RTX5080は、2025年1月に販売開始された、RTX50シリーズのハイクラスに位置づけられるグラボだ。
この記事では、RTX5080搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていく。
ゲーミングPCにRTX5080を考えている人は必見だ。
RTX5080搭載のおすすめBTOゲーミングPCを紹介
RTX5080搭載のおすすめBTOゲーミングPCを、特徴ごとに分けて紹介する。
各BTOショップにはそれぞれ特徴があり、自分の特徴に合ったBTOショップを選ぶことで、損をしないゲーミングPC選びができるのだ。
価格を最重要視したい人におすすめ
構成 | |
---|---|
外観 | ![]() |
CPU | Ryzen7 9800X3D |
グラボ | RTX5080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 2TB |
価格(税込) | 354,800円 |
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フロンティアは常にセールを開催していて、いつでもゲーミングPCをお得に手に入れることができるBTOショップだ。
最高峰のゲーム性能を誇るRyzen7 9800X3Dを搭載していて、8コアなのでクリエイティブ用途にも向いている。
ゲーム、クリエイティブ問わず様々な用途に高度に対応できるモデルだ。
品質を最重要視したい人におすすめ
パーツ | AMD標準構成 | Intel標準構成1 | Intel標準構成2 |
---|---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() | ![]() |
CPU(変更可) | Ryzen7 9700X | Core Ultra7 265K | Core i7-14700K |
グラボ(要変更) | RTX5080 | RTX5080 | RTX5080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 16GB(8GB×2) DDR5-4800 |
SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD | 1TB M.2 SSD |
価格(税込) | 488,070円 | 490,390円 | 465,050円 |
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サイコムは最も品質に力を入れているBTOショップの1つと言えるほどに、高品質なパーツのみを採用している。
例えば、最強メーカーと言われるNoctuaの空冷クーラーを標準構成の時点で搭載していたり、グラボや電源のメーカーを選べたりする。
サイコムであれば、誰でも簡単に高品質なゲーミングPCを手に入れることができるのだ。
カスタマイズ性を最重要視したい人におすすめ
パーツ(全て変更可能) | AMD構成 | Intel構成 |
---|---|---|
外観 | ![]() | ![]() |
CPU | Ryzen9 9950X | Core Ultra9 285K |
グラボ | RTX5080 | RTX5080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
SSD | 2TB+2TB | 2TB |
価格(税込) | 538,780円 | 511,280円 |
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※基本的には、週替りセール対象モデルから選定
SEVENはカスタマイズ性に優れたBTOショップであり、ケースやCPUを含む全てのパーツを幅広い選択肢から変更できる。
価格重視の構成にするのも良し、デザイン性重視の構成にするのも良し、自分好みのゲーミングPCに仕上げることができるのだ。
RTX5080のゲーム性能をベンチマーク
CPUはRyzen7 5800X3D、メモリは32GB、画質は最高設定でのベンチマークとなる。
なお、記載されているフレームレートは目安であり、保証するものではない。
RTX5080のWQHDゲーミング性能
- 平均
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7








RTX5080はRTX4090に明確に劣るWQHDゲーミング性能だ。RTX30シリーズ→RTX40シリーズでの進化を覚えている人にとっては、物足りなく感じるだろう。
RTX5080の4Kゲーミング性能
- 平均
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7





CPUボトルネックが起きていることに注意。



WQHDの場合と同じように、4KでもRTX5080はRTX4090に明確に劣っている。
RTX5080の4Kゲーミング性能(マルチフレーム生成)
- 1
- 2
- 3



RTX50シリーズのみで使えるマルチフレーム生成の威力は絶大だ(RTX4090はフレーム生成)。4Kとは思えないフレームレートを叩き出している。
注目したいのはHogwarts Legacyだ。通常の時はCPUボトルネックが起きていたが、マルチフレーム生成利用時は起きていない。マルチフレーム生成はグラボのみで処理を行うため、CPUの影響を受けないからだ。
マルチフレーム生成は対応済みのゲームでしか使えないが、強力な機能であることは間違いない。
RTX5080の価格とコストパフォーマンス
- 価格
- コスパ(WQHD)
- コスパ(4K)



RTX5080はRTX5070Tiより約5万円高い。上位のグラボほど低コスパなので、RTX5080のほうが低コスパなのは当たり前だが、差はやや小さい。WQHDでのコスパより4Kでのコスパのほうが差(割合)が縮まっているので、RTX5080はRTX5070Tiより4Kゲーミングに適していると言える。
RTX5080の消費電力とワットパフォーマンス
- 消費電力(WQHD)
- ワッパ(WQHD)
- 消費電力(4K)
- ワッパ(4K)




RTX5080はRTX4090より電力効率が良く、消費電力が少ない。RTX5080とRTX5070Tiのワットパフォーマンスは同等だ。
まとめ:RTX5080は4Kゲーミング向けのグラボ
この記事では、RTX5080搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていった。
- RTX5080は4Kゲーミングに適したグラボ
- RTX5080はRTX4090未満の性能であり、下剋上ならず
- RTX5070Tiと比べるとコスパの差が小さく、RTX5080は4K向けのグラボだとわかる
コスパを見るに、RTX5070Tiは4Kゲーミングの適性が高いとは言えない。4KゲーミングならRTX5080を選ぶ価値が高い。