RTX5080は、2025年1月に販売開始された、RTX50シリーズのハイクラスに位置づけられるグラボだ。
この記事では、RTX5080搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていく。
ゲーミングPCにRTX5080を考えている人は必見だ。
RTX5080搭載のBTOゲーミングPCを紹介
SEVENで選べるRTX5080搭載ゲーミングPC
SEVENはカスタマイズ幅が売りのBTOだ。パーツを幅広い選択肢から選ぶことができる。パーツには画像と説明が記載されているため、選ぶ際の役に立つ。
SEVENは無難なデザインのケースだけでなく、奇抜なデザインも扱っているという特徴もある。
パーツやケースにこだわりたい人とSEVENは相性が良く、おすすめできるBTOだ。
›SEVENの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec P20C採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×490mm×469mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec P20Cが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
ASUS ROG Hyperion GR701 White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 268mm×639mm×659mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×2 USB3.2 Gen1 ×4 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×2 2.5インチベイ ×5 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm×3 or 140mm ×3 背面:120mm×1 or 140mm×1 |
ASUS ROG Hyperion GR701 Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | R9 9900X | RTX5080 | 32GB | 2TB+2TB | 543,180円 |
be quiet! SILENT BASE 802 Black採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 281mm×553mm×539mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウ ×3 2.5インチ ×7 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 前面:120mm×1 or 140mm×1 |
be quiet! SILENT BASE 802 Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5080 | 64GB | 2TB | 626,780円 |
Cooler Master COSMOS C700M採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 306mm×651mm×650mm |
前面インターフェイス | USB3.1 Type-C ×1 USB3.0 Type-A ×4 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 5.25インチ ×1 2.5/3.5インチ共用 ×4 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm×3 前面:140/120mm×3 背面:140/120mm×1 底面:140/120mm×2 |
Cooler Master COSMOS C700Mが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5080 | 128GB | 2TB+2TB | 692,780円 |
公式サイト | R9 9950X | RTX5080 | 128GB | 2TB+2TB | 681,780円 |
Fractal Design Pop XL Air RGB TG採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×520mm×522mm |
前面インターフェイス | マイク ×1 ヘッドホン ×1 USB3.0 ×2 |
ドライブベイ | 2.5インチ ×2 3.5/2.5インチ共用 ×3 5.25インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm ×2 前面:140mm×2 or 120mm ×3 背面:140/120mm ×1 |
Fractal Design Pop XL Air RGB TGが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | i7-14700KF | RTX5080 | 32GB | 2TB+2TB | 505,780円 |
公式サイト | R7 9800X3D | RTX5080 | 64GB | 2TB | 494,780円 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×471mm×478mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm×3 or 140mm ×3 底面:120mm×3 or 140mm ×3 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5080 | 64GB | 2TB | 577,280円 |
arkで選べるRTX5080搭載ゲーミングPC
arkはカスタマイズ幅が売りのBTOだ。パーツを幅広い選択肢から選ぶことができる。パーツには画像と説明が記載されているため、選ぶ際の役に立つ。
arkは選べるケースの種類が多いという特徴もある。ケースやパーツにこだわりたいなら、arkはおすすめできるBTOだ。
›arkの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 303mm×476mm×464mm |
前面インターフェイス | Type-C 10Gbps ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 or 160mm×2 背面:120mm×1 or 140mm×1 側面:120mm ×3 or 140mm ×2 底面:120mm×3 or 140mm×3 or 160mm×2 |
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
Antec AX90採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 210mm×486mm×473mm |
前面インターフェイス | USB3.0 ×1 USB2.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×1 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×1 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm ×2 |
Antec AX90が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
Antec P20C ARGB採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×490mm×469mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec P20C ARGBが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
ASUS A21 Black/White採用PC
- 黒
- 白


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×430mm×465mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドホン ×1 マイク ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×2 2.5インチ ×1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm×1 |
ASUS A21 Black/Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
Fractal Design Torrent Compact White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 222mm×467mm×450mm |
前面インターフェイス | マイク ×1 ヘッドホン ×1 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
ドライブベイ | 2.5インチ ×3 3.5/2.5インチ共用 ×1 |
搭載可能ファン | 前面:180/140mm×2 or 120mm ×3 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 or 120mm ×3 |
Fractal Design Torrent Compact White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
Fractal Design North Chalk White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 215mm×469mm×447mm |
前面インターフェイス | マイク ×1 ヘッドホン ×1 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
ドライブベイ | 2.5インチ ×2 3.5/2.5インチ共用 ×2 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm ×2 前面:140mm×2 or 120mm ×3 背面:120mm ×1 側面:140/120mm ×2 |
Fractal Design North Chalk White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW BLACK/WHITE採用PC
- 黒
- 白


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 235mm×510mm×505mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen1 Type-A ×2 USB3.2 Gen2×2 Type-C ×1 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 2.5/3.5インチ共用 ×2 2.5インチ ×6 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×2 前面:120mm×3 背面:120mm×1 |
MSI MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW BLACK/WHITEが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
NZXT H7 Flow RGB(2024) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 244mm×544mm×468mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:120mm ×3 or 140mm ×3 背面:120mm ×1 or 140mm ×1 底面:120mm ×3 |
NZXT H7 Flow RGB(2024) White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
NZXT H6 Flow RGB White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 287mm×435mm×415mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 |
NZXT H6 Flow RGB White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
NZXT H5 Flow RGB(2024) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 225mm×465mm×430mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×1+1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×2 or 140mm ×2 前面:120mm ×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:120mm ×2 |
NZXT H5 Flow RGB(2024) White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
RTX5080のゲーム性能をベンチマーク
CPUはRyzen7 5800X3D、メモリは32GB、画質は最高設定でのベンチマークとなる。
なお、記載されているフレームレートは目安であり、保証するものではない。
RTX5080のWQHDゲーミング性能
- 平均
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7








RTX5080はRTX4090に明確に劣るWQHDゲーミング性能だ。RTX30シリーズ→RTX40シリーズでの進化を覚えている人にとっては、物足りなく感じるだろう。
RTX5080の4Kゲーミング性能
- 平均
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7





CPUボトルネックが起きていることに注意。



WQHDの場合と同じように、4KでもRTX5080はRTX4090に明確に劣っている。
RTX5080の4Kゲーミング性能(マルチフレーム生成)
- 1
- 2
- 3



RTX50シリーズのみで使えるマルチフレーム生成の威力は絶大だ(RTX4090はフレーム生成)。4Kとは思えないフレームレートを叩き出している。
注目したいのはHogwarts Legacyだ。通常の時はCPUボトルネックが起きていたが、マルチフレーム生成利用時は起きていない。マルチフレーム生成はグラボのみで処理を行うため、CPUの影響を受けないからだ。
マルチフレーム生成は対応済みのゲームでしか使えないが、強力な機能であることは間違いない。
RTX5080の価格とコストパフォーマンス
- 価格
- コスパ(WQHD)
- コスパ(4K)



RTX5080はRTX5070Tiより約5万円高い。上位のグラボほど低コスパなので、RTX5080のほうが低コスパなのは当たり前だが、差はやや小さい。WQHDでのコスパより4Kでのコスパのほうが差(割合)が縮まっているので、RTX5080はRTX5070Tiより4Kゲーミングに適していると言える。
RTX5080の消費電力とワットパフォーマンス
- 消費電力(WQHD)
- ワッパ(WQHD)
- 消費電力(4K)
- ワッパ(4K)




RTX5080はRTX4090より電力効率が良く、消費電力が少ない。RTX5080とRTX5070Tiのワットパフォーマンスは同等だ。
まとめ:RTX5080は4Kゲーミング向けのグラボ
この記事では、RTX5080搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていった。
- RTX5080は4Kゲーミングに適したグラボ
- RTX5080はRTX4090未満の性能であり、下剋上ならず
- RTX5070Tiと比べるとコスパの差が小さく、RTX5080は4K向けのグラボだとわかる
コスパを見るに、RTX5070Tiは4Kゲーミングの適性が高いとは言えない。4KゲーミングならRTX5080を選ぶ価値が高い。