だ。
良い意味で選択肢が狭く、簡単に高品質なゲーミングPCに仕上げられるため、サイコムはおすすめのBTOだ。
›サイコムの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Intel標準構成 | |
---|---|
CPU | Core Ultra7 265K |
グラボ | RTX5080 |
メモリ | 64GB(16GB×4) DDR5-5600 |
SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 690,740円 |
公式サイト | 公式サイトで見てみる |
マイニングベースで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
シリーズ・ケース | 説明 |
---|---|
ゲーマーモデル![]() ![]() ![]() | ゲームに適した6~8コアのCPUを搭載。 |
クリエイターモデル![]() ![]() | クリエイターに適した8コア以上のCPUを搭載。 |
ストリーマーモデル![]() ![]() | ストリーマーに適した8コア以上のCPUを搭載。 |
マイニングベースのゲーミングPCの特徴は、ピラーレスケース×LEDだ。
黒・白・ピンクのピラーレスケースに加え、10基のLEDファンを搭載している。他BTOのピラーレスケースモデルより、派手さが増している。
ゲーミングモデル・クリエイターモデル・ストリーマーモデルの3種に分かれていて、それぞれに適した性能・仕様となっている。
ゲーマーモデル
ゲーマーモデルは、6~8コアのCPUを選べる。
AMDモデル | R7 5700X | R7 5700X3D | R7 7800X3D | R5 9600X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 397,600 | 438,800 | |||
RTX5070Ti | 358,400 | 399,840 | |||
RTX5070 | 258,720 | 276,420 | 334,880 | ||
RTX5060Ti | 192,640 | 253,120 | 235,800 | 294,560 | |
RTX4060 | 193,760 | 209,800 |
Intelモデル | i5-14400F | i7-14700F | U7 265F |
---|---|---|---|
RTX5080 | 402,080 | ||
RTX5070Ti | 338,240 | 362,880 | |
RTX5070 | 273,280 | 297,920 | |
RTX5060Ti | 198,800 | 232,960 | 257,600 |
RTX4060 | 175,980 |
クリエイターモデル
クリエイターモデルは8コア以上のCPUを選べる。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D |
---|---|---|---|
RTX5090 | 1,008,000 | ||
RTX5080 | 465,920 | 507,360 | 569,900 |
RTX5070Ti | 426,720 | 468,160 | 532,000 |
RTX5070 | 403,200 |
Intelモデル | U7 265K | U9 285K |
---|---|---|
RTX5090 | 968,800 | |
RTX5080 | 475,800 | 532,000 |
RTX5070Ti | 436,800 | 492,800 |
RTX5070 | 369,980 | 427,840 |
ストリーマーモデル
ストリーマーモデルは、8コア以上のCPUを選べる。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9800X3D | R9 9950X3D |
---|---|---|---|
RTX5090 | 955,360 | ||
RTX5080 | 413,280 | 454,720 | 518,560 |
RTX5070Ti | 374,080 | 415,520 | 479,360 |
RTX5070 | 349,800 |
Intelモデル | U7 265K | U9 285K |
---|---|---|
RTX5090 | 910,560 | |
RTX5080 | 417,760 | 473,760 |
RTX5070Ti | 378,560 | 434,560 |
RTX5070 | 313,600 | 369,600 |
ストームで選べるピラーレスケース採用のゲーミングPC
シリーズ・ケース | 説明 |
---|---|
鏡界シリーズ![]() | 最も基本的なシリーズ |
新界シリーズ![]() | 背面コネクタマザーボードにより、配線の見栄えが改善しているシリーズ |
幻界シリーズ![]() | 背面コネクタマザーボードにより、配線の見栄えが改善しているシリーズ。 MSIコラボモデル。ケースはMAG PANO M100R PZ / WHITE。 |
幻界LBシリーズ![]() | 幻界シリーズの黒ケース版。 MSIコラボモデル。ケースはMAG PANO M100R PZ / BLACK。 |
影界シリーズ![]() | 黒にこだわったシリーズ。 ケースはPhanteks NV5S。 |
流界シリーズ![]() | 曲面ガラスパネルにより、「高さ」に当たる辺に曲線を実現したモデル。 |
ストームはピラーレスケース専門と言えるほどのBTOであり、洗練されたピラーレスケースモデルを選ぶことができる。
ピラーレスケースは製造コストが高いため、ストームはコスパに優れたBTOではないが、独自性のあるゲーミングPCが手に入るという点で優秀だ。
›【ケース一覧付き】ストーム(STORM)の評判は?メリット・デメリットを徹底解説!
鏡界シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×440mm×455mm |
インターフェイス | ヘッドホンマイク USB3.0×2 USB3.1 Gen2 Type-C |
鏡界シリーズは、ストームの中で基本となるシリーズだ。内部配線のきれいさは上位シリーズに劣るが、価格面で優位性がある。
ピラーレスケースでさえあれば細かい見栄えは気にしないという人にぴったりのシリーズだ。
AMDモデル | R7 5700X | R7 7800X3D |
---|---|---|
RTX5070Ti | 349,800 | |
RTX5070 | 235,000 | |
RTX5060Ti | 209,800(16GB) 198,000(8GB) | |
RX9070 | 256,000 | |
RX7800XT | 219,800 | 259,800 |
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | i7-14700F | U5 225F | U7 265F | U7 265KF | U7 265K |
---|---|---|---|---|---|
RTX5070Ti | 359,800 | 389,800 | 399,800 | ||
RTX5070 | 289,800 | 329,800 | |||
RTX5060Ti | 239,800(16GB) 229,900(8GB) | ||||
RX7800XT | 249,800 | 259,800(即納) |
※2025年6月10日時点での情報
新界シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×440mm×455mm |
インターフェイス | ヘッドホンマイク USB3.0×2 USB3.1 Gen2 Type-C |
新界シリーズは、背面コネクタマザーボードを採用することで、PC内部の配線が見えなくなっているシリーズだ。
ピラーレスケースは内部が丸見えなので、配線が整っている新界シリーズは非常に見栄えが良い。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 389,800 | 429,800 | |
RTX5070 | 328,000 | 358,000 | |
RTX5060Ti | 279,800(16GB) 269,800(8GB) | ||
RX9070XT | 328,000 | 368,000 368,000(即納) | |
RX9070 | 319,800 | 349,800 | |
RX7800XT | 289,800 | 249,800 |
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 369,800 | 376,000 | |
RTX5070 | 299,800 | 305,000 | |
RTX5060Ti | 219,800(16GB) 209,800(8GB) | 269,800(16GB) 259,800(8GB) |
※2025年6月10日時点での情報
幻界シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 235mm×405mm×440mm |
インターフェイス | ヘッドホン マイク USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 |
幻界シリーズは、新界シリーズのMSIコラボ版だと思って良い。新界シリーズと同じく背面コネクタマザーボードを採用し、見栄えの良いピラーレスケースを実現している。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D | R9 9900X3D | R9 9950X3D |
---|---|---|---|---|---|
RTX5080 | 439,800 | 479,800 | 509,800 | 539,800 | |
RTX5070Ti | 389,800 | 429,800 | |||
RTX5070 | 328,000 | 358,000 | |||
RTX5060Ti | 279,800(16GB) 269,800(8GB) | ||||
RX9070XT | 328,000 | 368,000 | |||
RX9070 | 319,800 | 349,800 | |||
RX7800XT | 289,800 |
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | i5-14400F | i7-14700F | i7-14700KF |
---|---|---|---|
RTX5070Ti | 369,800 | 376,000 | |
RTX5070 | 299,800 | 305,000 | |
RTX5060Ti | 219,800(16GB) 209,800(8GB) | 269,800(16GB) 259,800(8GB) |
※2025年6月10日時点での情報
幻界LBシリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 235mm×405mm×440mm |
インターフェイス | ヘッドホン マイク USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×1 |
幻界LBシリーズは、幻界シリーズの黒色版だ。白色の幻界シリーズとは違い、ラインナップが限定的となっている。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D |
---|---|---|---|
RTX5080 | 369,800 | 405,000 | |
RTX5070Ti | 319,800 | ||
RTX5070 | 259,800 | ||
RX9070XT | 269,800 | ||
RX9060XT | 235,000(16GB) | ||
RX7800XT | 235,000 |
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | i5-14400F | i7-14700F |
---|---|---|
RTX5070Ti | 349,800 | |
RTX5070 | 279,800 | |
RTX5060Ti | 209,800(8GB) | 259,800(16GB) |
RTX4060Ti | 199,800 | |
RTX4060 | 185,000(即納) | |
RX9070XT | 289,800 279,800(即納) | |
RX7800XT | 249,800 |
※2025年6月10日時点での情報
影界シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 218mm×504mm×445mm |
インターフェイス | ヘッドホンマイク USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
影界シリーズは、黒にこだわったシリーズだ。Phanteks製のピラーレスケースを採用していて、全体として引き締まった印象を受ける。
影界シリーズ登場前のストームは白いピラーレスケースを中心に扱っていたが、影界シリーズの登場により、白と黒の両方がラインナップに上がった形となる。
AMDモデル | R7 7800X3D | R7 9700X | R7 9800X3D | R9 9950X3D |
---|---|---|---|---|
RTX5090 | 769,800 | 809,800 | ||
RTX5080 | 429,800 | 469,800 | 529,800 | |
RTX5070Ti | 379,800 | 419,800 | ||
RTX5070 | 318,000 | 348,000 | ||
RTX5060Ti | 269,800(16GB) 259,800(8GB) | |||
RTX4060Ti | 249,900 | |||
RTX4060 | 229,900 | |||
RX9070XT | 339,900 | 399,900 | ||
RX7800XT | 279,800 |
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | i7-14700KF | U5 225F | U7 265F | U7 265K | U9 285K |
---|---|---|---|---|---|
RTX5090 | 809,800 | ||||
RTX5080 | 439,800 | 489,800 | |||
RTX5070Ti | 399,800 | 405,000 | |||
RTX5070 | 329,800 | 329,800 | 335,000 | ||
RTX5060Ti | 259,800(16GB) 249,800(8GB) | 299,800(16GB) 289,800(8GB) |
※2025年6月10日時点での情報
流界シリーズ

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 238mm×502mm×483mm |
インターフェイス | ヘッドホンマイク USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
流界シリーズは、流れるような曲線を意識したケースを採用したシリーズだ。曲面ガラスケースを採用し、「高さ」に当たる4辺が角ばっているのではなく丸くなっている。
※2025年6月10日時点での情報
Intelモデル | U5 225F | U7 265F | U7 265K | U9 285K |
---|---|---|---|---|
RTX5080 | 439,800 | 489,800 | ||
RTX5070Ti | 399,800 | 405,000 | ||
RTX5070 | 329,800 | 335,000 | ||
RTX5060Ti | 259,800(16GB) 249,800(8GB) | 299,800(16GB) 289,800(8GB) |
※2025年6月10日時点での情報
BTOでピラーレスケースを選ぶメリット
BTOでピラーレスケースを選ぶメリットを紹介する。
究極の「魅せるPC」を実現できる
ピラーレスケース最大の特徴は、フロントから左サイドに繋がるガラスパネルが生み出す、遮るもののない視界だ。特にPC内部に、RGBで光るファンやメモリ、デザイン性の高いグラボ、こだわりの小物などを配置した際、「魅せるPC」が完成する。
ピラーレスケース採用のゲーミングPCはただの箱ではなく、インテリアとして機能するのだ。デスク周りの雰囲気に合わせて自分の好きな色でライティングを統一することで、他の誰とも違う、自分だけの空間を演出できる。
優れた視認性により、メンテナンス性が向上
ピラーレスケースは、ケースを開けなくても、PC内部の異常を確認しやすい。ファンが正常に回転しているか、ホコリの溜まり具合はどうかなどを目視で簡単に確認でき、トラブルの早期発見に繋がる。
パーツの交換や増設をする際も、優れた視認性は便利だ。例えばグラボの換装を計画する際、新しいグラボがケースに入るかどうかを直感的に確認しやすい。
プロの確実な組み立て・点検により、初心者でも安心
BTOはプロのスタッフが組み立てを行ってくれるため、見栄えの良いゲーミングPCに仕上がる。特にピラーレスケースは内部がよく見えるため、配線の美しさがPC全体の印象を大きく左右するため、BTOを利用するメリットが大きい。
ピラーレスケースに限った話ではないが、重量のある大型グラフィックボードの確実な固定など、扱いが難しいパーツに関してもBTOなら安心だ。ステイなどを用いて、輸送中でも破損しないようにしっかりと対策してくれる。
パーツ同士の相性確認から、組み立て、OSインストール、動作チェックまで、すべて行ってくれるのはBTOを利用する大きなメリットだ。初心者でも失敗のリスクが少なく、すぐに理想のゲーミングPCを手に入れられる。
BTOでピラーレスケースを選ぶデメリットを理解しよう
魅力的なピラーレスケースだが、購入前に知っておくべき注意点もある。
コスパに劣る可能性がある
ピラーレスケースは一般的なPCケースより製造コストがかかるため、価格が高くなる傾向にある。
ケースだけでなく、内部のパーツによっても価格が上がる。ピラーレスケースは内部が見える関係上、デザイン性に優れたパーツを採用していることが多い。ケース代だけでなくパーツ代も上がってしまうのだ。
希望のケースやパーツが選べない可能性がある
BTOは、効率的な在庫管理と組み立てラインの標準化のため、自社製のオリジナルPCケースを取り扱っている場合が多い。NZXTなどのパーツメーカー製のピラーレスケースを選べるBTOは非常に少数派だ。
性能に関してもBTO側の判断ですべて決定されるため、希望のCPUやグラフィックボードを搭載したピラーレスケースモデルがないこともある。
美観を保つには手間が必要
ガラス面は指紋や皮脂、ホコリが付着すると非常に目立つ。特に内部にホコリが溜まり、それがRGBライティングで照らされると、せっかくの美観が損なわれてしまう。
外側はマイクロファイバークロスなどで定期的に拭き、内部もエアダスターなどでホコリを吹き飛ばすといった、通常よりも頻度の高いメンテナンスが必要になる場合がある。ペットを飼っている環境では、特に毛の付着に注意が必要だ。
まとめ:最高のピラーレスケースを採用したゲーミングPCを見つけよう
この記事では、ピラーレスケースを採用したBTOゲーミングPCを紹介した。
ピラーレスケースを選べるBTO | 特徴 |
---|---|
SEVEN(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
ark(公式サイト) | ケースやパーツの幅広い選択肢が売り |
フロンティア(公式サイト) | 価格の安さが売り |
サイコム(公式サイト) | 品質の高さが売り |
マイニングベース(公式サイト) | ピラーレスケースと派手さが売り |
ストーム(公式サイト) | ピラーレスケースと配線の奇麗さが売り |
ピラーレスケースは価格などのデメリットがあるものの、得られる満足度で言えば非常に高いものになるはずだ。ゲーミングPCは高い買い物なので、コスパや実利だけでなく満足感も非常に重要だ。
ピラーレスケース採用のBTOゲーミングPCを手に入れ、自分だけのスタイリッシュなゲーム空間を実現しよう。