【1TB?2TB?】ゲーミングPC用SSDのおすすめ容量と選ぶ際のポイントを解説

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ゲーミングPCのSSDは、どれほどの容量が必要なのかのイメージがつきにくい。

そこでこの記事では、ゲーミングPC用SSDのおすすめ容量を解説している。

SSDを選ぶ際のポイントなども紹介しているので、ぜひ最後まで見ていってほしい。

SSDとは?なぜゲーミングPCに必須なのか

BTOショップのゲーミングPCには、必ずSSDが搭載されているほど、SSDは必須のパーツとなっている。SSDはなぜ必須で、何が優れているのだろうか。

SSDはHDDと比べて圧倒的に高速

いまだにHDDをメインストレージにしている人はいないと思うが、SSDはHDDより圧倒的に高速だ。

SSDにデータを入れることで、OSの起動時間、ゲームの起動時間やロード時間が短くなり、ストレスなくゲーミングPCを扱うことができる。

SSDはHDDより壊れにくく、静音性にも優れている

HDDはレコードのような構造になっていて、物理的に動作するパーツが含まれている。そのため、振動や衝撃に弱く、動作音もする。

一方でSSDは物理的な構造を持っていないため、衝撃に強く、動作音もしない。PCゲームではゲーム音が大事になることが多いため、静音性は非常に重要だ。

【人気ゲームタイトルから見る】ゲーミングPC用SSDのおすすめ容量

2026年2月22日時点での、Steamにおける売り上げ上位10タイトルと、Epic Games Storeにおける基本プレイ無料ゲーム上位5タイトルを集め、それぞれの容量を出した。

ゲームタイトル容量
Counter Strike 285GB
Apex Legends75GB
ドラゴンクエストⅦ Reimagined15GB
仁王3125GB
パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語2GB
モンスターハンターワイルズ75GB
Street Fighter 660GB
遊戯王 Master Duel128GB
オーバーウォッチ50GB
鳴潮60GB
フォートナイト100GB
ロケットリーグ20GB
原神150GB
アークナイツ:エンドフィールド50GB(+40GB)
崩壊:スターレイル100GB

基本的に50GBを超えるゲームが多く、100GB以上のゲームも珍しくない。

新しいゲームほどグラフィックや内容が充実しているため、容量も多い傾向にある。しかし古いゲームでも度重なるアップデートによって、必要容量がどんどん増えていくのだ。

Windows11のシステム容量が30GB以上あるのも忘れてはならない。

さらにSSDの容量いっぱいまでデータを入れると、動作が遅くなる。数十GB~10%くらいは余裕を持たせておくべきだ。

500GB:最低ライン

例えば原神と崩壊:スターレイルを入れようものなら、それだけで250GBとなる。よって256GBのSSDは容量不足であり、最低でも500GB(512GB)のSSDが必要だ。

BTOショップのゲーミングPCは、最低でも500GBのSSDを搭載している。ゲームを数個しかプレイしない予定であれば500GBで十分だが、あまりおすすめはしない。

1TB:ほとんどの人に必要十分でおすすめ

1TBのSSDはほとんどの人におすすめの容量だ。

100GBのゲームでも8本ほどは入れられるし、価格もそれほど高くない。定期的にプレイし続けるタイプのゲームが1~2本と、エンディングのあるタイプのゲームをプレイするくらいであれば、1TBで十分に事足りる。

BTOショップのゲーミングPCには1TBのSSDが搭載されていることが多いというのも加味して、かなりおすすめの容量だ。

2TB:予算に余裕がある場合

ヘビーゲーマーで、予算に余裕があるなら、2TBのSSDを選ぶと良い。

100GBのゲームでも20本弱いれることができる。eスポーツ系や基本無料ゲームなど、定期的にプレイし続けるタイプのゲームを大量にプレイする人におすすめだ。

ただしほとんどの人は1TBも使い切れないことが多いため、特にPC初心者にはあまりおすすめしない。

4TB以上:クリエイター向け

動画ファイルなどのデータを大量に扱う人であれば、4TB以上のSSDをおすすめする。

かなり限定的であり、PC初心者には不要と言って良い。

SSDを選ぶ際のポイントを紹介

  • M.2 NVMe SSDを選ぶ
  • Gen5ではなくGen4を選ぶ
  • 読み込み速度・書き込み速度は気にしなくて良い
  • マザーボードとの互換性を確認する

M.2 NVMe SSDを選ぶ

SSDにはM.2 NVMe SSDと、SATA SSDの2種類がある。

M.2 NVMeはSATAより高速だが、OSの起動時間やゲームのロード時間は数秒程度しか変わらない。

しかしM.2 NVMe SSDとSATA SSDの価格差は非常に小さく、SATAの方が高額なことすらある。

今更SATA SSDを選ぶ意味はない。M.2 NVMe SSDを選ぼう。

Gen5ではなくGen4を選ぶ

M.2 NVMeには世代があり、現在の最新はGen5だ。しかしほとんどの人はGen4で問題ない。

Gen5のSSDはGen4より高価だし、マザーボードもGen5対応の高価なものを選ぶ必要がある。にもかかわらず、性能差を体感するのは難しいことが多いからだ。

ゲーマーはGen4で問題ない

以下のグラフは、ゲームのロード時間を計測したものだ。(メモリ:Kingston FURY Renegade)

ゲームであれば、Gen5の性能を活かしきることができないケースが多い。Gen4で十分だ。

クリエイターならGen5も視野に入る

以下のグラフは、500GBのデータ転送にかかった時間を計測したものだ。(メモリ:Kingston FURY Renegade)

明らかにGen5はGen4よりはやい。

他にも、動画編集ソフトで4K動画を読み込むときなどにGen5の速さを体感できる。大容量のデータを扱うクリエイターであれば、Gen5の恩恵を受けられる。

読み込み速度・書き込み速度は気にしなくて良い

ゲーマーであれば、SSDの読み込み速度を気にする必要はない。

大容量のデータを扱うクリエイターであれば、読み込み速度がはやいほど良い。以下のグラフは、500GBのデータ転送にかかった時間を計測したものだ。(メモリ:Kingston FURY Renegade, Crucial P510)

書き込み速度のはやいKingstonが有意に勝っている。作業効率を良くするために、クリエイターは速度のはやいSSDを選ぼう。

マザーボードとの互換性を確認する

自分でSSDを増設・換装する際は、マザーボードとの互換性を確認する必要がある。マザーボードがGen4までしかサポートしていない場合、Gen5のSSDを使う意味がないからだ。

増設してSSD(ストレージ)を2つ使用するという選択肢もある

基本的にSSDは1つで事足りる。しかし容量不足に陥った際は、ストレージを増設することで解決できるのだ。

SSD+SSDのデュアルストレージ

SSD1つでは容量不足になったヘビーゲーマーであれば、2つ目のSSD増設をおすすめする。ゲーム用途であれば、SSDしかあり得ない。

SSD+HDDのデュアルストレージ

大量の動画ファイルを扱うようなクリエイターであれば、HDDの使用をおすすめする。

HDDはSSDより速度がはるかに遅いため、OSやゲームを入れるのには向いていない。しかし一方で、大容量で安価という特徴があるため、データの倉庫としては役に立つのだ。

外付けSSDを利用する

PCに内蔵するタイプのSSDではなく、USB接続で外付けできるSSDも存在する。内部への増設ができないゲーミングノートを利用している人におすすめだ。

ただし外付けSSDはUSB接続の関係上、速度の遅い製品が多く、ゲーム用途には向いていない。そもそも当サイトではゲーミングノートをおすすめしていないため、外付けSSDの出番はないと思って良い。

定番でおすすめのSSDメーカー

  • Micron(Crucial)
  • Western Digital
  • Samsung

BTOショップを利用するときも、自作するときも、この3つのメーカーから選べば間違いないと言えるレベルだ。

Micron(Crucial)

自作erなら親の顔より見たメーカーだろう。SSDやメモリにおいて、定番中の定番メーカーだ。

BTOでも広く扱われているので、迷ったらCrucialで良い。

ちなみにCrucialはブランド名で、メーカー名はMicronだ。

Western Digital

HDD製造のメーカーとしても有名だが、SANDISKを買収してからは、SSDメーカーとしても非常に定番となった。

BTOショップなどでは「WD」と表記されていることもある。

Samsung

Samsungは韓国の世界的大企業で、特にAndroid Galaxyは非常に有名だ。

半導体分野でも優れているが、若干高級路線の傾向が強く、こだわり派向きと言える。

ゲーミングPC用SSDに関するよくある質問

  • あえてSSDを2つ搭載する意味はあるのか?
  • SSDは1TBでは足りないと聞いたことがあるけど、本当に1TBで良いのか?

あえてSSDを2つ搭載する意味はあるのか?

PC初心者であれば、意味はないと考えて良い。

容量不足による増設以外でSSDを2つ搭載するのは、データを保護するためだからだ。

1本目にOSなどの必須級ソフトを、2本目に動画ファイルなどのデータを入れておけば、OSが不具合を起こしたとしても、2本目に入っているデータは守られる。

しかし多くの人は、消えると困るようなデータを扱うことはないため、あえてSSDを2本搭載する意味は薄いと言える。(ゲームのデータはPC上ではなく、クラウド上にあることが多い)

SSDは1TBでは足りないと聞いたことがあるけど、本当に1TBで良いのか?

この記事では1TBをおすすめしたが、正直な話、完全に人によるとしか言えない。絶対に2TB必要だという人もいれば、1TBで十分すぎるという人もいて、どちらも正解なのだ。

ヒントとしては、自分のプレイスタイルをよく考えよう。

1つのゲームを完全にやり切ってから新作に取り組むプレイスタイルの場合は、1TBで十分だ。一方でeスポーツ系などの、定期的にプレイし続けるゲームを同時並行で大量にプレイする場合は、2TBの方が良いだろう。

SSDの容量問題に関しては、本当に人によるとしか言えないのだ。

まとめ:ゲーミングPC用SSDは1TBで問題ない

この記事では、ゲーミングPC用SSDのおすすめ容量を紹介し、SSDを選ぶ際のポイントも解説した。

ゲーミングPCに搭載するSSDは1TBがおすすめではあるが、ゲームのプレイスタイルによって2TB以上が望ましいこともある。

1TBを基準にして、自分のプレイスタイルによって調整する必要があるというのが、この記事の結論だ。

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