RTX5090は、2025年3月に発売された、RTX50シリーズにおけるハイエンドグラボだ。ほとんどのユーザーには関係のないグラボだが、ゲーミングPCへのこだわりが強い人にとっては候補になるだろう。
この記事では、RTX5090搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていく。
RTX5090を検討している人は必見だ。
RTX5090搭載のBTOゲーミングPCを紹介
SEVENで選べるRTX5090搭載ゲーミングPC
SEVENはカスタマイズ幅が売りのBTOで、パーツを広い選択肢から選ぶことができる。各パーツには画像と説明が記載されていて、選ぶ際に便利だ。
SEVENは、無難なデザインのケースだけでなく、奇抜なデザインも扱っているという特徴もある。
ケースやパーツにこだわりたい人であれば、SEVENはおすすめのBTOだ。
›SEVENの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec P20C採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×490mm×469mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec P20Cが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
ASUS ROG Hyperion GR701 White採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 268mm×639mm×659mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×2 USB3.2 Gen1 ×4 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用ベイ ×2 2.5インチベイ ×5 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm×3 or 140mm ×3 背面:120mm×1 or 140mm×1 |
ASUS ROG Hyperion GR701 Whiteが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 128GB | 2TB+2TB | 1,295,580円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+4TB | 1,291,180円 |
Cooler Master MasterBox CM694 (TG)採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 224mm×506mm×493mm |
前面インターフェイス | USB3.1 Type-C ×1 USB3.0 ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 5.25インチ ×2 2.5/3.5インチ共用 ×6 2.5インチ ×8 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×2 前面:120mm×3 or 140mm×2 背面:120mm×1 |
Cooler Master MasterBox CM694 (TG)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | i7-14700KF | RTX5090 | 64GB | 2TB | 988,680円 |
Cooler Master HAF 700 EVO (特別仕様)採用PC
- 通常
- 特別


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 291mm×626mm×666mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 ×4 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 2.5/3.5インチ共用 ×12 |
搭載可能ファン | 上面:200mm×2 or 140mm×3 or 120mm×6 前面:200mm×2 or 140mm×3 背面:120mm×2 側面:140mm×3 or 120mm×4 底面:120/140mm×3 |
Cooler Master HAF 700 EVO (特別仕様)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,154,780円 |
Cooler Master COSMOS C700M採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 306mm×651mm×650mm |
前面インターフェイス | USB3.1 Type-C ×1 USB3.0 Type-A ×4 マイク ×1 ヘッドホン ×1 |
ドライブベイ | 5.25インチ ×1 2.5/3.5インチ共用 ×4 |
搭載可能ファン | 上面:140/120mm×3 前面:140/120mm×3 背面:140/120mm×1 底面:140/120mm×2 |
Cooler Master COSMOS C700Mが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
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公式サイト | U9 285 | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,138,280円 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×471mm×478mm |
前面インターフェイス | USB Type-C ×1 USB3.0 ×2 オーディオ ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm×3 背面:120mm×1 側面:120mm×3 or 140mm ×3 底面:120mm×3 or 140mm ×3 |
Lian Li O11D EVO RGB Black (特別仕様)が標準構成になっているモデルの一例を紹介。
公式サイト | CPU | グラボ | メモリ | SSD | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | U9 285K | RTX5090 | 128GB | 2TB+2TB | 1,204,280円 |
公式サイト | R9 9950X3D | RTX5090 | 64GB | 2TB+2TB | 1,119,580円 |
NZXT H9 Elite White採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 290mm×495mm×466mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 側面:120mm ×3 底面:120mm ×3 or 140mm ×2 |
NZXT H9 Elite Whiteが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
arkで選べるRTX5090搭載ゲーミングPC
SEVENはカスタマイズ幅が売りのBTOで、パーツを広い選択肢から選ぶことができる。各パーツには画像と説明が記載されていて、選ぶ際に便利だ。
arkは、選べるケースの数が多い。特にカラーバリエーションがあるケースにおいて、すべてのカラーが用意されている傾向にある。
ケースやパーツにこだわりたい人はarkとの相性が良く、おすすめのBTOだ。
›arkの評判や独自の特徴、採用ケース&ゲーミングPC一覧を紹介
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 303mm×476mm×464mm |
前面インターフェイス | Type-C 10Gbps ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチシャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×4 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 or 160mm×2 背面:120mm×1 or 140mm×1 側面:120mm ×3 or 140mm ×2 底面:120mm×3 or 140mm×3 or 160mm×2 |
Antec Constellation C8 (ARGB) White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
Antec P20C ARGB採用PC

仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 220mm×490mm×469mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec P20C ARGBが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
Antec Performance 1 FT採用PC

仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 230mm×522mm×522mm |
前面インターフェイス | Type-C ×1 USB3.0 ×2 Audio ×1 |
ドライブベイ | 3.5/2.5インチ共用シャドウベイ ×2 2.5インチシャドウベイ ×3 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:140mm ×3 or 120mm×3 背面:120mm×1 |
Antec Performance 1 FTが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
Fractal Design Torrent Compact White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 222mm×467mm×450mm |
前面インターフェイス | マイク ×1 ヘッドホン ×1 USB3.1 Gen2 Type-C ×1 USB3.0 ×2 |
ドライブベイ | 2.5インチ ×3 3.5/2.5インチ共用 ×1 |
搭載可能ファン | 前面:180/140mm×2 or 120mm ×3 背面:120mm ×1 底面:140mm ×2 or 120mm ×3 |
Fractal Design Torrent Compact White/Blackが標準構成になっているモデルの一例を紹介する。
NZXT H9 Flow RGB+ 2025 WHITE/BLACK採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 315mm×506mm×481mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2×2 Type-C ×1 USB3.2 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×4+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×3 前面:120mm ×3 or 140mm ×3 背面:120mm ×1 底面:120mm ×3 or 140mm ×3 |
NZXT H9 Flow RGB+ 2025 WHITE/BLACKが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
NZXT H7 Flow RGB(2024) White/Black採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
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大きさ (幅×高さ×奥行き) | 244mm×544mm×468mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2 Type-C ×1 USB3.2 Gen1 Type-A ×2 ヘッドセット ×1 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×2 2.5インチ ×2+2 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×3 or 140mm ×2 前面:120mm ×3 or 140mm ×3 背面:120mm ×1 or 140mm ×1 底面:120mm ×3 |
NZXT H7 Flow RGB(2024) White/Blackが基本構成になっているモデルの一例を紹介する。
NZXT H3 Flow WHITE/BLACK採用PC
- 白
- 黒


仕様 | |
---|---|
大きさ (幅×高さ×奥行き) | 225mm×400mm×389mm |
前面インターフェイス | USB3.2 Gen2×2 Type-C ×1 USB3.2 Type-A ×2 |
ドライブベイ | 3.5インチ ×1 2.5インチ ×1+1 |
搭載可能ファン | 上面:120mm×2 or 140mm ×2 前面:120mm ×2 or 140mm ×2 背面:120mm ×1 底面:120mm ×2 |
NZXT H3 Flow WHITE/BLACKが標準構成になっているモデルの一例を紹介。
RTX5090のゲーム性能をベンチマーク
CPUはRyzen7 7800X3D、メモリは32GB、画質設定は最高設定でのベンチマークとなる。なお、記載しているフレームレートは目安であり、保証するものではない。
RTX5090をWQHD以下で使う意味はないため、4Kでのみベンチマークを行った。
- 平均
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7








RTX5090は、RTX5080の1.5倍弱のフレームレートを出している。RTX5080も4Kゲーミングに適したグラボなのだが、それでもRTX5090は大幅に高いパフォーマンスだ。
RTX5090は明確に最強性能を持つグラボと言って良いだろう。
RTX5090の価格とコストパフォーマンス
- 価格
- コスパ


RTX5090の価格はRTX5080の約2倍だ。実際のゲーム性能は2倍ではなく1.5倍ほどだったので、RTX5090のコスパはRTX5080より悪い。
高性能なグラボほどコスパが悪いのは当たり前であり、RTX5090を検討するような人でコスパを気にする人はいないだろう。
RTX5090の消費電力とワットパフォーマンス
- 消費電力
- ワッパ


RTX5090の消費電力は非常に多く、平均で約500Wだ。ゲームによっては550Wほどになる。
RTX5090とRTX5080の消費電力の差はゲーム性能の差と似ているが、ワットパフォーマンスではRTX5080がやや勝っている。
RTX5090は最強性能のグラボだ
この記事では、RTX5090搭載のBTOゲーミングPCを紹介し、おまけ程度にゲーム性能も見ていった。
- RTX5090は4Kゲーミングに適したグラボ
- RTX5080と比べても約1.5倍のゲーム性能
- コスパやワッパはRTX5080に劣る
RTX5090は、お金のことを一切気にせず、性能だけを追い求める人向けの最強グラボだ。最強以外に言うことがない。